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─ 回想・ナビ先生のトランシーバー講座 ─
むぅ・・・、まあ、それでいいだろう。
[トランシーバーの基本的な使い方をミナワに教えた。>>366
とりあえずはこれで使えるはずなのだが、見ていてなんとなく不安になる。
しかしアーネストの事が気になるので、横たわるアーネストの元へ戻る。(>>319に至る)]
─ 帰還中…Black Sun跡地へと ─
[ ジャスミンからの通信は来ていたが返答は行われなかった。
担いだ捕虜の呻きに振り返り、担いだままMPライフルを構え、レデントーレの背中−胸元−地面へ抜けるラインで、致命傷を避けたかのように鎖骨の辺りへライフル弾を撃ち込んだ。
呻きがそれで止まるなら、歩みを進めるが、果たして結果はどうだったろうか。]
[どうしてこうんったんだろうと考える。
私は自称するまでもなく何処から見てもただの女の子だ。
コミックや映画・ゲームは好きだよ?
でも、自分がその世界の登場人物になる事は考えた事も無い。
今日だって普段と変わりない一日が始まる筈だった。
優しい朝の日差しに起こされて柔らかな布団から抜け出して、
パパにおはようといってきますのキスをして学校に出掛けた。
街は急ぎ歩く人達でいっぱいだった、地味なスーツ姿のビジネスマンに流行の服を着た女性、私と同じように学校に向うのだろう制服を来た若者達。]
[空を突き抜ける様に建てられた高層ビルに広告塔。巨大なジャンボトロンではデジタルの笑顔、幸せそうな顔、様々な人の雹所が映し出される。
信号が点滅して色が変わる。スクランブルを渡る私の頬を濡らすものあった。
指先で触れると赤い水だった。顔を上げると、何滴もあたる。血の雨が街に降り出したのだ。
突然隣を歩いていた人が奇声を発して前の人に襲いかかったのを私は見た。
がぶりと喉に噛み付いて鋭い歯で皮膚と肉を引き裂いて血が飛び散った。
辺りが騒然とする。
あっという間に群衆はパニックに陥った。]
[下へと下へと沈んで行く・・・
わたしはこのままどこにいくのだろう?
意識もまた深く沈んで行くのを感じる。
このまま溺れてしまったらどれだけ楽なんだろう。
でも、私はしにたくない。
わたしの名はベリニ。そして私が話すのは・・・
わたしがどのように死んだのかというストーリー。**]
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