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修復師 レイスは、服職人 ミハイル をおそっちゃうことにしたよ。
―教会のどこか ロランのそば―
[突然降り注ぐ銀]
本当だなんだろう不思議だね
とっても綺麗だ
誰かの涙みたい
[ポツリとつぶやいてもう一度ロランの顔をみた]
…あっ …ああっ ――っ !
ごめんなさい!
[飛びついていた腕をロランの体からすぐに離してぺこりと頭を下げた]
俺 人間違いしてたみたい
[降り注ぐ雪のような銀粉…だけどそれは冷たいものではなくて 澱のように心に溜まっていたものが溶けていく気がした]
―俺 思い出した。
俺殺されたんだった…獣に追い詰められた家畜みたいに
思い出した…。
俺は魔法の剣をもってた、だからおやじを殺した魔物を倒そうって、きっと俺ならやれるって
母さんをそしてこの村を
この村の人たちを助ける
―――そう思い込んで
あぁ…でもそれは間違いだったんだ
俺には力なんてなかったんだ
森の魔女 アリョールは、雑貨屋 ヴァレリー………? [見はり部屋の中、銀色の光の間に、ももいろの光がひとつ。ふよふよと浮かんでいるのに気づく]
…弄ばれるように殺されて
まぁそれはいいやっ
俺だって兎や鳥を狩ったりしたもの
弱いものは強いものに食べられちゃうんだ
食べ物なんだもん
生きるためには仕方ない
あきらめられたけど
俺は…もっと
拙くて酷い失敗をしちゃったんだった
[冷たくない雪が少年の上にきらきらと降り注ぐ
目に大粒の涙があふれて
いつかのようにぽろぽろと零れ落ちていく]
ずっと ずっと 後悔しても
ずっと ずっと 消えない苦しみ
――肝心なところで俺はしくじっちゃったんだ
[メーフィエの言葉に、うむうむと神妙な顔で頷く]
ここだけの話だけどね。
バブーリャの…祖母のころはみんな祖母に頼ったっていうわ。
きっとそういうことなのよ。
それって、あたしに信用がないってことなのかな。
[情けなく、笑った。意識だけだからなのか、虚勢はすこし和らいでいて]
ところで、さっきから違う色のがくっついてくるのよね――
[おそらく二人には見えない、それを手の上で弄んで]
……なんなのかしら…**
[はじめて会った少年が目の前で泣きだしてロランはどうしだろう。戸惑うだろうかそれともただ静かに話を聞いたか
目の前の少年は銀の粉に包まれながらお構いなしに話を続ける]
キリルは、ラビ にうしろゆびをさすことにしたよ。
花屋 オリガは、ラビ にうしろゆびをさすことにしたよ。
えーとえーと
クレスト(狼)とメーフィエが兄弟
リディヤとキリルが同居
カチューシャとラビは友達
クレ・メー・ヴァレリー・レイス は職人仲間(?)
オリガ・レイス、ミハ・フィグが恋人
ダニールはフィグネリアを殺害?
イライダはアリョと同じ出身地
ナタリー・ロランは単独故郷
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