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そう…そうだったわね…
[ショウの返事に対して、ソヨはとても申し訳ない気持ちに陥る。結局、自分はその選ぶことから逃げたからこその、あの行為だったのかも知れないと思ってもいたから。
護りたいは嘘ではない。けれど、誰かを怪しいと誰かに言うのが嫌だという気持ちがあった。弱くて卑怯だった]
アタシは誰も選べなかった。
きっと次があっても、その次があっても、きっと選ぶことなんか出来そうにない。
ごめんなさいね…その力にだけは、なれそうもない…わ…
―個別スタジオ―
[スヤは、GAIの逞しい腕を手にとった。]
…ヒビ…入ってない…ようやねぇ。良かった…。
[内部回路が熱を帯び出したのに、スヤも気が付いていない。そっとGAIの腕を包んだまま会話を続ける。]
…ルラちゃんが皆の希望をとりまとめ…本部にメール送信して…強制停止処分するようやねぇ…。
GAIさんは…どう思うとる?…誰か…怪しい人おる?
(ほう…此れが新型の実力か)
[XIの唄声に唄いながら感心している。
...の唄声に合わせて微妙な調節を難なくこなしている。
しかし――]
どうした。何か浮かない顔をしているぞ。
こんな曲だと面白くなかったか?
[完璧な唄声だったと思うが、微妙に迷ったような表情を浮かべているXIに、曲が終わったころで聞いてみた]
/*
こっちでもちゃんとまとめておかないとすぐ忘れチャウ。
霊=器 占=休 狩=転 狂=雪
謎=XT・XV・猫・独・焔・妖・G
白=護
よし。
[結局は、誰かのことを機能停止にしなければ、ならない。
自分が言っていたことと、行動が矛盾する。
あとは、自身を責め立てていくしかなかった**]
― 回想・メインスタジオでの会話 ―
[ショウに“牙を持った羊”について問われれば、少し考えてからヨルは口を開く]
――ただの、たとえ話ですから・・・気にしないで下さい。「ちょっとみんなと違うだけ」という解釈で・・・良いのだと、思います。
それに、「人狼」は実際に他のアンドロイドの回路をハッキングし、停止させることができ・・・カリョさんは、恐らく「人狼」にハッキングされました。
このたとえ話は、ただの・・・僕の妄想です。
[ヨルは曖昧に微笑した]
/*
残り二時間なう。
暫定で狩人選んだのは、未経験&一日は生き残る役職だと思ったからですが…というかゆるゆるでGJ狙えれば狙うのがいいのかなとか思ったりしたのですが…
/*
ヨル人狼や蝙蝠ならすっごく面白くなるなう。
ちょっと期待してるなう。
ソードマスターの編集者の口調みたいなう。
とっちゃいやなんだぜなう。
ん。いいや。
たまには童謡も、いいものだね。
[シャトの問い掛けに、笑顔を見せたけれど。
でも、どことなく、迷いのある雰囲気のまま。]
……ねえ、シャト。
きみは、どうして歌を唄うの?
本当にこれはどうしたものだろうか?
ソヨを狙うべきなのか?
大体にして蝙蝠の見当もまったくつかんぞ。
とりあえず臨場感を出すためにも、俺は勝ちに行くべきだよな。
[スヤにそっと腕を握られた]
本心から安心しているように見えるスヤの姿を見れば、良心がちくりと痛む。
誰を蹴落としてでも、オーディションに勝ち残りたいと考えていたが…
婆さんにだけは、何があっても手を出せなくなりそうだ。
一瞬深い思考に陥いりかけたが、続く言葉が現実に引き戻す]
ルラが取りまとめて、か。確か婆さんが調べて、異常なしと出たんだっけな。
[そう言われて、ふと考える。誰が怪しいというのはわからない…が…
投票と聞いて、真っ先に浮かんだのは、先ほどまた会ったサイの顔だった。
最新型の彼女は、オーディションでは間違いなく強敵になるだろう。
それに…
スヤに握られていない方の拳を握り締める。旧式と馬鹿にされた事が、まだ忘れられないようだ]
ふぅむ。そうか。
じゃあ、彼女は今はまだ、放っておいてもいいだろうか。
……ああ、ルラへのメールは、ベルで提出しておいたよ。
/*
ごめんなさい、忙しいとき(まとめ)に拘束してしまって…。
23時頃には戻りますが、その頃までいらっしゃいますか?
でも、本当に、先に逝かれると、こまります…(笑
*/
「どうして」って?そんな事考えたこと無かったぞ。
敢えて言うなら、其処に唄が有るから?
[腕を組みながら考え込む]
そういうさい殿は何故唄を唄っているのじゃ?
妖音 ベルは、XI にうしろゆびをさすことにしたよ。
俺は、サイのことが気になっている。
…といっても、カンのようなものだがな。
[少しだけ、無表情になって、スヤに伝えた]
ああ、そうだ、すまない。俺はまだルラに連絡をしていない。
話の途中すまないけど、ちょっとメールを打たせてくれ。
[そう伝え、ぽちぽちとメールを打った。
TO:護音 ルラ
サイ
それだけを打ち込んで、メールを送った]
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