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[鞘走る紅の刀身が薄闇に舞う。風を断つ。
罠の解除を試みるのではなく、檻を破壊してのけた忠興のやりように驚くも、]
そうですね、元に戻しては、また誰かが罠にかかるかもしれませんから。
──あなたらしいです。
[指を唇にあてて、くすりと笑う。]
[どんどん杭を片付けていく杭に感心しきり。ひそひそ話で近くにいる華奢な「恋人」に声をかける]
ねえねえ、あの人、凄いわね。しっかり守ってもらいなさいよ?
…私は、それは叶わないから。
[一瞬、「亡き」夫に思いを巡らせ、表情を曇らせる。]
そう。残念ね。
伊達とはここに来る前に、別れたわ。
始祖の幻影と戦う前ね。
始祖以外にも、吸血鬼がいるから気をつけろといっていたわ。
[ジェフの前で、アシュレイは淡々と話している]
お願いがあるのだけれど…
しばらく一緒にいてくれないかしら?
一人だとやはり心細いわ。
[男の警戒を解くように、そっと寄り添って弱弱しくいった]
/*
被吸血ロールと被処刑ロールを両方やるとか無理とか思ってたけど、
アシュレイはまだ血人だった(てへ
じゃあなんとか両正面作戦できるかな…早めにいなくなってくれれば [ネンパを送った]
[女性ふたりがどんな反応であろうとも、忠興の妙技を見たアルベルトは機嫌がいい。
銀髪の女性に話しかけられ、その言葉にしかりと頷く。]
ご挨拶が遅れました。
モナステリー修練士と申します。
あなたがここにいて知らせてくださったおかげで、リアンを救出することができました、感謝します。
あなたは…大切な方をなくされたのですね──
[彼女の口調から、それは永訣と察せられたから、わずかに声は落ちた。]
始祖の幻影?
[地上で一瞬感じた、恐ろしいほどの強い気配を思いだす。
お願い、と聞けば先を促すように僅か顎を引いたが、]
…止まれと言った
[そっと寄り添おうとするより速く、女の胸元へ松明の先端、焔を突きつける。
警告の動作]
君は俺をヒトと断じたようだが、俺にはそのような能力はなくてな
――自分が人間だと、証せるか?
……ていうか、僕には共闘とかいらないんだった
[殺してもらえればいい。
殺してもらえれば。
それなら共闘などいらないではないか。]
― 地下2階(>>181) ―
鞭か……ではこのまま美しく戦って勝つとしようか。
[外刃のハルパーと内刃のハルパーで戦闘スタイルが変わるため、様子を見ていて……このままでいいと判断。
振るわれる鞭を外刃で受けて斬り落とすつもりで構えていたら、それはフェイントでまさかの毒薬投射]
それは――美しい私を生み出した神への冒涜ッ!
[顔目掛けて飛んでくる液体を刃物で受け流すのは無理と判断し、コートを翻して顔をガード。
身代わりとなった貂のファーが謎の液体を浴びて断末魔をあげるか。
染みこんでくる前にその場でコートを脱ぎ落としてどうにか防ぎきる]
いや……神までもが私の美しさを妬んで堕天使でも送り込んできたのかな。
[そっちのほうがより大きく自分の美しさを表現できているので、戦闘中にもかかわらず納得の面持ちで頷いて……二歩大きく踏み込みながらハルパーを薙いだ]
あー……
[根本的なところに思い至れば
困った様に眉を下げた。
けれど一応は分かったことなど告げれば――
あるいは、これまでの「貸し」は返したことになるか。]
……うん、それでいこ
[とりあえずは地下へと続く扉の情報でも出せばいい
そう考えて。古城にしては立派な扉の前へと足を進める]
あら?服でも脱いで、傷跡がないかみないと信じてもらえないかしら?
ふふっ!だから男性は、いやよね。
[ジェフへの警告に、余裕の笑みを浮かべる]
あなたこそ。
吸血鬼でないと証明できるものを、持っているのかしら?
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