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゚・*:.。.本日のお題回答.。.:*・゜
料理とは、ソニアにとって日常を過ごす為に必要な栄養補給手段の一つに過ぎない。
『誰かを楽しませるために』、そして『心を篭めて』料理した経験など皆無だった。
ソニアは頭から煙が出そうなほど必死に考える。
そして閃いたのは、自分が最も食事を『美味しい』と感じたあの時をなぞれば、心の篭った料理が出来るのではないかという考えだ。
そう、あれは悲惨な撤退戦の末にジャングルを彷徨っていた時の事──(以下略
ソニアは直ちにエプロンを脱ぐと、軽装に着替えて裏山へと登っていった。
◇◇◇
ソニアは裏山で捕まえた大蛇の頭を鋭利なナイフで切り落とすと、丁寧に血抜きをしてから体を切り開いてブツ切りにした。
そしておろした玉ねぎに塩と酒を加えて肉を漬け込み、下味に唐辛子を用いて片栗粉と卵で衣をつけて高温の油でカリッと揚げる。
一連の調理は洗練されたものであったが、どこと無く硝煙の香りが漂うは気のせいだろう。
「……自信作、です」
出来上がったのは『蛇肉のから揚げ・赤唐辛子風味』。
どこと無く得意気なソニアの手には、たった一本ですべての調理をこなしたナイフが握られたままだった。
ゲイルは嬉しそうに皿を片手に料理を見ている。
ジーノ>>40
「白米の上にあるこれは何だ?ごはんと一緒に食うとうまいな!
ジーノも弟いるのか?俺もいるんだ!今度、ジーノの弟と母さんの話を聞かせてくれよ!
ところで、何で手が焦げてんだ?」
゚・*:.。.本日のお題回答.。.:*・゜
料理、か…。こーゆー時はきっと母親の味っつーんがセオリーなんだろうが…。俺にはンなもんねェしな…。
[困った様子で腕を組み、何を作るべきか思案し]
俺が食いたいんは甘いモン…。が、それを俺が料理するということは俺の…ぷ、ぷらいど?に関わる。
でも自分が食いたくねェモンなんて作りたくねェし…。
[悩むこと数十分。そしてようやく何か思いついたのか調理を始め]
ほらよっ、食いたきゃ勝手に食えっ。
[差し出された大皿には揚げたてのドーナツが山盛り盛ってあった]
……昔シスターが作ってくれたモンだ。あ、甘いモンは身体にいいって言うしな。俺が食いたいワケじゃねーからなっ!!
[そういう彼の口元には明らかに食べたであろうドーナツの名残がくっついていた…]
>>62 ダンテ
なぜあちきなのかよくわかりんせんが…
ではいただきんす。
[受け取った料理を口へと運ぶ。
しっかりと味わうように丁寧にその料理を噛んだ。]
美味しいでありんすぇ。
初めにあちきに食べさせてくれてありがとうございんす。
渡したい物…?
一体なんでありんしょう …
「サイフェスは卵焼き?ひでえ形してるな」
ゲイルは自分の料理の腕のなさを無視して好き勝手なことを言っている。
「味もきっとまず・・・うめえ?がつがつがつがつ!
なーなーどうやったら目隠しして美味い卵焼き作れるんだ?」
どうやら、全員の料理をすべて味わえたようだ。
本気で審査してしまったので、灰に埋めざるを得なかった。
明日からは表でもしっかり感想を出していこうと思う。
なかなか僅差だったが、判定できた。
そろそろ水で泳ぐ人が襲ってきている。
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個人的な採点。
ジーノ>>40:
昭和の匂い漂うノスタルジア。油云々は、キャラ立てとはいえ、やや余分な気もするが。
おおむねネタ系統だが、素朴な、ともすれば貧相ともいえる思い出の料理というのは好印象。
総じて、油キャラが強めで萌えるかというと難がある。48点。
サイフェス>>44:
ドジキャラを狙い過ぎな感があり、やや白々しさを感じるのが残念。まあ、私が言えた義理じゃないが。
母親を絡めたのは加点要素だが、ジーノほどの背景はないか。
全般的に、もう少し、自然な表現であれば評価は上がったか。25点。
クロガネ>>47:
砂糖と塩という、あまりにもベタな王道を選んだ勇気は評価したい。
すき焼きに鰤というのは知らないが、まあ、鰤大根の亜種と思えば良いのか。
比較的年長の女性が、照れて顔を扇ぐというのは加点要素。
ややキャラ性能勝ちな感はあるが、安定感あり。64点。
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ダンテ>>48:
クロガネ狙いというのは判るのだが、何を作ったかもよく分からない。
着物は……贈りものかなにかだろうか? 全般的に説明不足。
かれの作ったストーリーをなぞれるかどうかで、大きく評価が分かれるだろうところ。
残念ながら、私は判らなかった。30点。
ポルッカ>>51:
年配者ならではの、選んだ料理に対する背景が高評価。
また、砂糖を入れ過ぎると焦げ易いという、リアリティのある失敗談もポイントが高い。
最後の、結末を想像に任せるという点もまた、味のある演出。
総じて減点要素がなく、全体的にレベルが高い。84点。
クラム>>60:
シンプル・イズ・ベストを地でいく回答というべきか。
回答発言のみだと単純に過ぎるが、前後の、転んで拾い集めたり、いがを剥いたり……を想像すると、中々に可愛らしい。
歳の近いテオに、落とした栗を拾ってもらった礼を含めているところは、微笑ましい要素。
その当人ではあるが、小技として5点ほど加点したい。45点。
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メリンダ>>72:
客商売という背景ゆえかどうか。
自分の実力を鑑みて、最低でも他人が食べられるものをという配慮が好印象。
加えての、もっと料理が出来れば……という、自覚と悔しさが、また加点要素だろうか。
同じ料理下手にしても、この配慮と恥じらいの有無で、大きくポイントは異なると思われる。78点。
ゲイル>>81:
愛すべき馬鹿っぷりである。誤解があるといけないが、褒めている。
料理のほうは料理と評するべきか迷うが、この手の、ばかわいいキャラがやる分には許せるもの。
そのあたりの計算をしているとすれば、なかなかどうして、作戦勝ちといえるだろう。80点。
ゼオルグ>>83:
なかなかの高評価。やはり、この手の題材は年配有利だろうか。
甘口で、しかも人参抜きという、子供時代のゼオルグに萌えさせる狙いか。
そんな母の味を懐かしく感じている中年過ぎの、さりげなく独り身アピールしているゼオルグもまた、高評価。
ポルッカとどちらがと迷うが、恋愛要素が混じった分、ポルッカを推して82点とする。
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