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………甘い。
[一瞬何かの毒かと思ったほど甘い。一口食べて、これは選択を間違ったか、という表情になったが仕方がないので、しばらくの間若干神妙な表情のままいちごを口に運び続けることになった]
え、ああ。
[女性扱いをされているだと?
差し伸べられた手に戸惑いを覚えなくもない状況だがそれよりももっと重要な問いがある。]
そりゃ有り難いが。
いいのか? どちらかというと絶好の機会だと思うんだが。
[こちらは柊のためとはいえ甚だ無謀な事をしているものだと後悔をしているというのに。この質問で刃を抜かれたらどうするのだと自分を責めつつも、どうしても気になり問い掛ける。]
……甘そう。
[かぐやが食べているものと同じパフェがセイバーの前に並ぶとそんな感想が漏れた]
儀式については、知らない。
そもそもうちは、魔術師じゃないから。
正確に言えば、呪術師、かな。
巫女とか、新刊とか、あんな感じの。でも、魔術刻印は、ある。
[だから協会には所属していないんだ、と言って]
リリン? なんか、鈴みたいな名前だな。
私は、兄里。兄里、ケイ。
[正直な所、ケイ自身ケイという響きの名前は好きではなかった。だから、余り名乗らずにいたのだが]
少しばかりこの街の軍隊に追われてな。
もう少し身体も鍛えねばならんようだ。
せめて、一人で国を相手取る程度は欲しい。
[ランサーは首を傾げる男を観察していたが、やがて]
そうだな。
――――一つ、頼もうか。
仮に策略であるにしても、正直なところ、地図とやらをどう書くのか興味がある。
…ねぇ俺、これ何か既視感あるでしょ?
無頼相手に勧誘されたでしょ????←
5村よ?????????←
初Fate村参加で、C狂もどきやったの覚えてる?????
大変だったよね????????
でもこれ、乗る方が面白そうって思っちゃうんだよなぁーーーー()
そうだね、3年前からここにいる。
君のマスターは面白い恰好をしているね。
その様子だと、令呪のみ移植したゴーレムのように見えるけど。
聖杯が壊れれば、この塔も消える。
ここにいた人は町ごともとの場所に戻される。
何故こんなことを僕が確信をもって言っているか。
それは、僕のマスターがこの聖杯を作った人間の子孫だからだ。
彼も聖杯の破壊を願っている。
む。甘いものは良いと思わぬか?
[自分と同時代の貴族は、現代で言う糖尿病が多かった気がする。かぐやは知らないが、よく動いたであろう武家の人間は、汗をながすゆえに塩分を好んだのではなかろうか]
そういうときはこれよ。この「めにゅー」とかいうやつ。
これを見ると、名前ではわからぬが、ある程度見た目で判断がつくぞ。
これとか、じつにたくさん木の実が乗っておる。
[フルーツグランドデラックスなどと書かれている謎のメニューがそこにはあったので、セイバーに勧めた>>151 >>154]
………かつては世界の果てを示すは大地と海原のみ。
まさか、聖杯の知識を得るまでは、平面に書き起こせるものであるとは思いもしなかったが。
[淡々と。しかしてどこか懐かしむように呟く。]
やはり、貴君は神の山々であろうと地図に起こせるのであろうか。
―1F商店街>>155 ―
[戸惑われているらしきに少しだけ首を横に傾ける。
なおランスロは少し後ろで
じっとその様子を見守っていた。]
絶好の…貴女を討つ機会、
ということですか?
[吟遊詩人は、薄い唇にやわらかな笑みを敷く。]
――それは、意味がない。
貴女の物語がわからない。
私が欲するのは、貴女の物語だから。
[歌うように、重ねた。]
それに、……非礼を働くのは私の信条に反します。
ただの私の我が儘ととってくださって結構。
ご納得いただけると、良いのですが。
[なぜうちのサーバントはいちごパフェを食べているのだろうか。きっと甘いものが好きなのだろう]
呪術系で、巫女や神官か……。
たしかこの国独特の宗教があったわね。その流れを汲む魔術師ってこと?
[たしかに、この土地独特の風土に根ざした呪術なら、協会への所属はメリットが薄いだろう]
そうよ。鈴の音色からとったの。かわいいでしょ?
たぶん短い間でしょうけど、よろしく、ケイ。
[これは何らかの撹乱なのだろうか、とパピーは考えたが、話の途方も無さを聞くと、あまりそうとも思えない。
ここで断ると、同じような事を他のチームに持ちかける気もしていた。]
これほどの魔術をなしえるものの子孫が、今後悔していると言う事か……。
それで、ひ弱を自称するあんたが、俺たちにしてくれる協力って何なんだよ。
[結局のところそれである。まだ戦い始まったばかりなのだ。
利用できるものは、何でも利用していきたい気持ちはあった。]
― 西ブロック 図書館 1階 ―
ここに逃げて込んできたわけでは…ないですよね。
[日本に軍隊…?と、思案するが、彼の恰好から見て、何かを軍と表現しているのかもしれないと推測してみる。が、推測の範囲からは出なかった。]
……… エッ? 国!?
[変な声が出た。
この英霊は一体、と鎧から何か解らないかとまじ、っと見つめた。
とはいえ、地図の書き方に興味があると言われれば、]
本当ですか?
嬉しいですね。
すみません。
紙を貸ります。
[受付の横に設置されていた小さな紙を一枚拝借する。
懐から方位磁石とペンを取り出せば、まずは北を確認する。
ペンが紙上を走ったと思えば、よく解らない速度でサラサラと動く。
図書館周辺から大学周辺に至るまでの道のりが住宅地図に似た形でどんどんと書き上がっていき、]
出来ましたよ。
[どうぞ、とランサーの前にその紙を差し出した。
本人としては基準点や等高線も描かず道と住宅の四角を書いた程度のそれは手を抜いた部類の地図に値する。]
誰も気付いていないだろうが今日私は確信的にしゃべっていないのではなく本当はしゃべるつもりだったのに寝ていたのである。
――3年。
[ぽつりと、言葉を落とす。
つまりその間、仮にもサーヴァントたる存在が、その力を持ってして解放を試みて――それが成し遂げられていないと言う事だ。]
…つまり。
街をこの塔に縛り、維持しているのが聖杯であるが故。
聖杯が解体されれば元に戻る、が。
…その前に、願いを叶えるなどをして維持するだけの力を失えば、
場が崩壊し消える…という認識であっている、か?
[アサシンの言葉に、眉を寄せる。
これが事実ならば――己の願いは、多くの人の命と引き換えにすべき事ではないが。
…さて、何処まで信じて良いものか。]
この話、――信ずる証拠は。
いや、嫌いではない。嫌いではないが……
慣れんのだな、きっと。干柿くらいの甘みが一番馴染む。
で……どれ。……これが全て木の実なのか?
ふうん………少々気味が悪いくらいに鮮やかだのう。
[英霊の女から差し出されたメニューを興味深そうに眺めている。
パフェで手こずっていたので注文まではしなかったが]
召喚師、ではないなら、楽師とか?
楽師が何で戦うのかわからないけど。
[思いつくままにあげてみる。
キャスターがいる以上、他のクラスであることを考えた方が良い]
、私は、リリンのサーヴァントが、セイバーであることを知っている。
だから一つだけ、こちらの情報を開示しよう。
さくらは、ああ、私は彼女をさくらと呼んでいるのだけど。
さくらは、本来呼び出されるはずのサーヴァントのクラス、そのどれにも当てはまらないんだ。
つまり、そこにも異変は起きている。
[正しいクラス名を言うのは戸惑って、開かすのはそこまでに止める]
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