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[きちんと服と髪を整え、高科家を後にする]
あたし、ちゃんとできてたかな。
[結婚を前提にお付き合いをする事になった、とご両親に話したのなら、自分の両親とは縁を切って天涯孤独な事は話しただろう。
もう危険はない。白兎は送ってくれるのだろうか。高科家で別れるなら握手で、送ってもらえるなら自宅の玄関先で別れる]
またね。
[笑顔で**]
― 白兎とのライン ―
天音:フリーサイズのほうでお願いします(泣き笑い顔の絵文字
天音:白兎のラッシュガードも貸してください。いつもありがとう、大好き(キス顔の絵文字
天音:仲の良い姉妹ってそういうのなんだ。
天音:白兎のおかげで姉妹までできるなんてすごく嬉しい。
天音:白兎のお姉さんと妹さんたちだから、心配はないと思うけど、仲良くなれるよう頑張ります(力こぶの絵文字
天音:ついでに。
天音:愛してる。
[口説き文句、と言われても。
そんな意図もなければ自覚もなく、眉を寄せ首を傾げた。
こっぱずかしいな。
ふい、と視線を逸らしておく。]
いや、求めないから。
求めてねーからお前のえろさは。
俺は自信なんてないから!
[協力的態度は逆効果も生んだかもしれない。]
……だから、……まぁ、いいやもう。
[近いってば。
続きは息とともに飲み込んで。
目を閉じ、お互いの鼓動の音に耳を澄ませた。*]
じゃあ一口もらおうかな。
[天音のレモンソルベを一口。
爽やかな酸味が広がって、夏らしい味がする。]
詩音はさ、どんな水着にするんだ?
サイズ気を付けないとダメそうだなー。
[詩音と目を合わせ、その後遠慮なく視線を下ろしたり。
大丈夫、性別女だから許されるはずだ!]
カゲロ:よし!
カゲロ:じゃあ全員で行くことになるのかな
カゲロ:いちお、クラスのラインでも呼びかけてみる
[が、多分三組の男女で行く事になるのだろう]
《2Bライングループ》
カゲロ:○月○日○時、クラス親睦海水浴開催。場所は(蘭の喫茶店近くの砂浜を指定した
[とはいえ、蘭の喫茶店を宣伝するつもりはない。白兎やマサノリになら教えてもいいが、ただのクラスメイトには教えたくない気持ち。
秘密にしておきたい。店長すまん]
[続々と断られる様に]
……人望ねーのなおまえ。
[詩音が副会長なら陽炎が会長になればいいじゃんと思ってたが、この有り様では撤回せざるを得なかった]
うるさいわ。自覚があるので黙れ。
[強がってみるが内心落ち込んでいる。
生徒会は場合によっては聖沢の補佐をしようと思ってたとか、いまさらどーでもいい話**]
帰ろう。……帰らないと、な。
[ひとりの家に。
でも途中までは一緒。
もう日も暮れてゆく時間か、それともとっくに暗いのか。
遠くを眺めるように目を細めて息を吐いた。]
[陽炎からの連絡を確認して。]
うん、百瀬くんも海行くって言ってた。
高科くんも乗り気だったと思うけれど……。
[さて二人はどうするのだろう、と思いつつ。
蘭の目線があからさまに私のとある部分に向ったのを見れば、
胸元を隠すように腕を組んで。]
さ、サイズはともかく、露出は少なめの方がいいかな。
あんまり日焼けしたくないから……。
[どうせ泳がないならパーカーとショートパンツでもいいかなー、なんて。]
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