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『エース級と呼べるのは、その中の約1/3って所だな。
二位常連のナサニエル。白川のテストパイロット、マシマ。
GRAVEのユージーン。他には――』
『Camelot社の『ペンドラゴン』と『ランスロット』の二機。
こいつらはお前と同じく人型の機体、赤と緑の騎士だ。
コンビネーションに注意しろ』
『特殊なタイプだと『ウィルアトゥワ』に『ファフニール』。
それに、ラントの機体。『メテログラフト』。そのへんだな』
――うん、わかった。じゃあ、行ってくるね。
『ああ――行ってこい。
危ないと思ったら、いつでも戻ってこいよ』
『さっきみたいな隙の大きい技はあまり使うな。小刻みな機動を重視するんだ』
[それぞれの言葉に頷き、『アンギャルド』を*発進させた*]
―上空・FlashTaker機内―
[前回王者であるゴードンに向けて放たれる攻撃を、
広がる弾幕を見上げるようにして収めながら、赤い機体の行方を追う。
大会の第1波を越えられずに落下していくBFもファインダーには押さえているが、
その時点で落ちるようなBFは、技術的な面でも扱いは低い。
それよりは序盤の大一番を押さえる方を選んだわけだ。]
墜ちるのか、しのぐのか―?
[飛び交う弾幕へ向ける視線は二つ。カメラのレンズと、自身の瞳。
なるべく多くの攻撃が写るように引き気味に画角を決め、後はオートのまま。
自身は照準を見ながら自機の操作をし、楽しそうに笑んでいた。]
ん、んっ?
なんや?!
[赤い機体が動きを止めたのはその後のことだ。
思わず身を乗り出すようにしながら、前回王者へとズームする。
墜ちてゆく赤は鉤爪を伸ばすように、下へと。
一瞬だけ映った王者―ゴードンの表情はどうだったのだろう。]
な……。
[まさか、と思った。
いずれは、とわかってはいたがあまりにも早すぎる墜落だった。
しばらく呆然と、ぽかりと空いたように思える空間を見ていた。]
……そゆときも、あるもんやろか。
[釈然としない表情ので小さく肩をすくめ、再び手元のトリガーを握る。
弾幕が掠るだけだった照準のウインドウに第2波へと突入するエース急の機体を収め、
しばらくは撮影を続けるが]
追っかけんのはここまでやろか。
あまり張り付いてても取材にならんからな。
[頃合を見て場を離れようとじりじりと後退し始めた。**]
― 格納庫 ―
「今回も連覇ならずか……あいつにゃ期待してたんだが。」
「相当ひどい有様らしいぜ。」
[格納庫には人集り。
メカニックや記者の姿だけでなく、多くの野次馬達が回収された機体を見に集まっていた。]
やれやれ……一般客はそうそう入れないんじゃなかったのか。
第一波の収拾でスタッフが足りないのかもしれないが――
「おい、誰かゴードンの奴が脱出するのを見たか?」
[どこからかそんな声が聞こえる。]
―― …→地上/大会本部 ――
[会場の喧騒を背景に。]
分かった。
「Red WOLF」の決定に応じる。
[腕章から現れた矩形のホログラムウィンドウを閉じ、通信を終える。]
「残りは、50機程度になったね。
どうだった?」
[最初の言葉は、空で戦うBigFire達の数。
次の問いは、ゴードンの容態。]
あそこは大したもんさ。
顔色一つ変えずに、ゴードンに休養が出来たと言っている。
コアが、
/*
帰路につきつつ妄想してみたがヒーロー思考は大して持っていなかった。
そんな感じのクロノ注目ルート、開始。
*/
――上空/観客席(南西エリア西より・中層)――
[前回王者(チャンピオン)ゴードンの墜落という事態に良くも悪くも興奮していた観客席には緊張感が戻りつつあった。
なにせエース級の面々がまだ多く残っているのだ。一瞬たりとも見逃すわけにはいかない。
