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[時間が惜しかった。
「無茶をするな」と声が届いたが、他に罠がないことは一度通った折に確認している。
少々手荒な手を使ったが。その先に少女の姿を確認する。
感謝の言葉を述べる少女に何でもないというように頭を振って。それよりも。]
シンデレラが古吸血鬼に攫われた。恐らくはもう――
[それ以上は言わずとも分かるだろう。]
― 地下二階 ―
[パンドラを刺した短剣はまた紅く色付いている。
しかし、先にナバールを刺してからの色の方が美しいと思った。]
ナバールさんの、目。とても綺麗でしたね。
勿体無いことをしました……本当に。
[あの時>>63、彼の瞳に浮かんだ色を思い出して喉を鳴らす。
驚きと、怒り。あの視線を思い出すだけでも心地好い。
もう少し、変化していく彼>>67>>68を見ていたかった。
吸血鬼に変われば、彼は何と言っただろうか。]
私を罵るか、あるいは感謝するか。
簡単に悲観するようにも思えませんでしたしね。
[想像するだけで、笑みが込み上げてくる。]
ジョセフは、学者 カーク を能力(占う)の対象に選びました。
…ジェフ。
信じてもらえない人と、一緒にいたいと思うのかしら?
もういいわ。一人で行くわ。
幸運を。
[涙をこぼしてジェフに背を向き、一人で歩いていった。
ジェフの目は、今までアシュレイを化け物と見てきた瞳と同じで悲しくなった。
これだけはとても本心だった*]
/*
メモの履歴を見ようとしたらねー
ジェフの
E:ロバwithカップルの荷物
が目に飛び込んできてねー
□バカップルの荷物
って空目してねー
これで3回目なんだけどねー。
毎回驚くの!ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
[シェリーの表情が少し明るくなる。
和らいだ顔はさきほどよりずっと若く感じられた。]
先 ── あ、待ってください。
[出発を促され、動くとかすかに液体の音がするシェリーの大荷物を一瞥する。]
我々は一度、大広間に戻るつもりです。
もし、一緒においででしたら心強いかと思いますが──
[女の身、警告はこれまで散々受けた上で来ているのだろうと、誘うのみに留めた。
シェリーの「大切な人」に関わることならば無理強いはできない。]
考えておいてください。
[言いおいて、リアンの方へ歩いて行く。]
リアン、傷の手当をしましょう… ああ、薬は塗ったのですね。
[とりあえずは大事なさそうだと思いながら、リアンの目の届かなそうな場所を診ておく。
その間に、忠興がこれまでの情報をふたりに伝えてくれていた。]
モ「バトルが面白いねー」
リ「シンデレラさんとフルムセートさん、張り切ってるわね」
モ「面白すぎてエルク動かしてる場合じゃないってー」
リ「いいから動け!」
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