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少しくらいこちらに来ても、気づかれないかしら。
ねえ、光さんたち。
誰かが近寄ったら、私を元のところへ返してくれる?
[ゆらゆらと淡い光が揺れ踊る。
浅黄◆色の光が、おでこにそっと触れた。]
ありがとう。
ここは安心するわ。
少し、やす、むだけ……。
[柔らかな微笑みを浮かべながら、ゆっくり眠りの底へ落ちていく。**]
/*あ、綿毛探しに行ったときは、単に追いかける口実だったのですが、そっちは没になりそうなので。
さっきの綿毛見つけて喜んでたあたりからが、
くしゃみ伏線、メアリー・ポピンズみたいに
つかまって浮いて帰ってこようと思っていたのですが…
ちょっと変更。
>>609
あたしは精霊さんじゃなくて"サッキュん"よん。
これからはそう呼んでね♪
[メルヴィのほわほわしたかけ声にそう返し。]
あなただって、名前あるでしょ?
おい、とか、お前、とか名前以外で呼ばれるってマジムカじゃない?
だから、あたしに名乗るといいわ。
[うふふん、とえらそうに。
胸をそらしながら、告げる。
少しバストを強調したかのようなポーズだけど気にしない。]
ああ、無理無理。
[首をふる]
あの子は昔からこうだったんだよ。
絶対に泣かないから、みんなを困らせて楽しんでいるのさ。
あれぇ?竜って泣くのかな?私も見た事ないや。ちょっと見てみたいな。
>>620
で、まるでゴミのようじゃないの……
初めてだから、や・さ・し・く、したのに。
何、その拒否り方……ひどいわ……
せっかくあたしが名乗ったんだから、そっちも名乗りなさいよ!
[と、嫌がるキリトに迫っていく。]
ねえ、お姉さんがやさしくしてあげるから。
……痛いことなんてしないわよ? 楽しいことしましょ?
[うふふ、とほほ笑みながら。にじり寄っていく。
甘い言葉と囁きは、蠱惑的でもあったが。
しかし、キリトのくしゃみはひどくなる一方で。
やがて、彼は涙目で逃げていった。]
― スターライナー内・自室 ―
[はっと目を覚ますと、列車が止まっていた。]
あれっ まさか
[身体を起こして枕もとの丸めがねを取り、ようせい懐中時計とメモ用紙のようなものを見比べる。]
あちゃー
完全に寝過ごしてるわ…
[ため息をついて頭をかいた。
もう駅周辺くらいしか飛び回る余裕はなさそうだ。]
せめて、土産ものだけは…!
[と、ひとまず前の星のままだったワンピースとドロワーズを新しいものに着替え、ふらりと飛び立った。]
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