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−夜/街の高台広場−
[演算中との答えに軽く頷いて、待つことにした。]
……予兆?
[唐突なハルナの言葉に顔を覗き込むと、琥珀色の中に緋色が揺れる。
はっとして視線の先を追うと、運河の水面が朱に染まっていた。]
こ、これは……!?
― Endeavour社・本部 ―
スズキさん、上がってきましたよ。
シグの次世代機……完全な戦闘用HMの完成系が、ね。
[社長の一声で緊急配備された機体。
今回の未登録HM事件を解決する為に投入された切り札。]
行きましょう。
既に出撃準備は出来ているようです。
整備班は徹夜だったそうですが、ね。
白昼に採取したデータを参照。
この街の運河は無色。
及びごく薄い青緑色。
現在は青緑色ではない。
水面一帯。
染める魚類の血液も想定不可。
この色は人為的なもの。
[何よりも生命に近い色を見て、少女は平坦に告げる。]
ME=08R2 シグ改 が見物しにやってきました。
ME=08R2 シグ改は、見物人 を希望しました。
これが、ME=08R2。
整備班や技術部ではシグ改と呼んでいるらしいですが。
[機体のスペックがプリントされた紙を見せながら]
全体的に、シグの約三倍の出力があります。
先日我々に加勢した見たことのないHM、あのデータを利用して改良を加えた結果となっています。
データ的には例の未登録HMには劣りますが…数では此方が勝ります。
運用を間違えなければ勝負にならないということはないでしょうね。
ああ、この河がこんな色になるなんて、一度も見たことが無い……!
人為的なものって、まさかあの黒紅の機体!?
[先日のプレッシャーを思い出して、手のひらにじとりと汗が滲む。]
……ハルナ、どうしよう……?
―格納庫―
タラコ色じゃねぇ方か。趣味がいいな。
あのバケモン共を凌駕しろってのも技術部に無茶いいすぎだろう、充分だ。
[スペックを確認し終えた資料を脇にあったデスクへと投げ置き]
――で。
こっちの青いヤツはなんだ?
[見上げたのは、ただ一機だけ配色の違う機体]
ME=08R2P/EL シグエル が見物しにやってきました。
ME=08R2P/EL シグエルは、見物人 を希望しました。
それは、型式番号ME=08R2P/EL。
通称シグエルと呼ばれてる機体です。
[さらに別の紙を取り出し、スズキへと手渡す。]
シグ改の更に発展系を目指した改良型……と呼べば聞こえは良いですが。
取りあえず量産性を排除してスペックと兵装を突き詰めた一点物の機体ですよ。
所謂、試作機の試作機…とでもいえばいいんですかね。
今回の件で特別に配備された機体です。
R2は高機動型ザクUの再設計仕様。
有名なのはアレだな、"真紅の稲妻"ジョニー・ライデン機。
R2P/ELはビーム兵器搭載試験機。
ジェネレータを新型に変えてゲルググ開発の基になった機体だ………ったハズ。
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