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[仮にも彼が少佐であることを、ルーサーやもう一人の威厳ある態度の女性からの呼び方で思い出し、余計なことだったかと己の口を押さえるが如く掌を添えた。
だが当の本人は常の態度が想像させるようには、腰の拳銃を抜き放って激昂することも無い。
まるで蚊の鳴くような声で素直に謝罪し、その後は叱られた子のように俯いている。
静かな声でリッタを許す言葉を告げるシャーロットの声が合図になったかのように、コーネリアスは笑んだ。
それから間違いを認めた子へ、いつもそうしていたように呟く]
…よくできました。
[――危うく頭を撫でるところだったのは、宙に浮いた腕を元に戻して、さすがに耐えておいたけれども]
片づけを…皆で、しますか?
[その場にゆっくりとしゃがみ込み、散らばっていた何かの破片を拾いつつ、ルーサーがその話を取り付けていたキャロルに目を向け]
もちろん補償も、して下さるんですよね。
だけどそれまで、このままってわけにも…いきませんよね。
[それとももうこうなってしまっては、屋敷の人たちも仮宿舎で寝泊りすることになるのだろうかと、ふと思いながらも]
思い出の品だって、がんばれば少しは修復できるかもしれませんし…
[視線を落とす様子を黙して見守り]
明日以降は必要があれば少尉殿の名前を出し、
誰か護衛をつけて出かけると良い。
[荷物を渡し頷いてポケットに手を突っ込み]
我の心配をする間があるなら、
先ずは自分の心配をする事だ。
〔指先はつるりと眼窩をなぞる〕
おやすみ、ニーナ。
[寄宿舎へと消えるのを見送り踵を返す]
/中/
整頓のために。
■ラッセル内部設定
・クローンである。
・この村に三人が投入ずみ。
・三人目までは実験作で、状況によっては“四人目”が投入予定。
・“四人目”の名はラッセル・クローバー。
さて、先程の銃声は何だったのかね。
[夜空を仰ぎ呟いて人気の無い村を気配を消して歩き始め
視界の端に一瞬だけ月明かりに照らされ移る姿に瞬いて]
………。
〔髑髏を握る手に僅か力が篭る〕
何故、あの坊やが動いているのかね?
診療所のベットで眠っていた筈だが…
[恐らく遺体は既に運び出されているだろう
自立して動く筈の無いものに些か戸惑って]
見間違い…否、
確かにあの坊やだった。
/中/
でもね。
仕込んだポイントは一応あるんだ。
まずはサーベル。
学兵がサーベルなんて持たないと思うのさ。儀礼用か指揮官かなっていう。
あと一面の泥濘とか。
心象風景だしね。
ふむぅ。
どうやって演出しよう(´・ω・`)
/中/
あーあと最後に。各自の一人称。
・一人目:僕
・二人目:俺
・三人目:オレ
・四人目:僕or私?(未定)
三人目は「俺」に変化するかも。
>>32
口だけではない事を願ってます・・・。
[そう告げるば振り向きコーネリアスへと歩みよる]
>>37
そうして頂ければとても有難いのですけど・・・。
[バスケットに気づき受け取り静かに礼を言う]
壊れた部分は物盗りが入らなければ十分です。
ただコーネリアスの手を煩わせるのも。
[足が悪いのは知っている、故に彼女なりの小さな気遣いも入っていた]
軍の方が手伝ってくださるのも有難い事です。
だけど、また同じような事をされたら・・・。
[また棘のある言葉を言う。
この件はこの件で許し難いものだが、
それだけでこのような事を言う訳ではない事とわかっているのは少ないだろう]
坊やの脈が無いのは我も確認した。
[既に気配の無くなった闇を見詰め
ラッセルが現れた方へと向かって
先にある廃屋の前に立ち首を傾げ
破壊された通信機の残骸に瞬き]
未だ微かに熱を持っている。
[しゃがみ込み破片に触れて呟き]
あの坊や、何者かね?
[ラッセルの消えた闇夜を見詰めるも
問い掛けに答える者がある筈も無く]
オマエはもう起きぬと言うのに、
アレは何故動く?
細かく検めては居らぬ。
アレが機械仕掛けとも限らぬが…
〔眼窩をなぞる指先は微か震え〕
――まさか、クローンかね?
>>40
…いえシャーロットさん、こうやって手を動かしていればそれに集中できます。
色んな事を考えなくても済みます。
[手を煩わせるのもと彼女本来の優しさを見せて、気遣ってくれるシャーロットの言葉に首を横に振るが]
あ…こんな自分勝手な理由で、手伝いを申し出てはいけませんよね。
[ごめんなさいと小さく頭を下げて]
同じような、こと…。
[言葉に棘が含まれていることに気付いて、顔を上げる。
直接尋ねたりはしないが、大事な人を失った悲しみと悔しさを軍人を見るたび思い出すのだろうと、何となく想像できる。
だがそれをリッタ側は恐らく知らず、だから今回のことをシャーロットがまだ怒っているのだと思われはしないかと、目を向けた。
取り成すように順に、軍服姿の者達を眺めていく]
…大丈夫ですよ。
ルーサーさんはこんな事しないって、シャーロットさんだってお分かりでしょう?
リッタさんも…先刻、以後気をつけると約束して下さいました。
あとは…
[最後の一人、金色の髪持つ女性の軍人の目を見て]
初めまして、ぼくはコーネリアスと言います。
あなたももちろん、もう二度とこのようなことはないと、名前とお立場に懸けて約束して下さるでしょう?
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