ゴードン機が「急に止まったようだった」と言う者はいたが、戦闘空域にいた者の何名かが見た、ゴードン機を包みコアへと収束した赤い光を見た者は、観客の中にはいないと思われた]
≪BigFire≫が動かなかった。
搭乗者は、助け出される時に親指を立てる元気はあったようだ。
[救出時の状況。全ては回収用BF機内で行われた為、ゴードンの様子は中継されていない。操縦席の状況は見れたものではなく、天空の覇者たるゴードンは、自機狼王のように赤く染まっていた。
狼王――「Red Wolf」が堅固に作られてあった事が幸いした。
弾幕兵装、装甲が破壊されても、搭乗席は全壊ではなかった。
今は、治療室(メディカルルーム)で治療中だが、程なく集中治療も終わるとの事だ。傷自体も、すぐにではないが消える事だろう。
最後の一言は、陽気に答えたものの、紅蓮の横顔は考え込んでいる。]
―回想 東空域・RedWOLF墜落前―
[「盾になる」その意思が伝わったのか、ロジャーからのオープンチャンネルの声は一瞬だけ遠のく。
その後、注意されて困ったように微笑んだ。それは音声のみの会話であるから彼に届く事は決して無かったのだが。]
もちろん、私も出来る限りは回避出来るようにします。
…お?
[何かを言い掛けて止めた、>>20言葉の続きを待つ。]
(だって、私は、「お」…?)
[放っておけば延々探り続けたかも知れないが、今自分達が居る場所は戦闘空域。兵装も展開したままなのだから気を緩めてはならないと、頭の隅に追いやった。
速度を上げて赤い機体へと向かうアルトキュムラスを追ってRainy Dayをいつでも放てるよう、集中する]
はい、ロジャーくんも…気を付けて下さいね。
[本当に、この後に彼と闘う事が出来るのだろうかと少し…考えながら進んで行った]
―回想終了―
[そんな中、少女は空の様子に注目するのもそこそこに、ホログラムペーパーを広げていた]
つまりこの兎さんが戦艦に指示を出して謎の機体を出現させた、ってことだよね……
[映し出しているのは参加者データのうちの一つ――クロノのデータ。
少女はあの戦艦がどこの、もしくは誰のものなのか今さらながらに気になって、調べていたのだった。
探査機械から届いた映像を思い出しながら]
なるほど似てるね……
[戦艦がメテログラフトに似ているのか、メテログラフトが戦艦に似ているのか。どちらかは定かではないが。
目の前を黒い竜型のBigFireが通り過ぎていったが、少女は一瞬目を向けただけだった]
/*
ふんとにもー、この子戦う気あるんかね?と言われそうなお人よしというか…解ってない子なんでしょうね。
敵というものをよく理解出来ていないというか、甘い、かな。
だから早期に落ちるようにさせたいのでーあります。
そして昼間ずっと考えてたのですが、やっぱり一度ピットインして虹色の足跡について追加しておかないと本気で使い物にならない事がわかりました。
どんくさい・でかい、ですぐに避けられちゃう…ちょっと詰めてみましょうかのう…。
その辺は、流れ次第だけれど、
"第二波"話が出たので、と思っています。(居た方が自然だという事)
私は先に出たものを(シュウ、4,50機残りとか)から引用しているのだが、もしかすると、設定として話したと思われてるのかなw;
私からは口チャック予定です。
でもまあ、流れによっては、NPC機残りもありだとは思います。
群像劇の中で、たまたま接触のある同士に占・霊が含まれていた、という設定で良いと思うな、私としては…。
一先ず、バトルしている本参加者達が話し合って、これで良いと判断したなら、私からは言う事がない。
そして「イ」は、シュウなんじゃないかなと想像中だったりします。
黒詰 ユージーンは、改造好き シャノン を投票先に選びました。
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