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水はあっという間に部屋を浸食していく。
みるみる水かさが増えていく。
「くっ…!」
呆然とする間もなく、私は最大の危機に気がついた。
隠し扉は、回転扉式だったのだ。
一瞬にして水圧で扉は重くなり、その一瞬後には私が押す力と拮抗するようになった。
「どうすれば…このままじゃ…!」
必死になって身体ごとぶつかるように扉を押し続けたが、少しだけ押開けたスキマが段々と閉まっていく。
水はどんどん流れ込み、扉はどんどん重くなり―――
ついに二人が出逢うときが!?
わくわくどきどき!
でも幽チームの旅人が怖すぎて、下手したらましゅチームの旅人が殺されるんじゃないかという恐怖が(
■
これまでか、と思われた、その時――…
びくともしなかった、あの、赤い扉が、開いた。
開かれた扉から溜まっていた水が溢れ出し、
その勢いに自分も少し流されてしまう。
少し水を飲んでしまったらしい。咳き込みながら顔を上げると、
そこには一人の旅人のような風貌をした人物がいた。
おお、出逢いましたね。
幽さんチームの旅人さんは、ましゅさんチームの旅人さんに向かって発砲する流れですよね、これ。
幽さんチームの旅人は拳銃が大好きなので。
●
扉には
『この扉を開くとたらいが落ちます。』
と書かれた紙が貼ってあった。
ならば開けるときに頭上を注意すればいいのだろう。ふふん。
そんなことを考えながら、少し重い扉に手を掛けると
勢いよく扉が開き、室内から大量の水が溢れ出る。
「うわっ」
やられた。
タライというのはミスリードだったらしい。
流されそうになりながらも、なんとか扉にしがみ付いてやり過ごした。
そしてあらかた水が引いた…と思ったとき、足元にびしょ濡れのストレンジャー…が?
「お前は何者だ…ここで何をしている?」
この孤児院に入って以来、人に出会うと碌なことがなかったため、懐の拳銃にそっと手を忍ばせながら問うた。
そだねーw
まぁエピになればこれ見るんだろうけど。
・・・ところで素朴な疑問なんだけど、ましゅ側にいる男の子ってあれ双子の片割れでホントに合ってるのかな?w
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