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………んんん?
そう言えば、変な女と一緒にいたのは、黒髪黒肌の男、って…。
ああもう、直接見せた方が早いっ!
[自分だけは判断しきれなくて、端末を握り締めて走り出した*]
スティ、今どこにいる!?
映像見てもらった方が早いっ。
[バグ・シングが入り込んでいるなら一刻の猶予も無い。
最短と思える方法を選んだ*]
[スティーブから視線を逸らし、通信に出る。]
……もしもし……。 ……ヴェス?
[聞こえて来たのは、依頼を受けないという…優しい声>>194。先程まで怒っていたような筈なのに、能力を使われるほど疎まれていた筈なのに、聞こえてきた優しい声に動揺する。]
[あの青い目が頭をよぎった。]
……ダメ、受けて。依頼、受けて、欲しい。
すぐに、必要、情報、だから。機械、生命体が、くる。
ドームが、なくなる。イギーが、困る。
[言葉が回らないままとにかく戦力が欲しいことを告げるが…その言葉はヴェスに届いたろうか?]
[そして近くにいたスティーブはこの会話をどう思ったか*]
まさにその場所だっつーの!
公園!
[リルへの念話に思わず、そう声を出すだろう。
もしかしたら、その声が>>197セーガが受け取った電話に入り込むかもしれない。]
……受けない
今は受けたくないんだ
駄目だな、無力なんて考えると、また怒られる……
[独り言が混じる。
戦力が欲しい>>198、という意味は伝わらなかっただろう]
……そのイギーは知らないけど
心配しなくても、どうにかなる……
………………
─ 下層区域 ─
[暗闇の中で遠くを見遣る。
騒ぎに乗じて略奪を行ったり、破壊工作などをして暴れる者達がいた。
白い仮面の下でくつくつと笑う]
欲望に忠実なことだ。
……さて。
[更に遠くを見る。
周囲でちらほら、灯りが点き始めた。
それにより現れる影へと同化し、再び移動を始める。
短い間、闇に浮かんだ白い影。
ネットワークにも目撃情報が投稿されていくことだろう*]
─ 下層区域・公園 ─
[必死に走って公園へと辿り着いたのはセーガが通信を終えた頃。
息を整えるのにしばし時間を要する]
……ゼー……ゼー……
[現場向きではないのが徒になった。
まともに喋れない状態でスティーブに端末を渡し、映像を見せようとする*]
………………
…………
……もしそこに、スラム街出身の男がいれば、
スティーブが……いるなら、
そいつに頼るといい
……
[通信を切ろうと指をかけ*]
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