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(…!遠方射撃…!しかもこれ程正確なのは…間違いない、霧島ね…!)
[ヴァジュラが率いる艦隊のすぐ側で大きな水飛沫が上がる。それは霧島の砲撃に他ならなかった(>>79,>>80)。
―戦艦の砲撃というのは、たとえ直撃をしなかったとしても、水面を一時的に大きく凹ますには十二分すぎる程の破壊力を持つ。つまり、目の前で大きな凹みが出来上がればどうなるかと言うと―]
『…艦隊の隊列が、乱れる…!しかも一機、波に浚われた…!』
[隊列は、簡単に崩れる。だがそれで黙っているヴァジュラではない。]
『いいわ、それならこっちもやってあげるわ!メインディッシュは後にしようと思ったけど、そっちがその気なが受けて立つわよ!』
[そうしてヴァジュラもまた方位盤射撃装置により敵艦隊への砲塔角度を調整していく。]
(左右動揺角良し、上下動揺角良し。角度発信器良し。―修正角を旋回角と俯仰角を代入…)
『―――ここっ、撃てーっ!』
[そうしてヴァジュラもまた、46cm三連装砲と41cm連装砲を霧島含む艦娘達の方角に向けて砲撃する。移動しながらの射撃に命中精度はない。せいぜい直撃する可能性は5%程度であろう。だがそれでも着弾地点には一時的に大きな波を引き起こし、主砲の破壊力を否応なしに理解させる事になる。そしてその間にもヴァジュラ達の艦隊は再び隊列を保とうとしつつ、只管に鎮守府へと前身を続けようとする―
それは即ち、霧島との対峙がすぐ近くに待っているという事に他ならなかった。]**
>>51
[どうやら、初雪は白兵戦に持ち込むつもりのようです。私はその刃を腕で防ぎます。そのまま刃を握りしめ、固定します。鮮血が溢れ、あたりの海をほのかに赤く染めて]
あはは、残念でした
死んでるものは生かせませーん
[そのままぐいとひきよせると、全力でキックしました。]
[扉を叩くのを止め、頭を押し付ける。
ひんやりとした冷たさが、少し冷静さを取り戻させた。
――なにをやっているんだ私は。
後方支援を指示されて安堵していた?
私は馬鹿なのだろうか。
前線に出るのが怖かった?
東雲はそれ以上の恐怖と戦っていたというのに。
そして、もう――
鋼の冷たさは、心の奥にまで染み込んできた]
…………。
[身を起こした叢雲の瞳には、鋼の冷たさが宿っていた]
>>78
えへ、ごめんなのです。
[拗ねたような口振りの夕立ちゃんは少し元気を取り戻してくれたみたいで。安心もしたけれど、彼女の悩みが解消されたわけではない。
いつ何時、その心が深海棲艦に乗っ取られてしまうか分からないけれども、それでも目の前にいる夕立という明るく元気なこの子は…大事な友達だ。]
うん、その意気なのです!
一緒に…がんばろ、夕立。
[なんて、声をかけながら暫くは夕立ちゃんの好きなようにこの体を預けて抱き締め続けているでしょう。]
>>82>>83>>86
く…っ
[鎮守府へと特攻をしかけていた此方の艦載機を、加賀の紫電改二が撃墜しにかかる。…やはり、一筋縄ではいかないか。
艦載機同士のぶつかり合いにおける連度はやはり加賀のほうが上だ。性能差で補ってはいるが、ひとつ、またひとつと此方の艦載機は撃墜されていく。
…時間稼ぎと弾薬削りくらいにはなるかもしれないが。
いくら加賀でも、艦載機に気を回しながら砲撃を続けるのは多少は負担になるだろう。
それから、ふと異変に気がつく]
龍驤!?
[味方である自分も想定外な一部の戦闘機の反転に一瞬戸惑うが、すぐに平静を取り戻して]
――無茶はしないでよ。
[少しだけ、口元が歪む。…笑っているのかもしれなかった]
>>91
なんて無茶な…!
[暁の防御方法に呆気に取られながら、思いっきり暁の蹴撃を腹部に受け、吹き飛ばされる。]
か…はっ…!
[思わずその場にうずくまりかけるが、腹部を抑えて何とか堪える。刀は強く握っていたが、暁の手に残されてしまった。]
…死んでる…?
その血が流れていても、死んでるなんて言えるの…?
[代わりの高角砲を構えて、その流れる血を指摘した。]
>>1:492
……汚れてるとかじゃありませんよ。表情です、表情。
[苦笑し、力ない加賀の髪を撫でる。]
気持ちはわかりますが、私たちに落胆している暇はありません。傷が治ったら、すぐに作戦行動に参加してもらうことになります。
切り替えなさい。
上官命令です、加賀。
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