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[スーの後を追い、加勢すべきだと思っていた。しかし、彼(彼女)は恐らくそれを望んでいないだろうことを、短い間ではあったが同行したこの数日を通して理解してもいた。スーとシックネス、を交互に見遣りながら、やがてその視線をシップ発着場にいるだろうJ・Qへと向け]
……J・Q。
スーは、なぜ、
「生きている」、こだわる?
[ふと、状況に不釣り合いな疑問を、小さく口にした]
─ →クーロン ─
[『ゲート』で移動するとなれば、超古代シップの中から出ると言う行動は必要ない。
セルリアンに頼んで発動してもらい、フィロ達はクーロンへと舞い戻った。
辿り着いたのは、セルリアンと出逢ったあの寂れたイタ飯屋]
丁度良いや、飯食ってから宿探そっか。
味の保証はしねーけど。
[時刻は既に夕刻と言える時間をゆうに過ぎていた。
夕飯にしては遅いが、何も食わずに、と言うのも身体に悪い]
じっちゃーん、オススメとかある?
じゃそれ2つ。
あとここから一番近い宿ってどこだっけー?
[イタ飯屋に入り、注文がてら近場の宿の場所を聞く。
先に宿についてを聞いて、それに対し礼を言うと適当な席について飯が出てくるのを待った]
[セルリアンと会話しつつ、つけっぱなしのテレビから流れるニュースに耳を傾け。
伝えられる内容に強く眉根を寄せる]
げ、ルミナスが襲撃されたってなんだよ。
ナガサメマチとかゆーリージョンといい、
変な現象ばっか起きてね?
こりゃルミナスにはしばらく行けねーなー。
[のんびりするには良い場所だと思っていたが、それどころではないらしい。
各所で大変な状況に陥っている中、フィロ達はやけに平和だった。
尚、マンハッタンの暴走族に関しては興味を抱かなかったために記憶に残らなかったらしい]
[次いで流れたのはとある研究者が襲われたと言う話]
……ジャスティスの製作者?
マジかよ、何でそんなことに。
ジャスティスの後続出ないか楽しみにしてたのになー。
[関わり自体は薄いせいか、故人を悼むと言うよりは落胆の色が強い。
テレビの中と現実のように隔絶された感覚。
同じ現実なのに、妙に現実味が薄かった]
[>>267無事な姿のウートラを見て、すぐさま意識を切り替える。
すぐさま踵を返して、東の時計塔のほうへ向けて走る]
わるい、ツバキ、シュンバ!!
クソ、僕のせいで!!
[超大な術を使ったその体はすでに満身創痍で、力強かったその走りは見る影もなく]
(…来る。あのバカしくじりやがったな!)
お嬢ちゃん、よく聞け。議論してる時間はねぇぞ。
たぶんあの馬鹿はしくじりやがった。
すぐに逃げる用意をしろ。
"敵"がくる……現れたと同時に仕掛けるからお嬢ちゃんは全力で逃げろ。
[すでに視線は西に固定されツバキのほうを向こうともしない]
【ウートラ】
[返答のひとつも惜しんで逃げ出すその背>>275に、ウートラはふむ、と自分の顎を撫でる]
いい判断だ。
だが、
……無駄だ。
[ざらり、とウートラの周りを輝きが包んだ]
この術を見せるのは避けてきたのだが。
いい物を見せて貰った褒美だ。
[広がるのは……魔術。
これを使えば、マジックキングダム生まれということがばれる。
その学園卒業者を辿ればいつかウートラに辿りつく者が現れるかもしれない。
だが、指名手配がかかった今……いつまでも隠しておける者ではないだろう]
[だから]
― 東の時計塔前 ―
[シュンバ>>260の問いに、ぱちりと瞬いた。
できるに決まってる――と言い掛けたところで、
それが自分の話ではないことに気付き、一度口を閉じた。
それから、考えるように暫く間を置いて]
アタシが知ってる――使える術もね。
もう一度、「おなじことを繰り返す」術なの。
繰り返さずにやり直す術、なんて。
それこそ夢みたいって思っちゃう、かな。
でも。
アイツ――ジョーンズさんのことは良く知ってる訳じゃ無いから
アタシには、何とも言えないんだけど――…
[もしかしたら、本気でその夢に――。
そう言い掛けたところで、シュンバ>>276の声色にはっとした。
そして――思い当たった。まさしく、その為に「しくじった」ことに。]
ヴァーミリオンサンズ!
[美しく輝く、しかし、命を奪う為に創りだされた死のルビー塊が、飴と言うより、いっそ壁のような分厚さで、ジョーンズの周囲に降り注いだ。
家だろうと地面だろうと、無差別に、容赦なく、徹底的に、赤い輝きが貫いてゆく]
ヴァーミリオンサンズ!
[美しく輝く、しかし、命を奪う為に創りだされた死のルビー塊が、飴と言うより、いっそ壁のような分厚さで、ジョーンズの周囲に降り注いだ。
家だろうと地面だろうと、無差別に、容赦なく、徹底的に、赤い輝きが貫き。
それだけでは飽き足らず、
一度地面で跳ねた破片は、次に上空へ跳ね上がり、もう一度貫いていく]
ヴァーミリオンサンズ!
[美しく輝く、しかし、命を奪う為に創りだされた死のルビー塊が、雨と言うより、いっそ壁のような分厚さで、ジョーンズの周囲に降り注いだ。
家だろうと地面だろうと、無差別に、容赦なく、徹底的に、赤い輝きが貫き。
それだけでは飽き足らず、
一度地面で跳ねた破片は、次に上空へ跳ね上がり、もう一度貫いていく]
いやーわれながらいい描写だった。
カッコよさと、シリアスさと、コミカルさと、惨めさと、ウートラの手ごわさを十二分に引き出せたね。
いやよかったよかった。
どうするどうするどうできる?今こそひらめけ(腐って)灰色の頭脳!
[追いかけながら言っては見るけどそう都合よく思いついたりなんてすることもなく]
うぉわっとぉうっ!!
[角から出てきた感染者と鉢合わせてぶつかりそうになった。慌てて避けて。離れて。一斉掃射。感染者だったら何とかなるのだ]
あ。あー、なーるほーどねー。
みんなそっちの味方ってことだー。
[ずるりずるり。気だるげな住人たちが次々と現れ行方を塞ぐ。この分だとシップの方にもいくらか向かってるのだろう。相棒に任せたのだから、そっちは心配してないけど]
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