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−とある日、自宅−
わ!いやっ!!きゃー!!
[目を覆いながら、なにやら本を見入っていた
弟達は何やってるんだろう?っと見ていると、メルティはもぞもぞしている]
あー!もうこんな時にトイレ行きたくなっちゃうんなんて…
太郎!次郎!!一緒にトイレいこー!!
次郎「何やってんだよ!」
太郎「はいはい、行きましょう!おねーたま」
[太郎がメルティとトイレに行こうとすると、次郎は本を見ようとすると]
だ、ダメだよ!見ちゃー!!
[っといって本を引き出しにしまった。
弟達は本の存在を気にしながらも、姉と一緒にトイレに向かった]
−とある日、時間がたって自宅−
じゃあねー!いってきまーす!!
お留守番よろしくねー!
[姉はいつものように学校にいった。
弟達は昨日姉が見ていた本が、どうも気になってしまっていた]
次郎「姉貴いったか?」
太郎「うん…!行っちゃったよ…」
[太郎はドアから姉を送り出しながら、こそっと次郎にいう]
次郎「おいおい…」
[トイレから戻ると姉は、家事にせいを出している。弟達は布団に押し込まれて]
さあさあもう寝なさいね!
おやすみー!
[っと行ってふすまを閉めた]
うぁー!ちょっと…これ…
見てられないな…
でもせっかく先輩に借りたし…
[どうやら洗濯物をたたみながら、さきほどの本を見ているらしい]
太郎「んー、なんだろう…気になって眠れないよ…」
次郎「あ…!まさか…」
太郎「え?なになに??」
[次郎は太郎に耳打ち]
次郎「ほら…!姉貴最近あいつと付き合ってるだろ?」
太郎「うん!そうだけど…それがなに?」
次郎「鈍いなー!姉貴鈍いからさー!その…そういうの勉強しとけって言われたんじゃね!」
太郎「そういうのって何?」
次郎「ば、ばか!それ以上いえっかよー」
[次郎照れて顔を真っ赤になっていたが、太郎は首をかしげていたので、次郎はこしょこしょと言って見る]
太郎「えー!!まさか!?」
次郎「しっ!姉貴に聞かれる」
太郎「あわわっ!」
[弟達は変な想像してばかりで、なかなか眠れそうにもなかった]
−とある日、朝自宅−
じゃあねー!いってきまーす!!
お留守番よろしくねー!
[姉はいつものように学校にいった。
弟達は昨日姉が見ていた本が、どうも気になってしまっていた]
次郎「姉貴いったか?」
太郎「うん…!行っちゃったよ…」
[太郎はドアから姉を送り出しながら、こそっと次郎にいう]
次郎「おいおい…どこだあの本…」
太郎「よく探してよ…僕見てないんだから…」
[次郎は微かに覚えていた本を探す]
次郎「あー!!あったー!!」
[弟達は唖然…太郎は次郎をじとーっと見ている]
太郎「次郎……」
次郎「あはははははっ!」
[姉が見ていたのはサトコから借りた「オカルト大全」>>0:877だった
怖くってまだ読み終わっていなかったのだった]
太郎「次郎って前から思ってたんだけど、エロイよね…」
次郎「な!な、なにいってんだよ!僕は姉貴が心配でだな…」
太郎「ふーん…でもこの本面白そうだよ」
次郎「お!ほんとだ!すげー!!姉貴はほんとに怖がりだよな!!」
[姉にダメと言われてだが、隠れて弟達はサトコに借りた本を「本当にあった怖い話(心霊編)」まで、姉より先に制覇していただろう]//
―校内探索中―
[メールの着信を告げる音が計3回
>>473サトコからのレシーバーへの声を確認すると]
…悪い、先行っててもらえるか?
[同行のシスターに告げ、見つけた札を渡す]
―校舎内〜屋上―
[最新のメールを開いて、指示通りに屋上へ。
自分の気持ちを確かめるように考え、一歩ずつ階段を上がっていく。
死刑囚のような気分。答えは出ないまま、屋上への扉を開く]
…メルティちゃん?
[屋上に足を踏み入れると、背後で扉が閉まる大きな音がした]
−屋上−
[ぼーっと遠くを眺めていると、ガラナの声がする>>498]
先輩…?
[メルティは後ろを振り返り、不安げな表情を浮かべた
状況は祭りの日と同じなのに、あの日とは裏腹に心は寂しく、重苦しかった
でも自分が招いた事だったので、素直にガラナに向き合い]
先輩…ごめんなさい…
先輩が一生懸命ダンスをしているので、
邪魔したくなくって…レイナの事言えずにいました
私…先輩が好きなこと…
レイナが先輩に告白しているのを見て、初めて
気付いてしまって…
混乱してレイナを責めてしまいました…
私が悪いんです…ほんとごめんなさい…
[広い屋上で一人待っていたメルティの姿。
胸が万力でじわじわと締め付けられるように感じながら
彼女の言葉を静かに聞いた]
メルティちゃんが謝ることじゃない。
[気持ちの整理の途中。
いつか、サトコとファミレスで話した内容が思い起こされた]
…本当に謝らないといけないのは、俺の方だ。
わ。水上さん。びっくりしたぁ…。
でも、ちょうどよかったですよぉ。
ド派手でオトナっぽい感じって話だったからぁ… これなんかどうかなあって思ったんだけど!
[手にした水着を見せてみます。]
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