812 凍れる水車と奇跡の夜
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[しかし、何が起こっているのだろう。
全く解らないまま、そっと立ち上がる。
オリガが拒否しなければ、その手を引いて、ホールを出る。]
( 63 ) 2011/12/20(火) 22:58:09
― ホール→一階廊下 ―
[そっとホールから廊下に出れば、人の姿を見かける。
自分の記憶が正しければ、キーラと、ヴァーリャ。そして、…?]
あ、ど、も。
[たどたどしく、アリョール>>61に挨拶をしつつ、図らずもその言葉を、聴いてしまった。]
……………ヴィエーディマ?
[目をぱちぱちとさせながら、アリョールを見やり。]
じゃ、じゃあ、あの、ここ、あんたの魔法?
…感謝する、あんたのおかげで、…彼女と、会えた。
[きらきらと目を輝かせながら、へにゃりと笑いかける。]
( 64 ) 2011/12/20(火) 22:58:30
[少年に撫でられれば、狼はまたおとなしく尻尾を振る。
撫でられるのに夢中で、銀色のなにかにはまったく気づかない。
鈍感ここに極まれり。]
( 65 ) 2011/12/20(火) 23:05:39
そうだ、ヴァーリャ。
…まだ、細工道具、見つかってなくて。
えと、これから、部屋、見てくるんだ。
[ちょっと、休憩してしまったけれど、と。続けつつ]
ヴァーリャも、用事、か?
…ホールに、紅茶、あるよ。あと、…パニーニ?も。
[それだけ告げて、階段の方へ歩いていく]
( 66 ) 2011/12/20(火) 23:11:53
―1階廊下―
ヴィエーディマ……“魔女”ってか。
それってあれか、姉さんのあだ名とかじゃなしに
ちゃんと人から呼ばれてる名前だったりするのか?
そうだったらすげーぞ、まじないとかじゃなくって
ホンモノの魔法なんだろ?
[こちらの呼びかけに応えた女性の名よりも先に
ヴィエーディマ>>61の部分に反応した。
男は、こういう現実離れした話が大好物なのだ。]
ま、あれだ。
楽しい事は大暴れしないもので頼むぜ…。
[ほんの少し、キーラから目を逸らせるかのような首の動き。]
( 67 ) 2011/12/20(火) 23:12:35
いつまでもここにいても仕方がないわね。
……ごきげんよう、ウートラさん。
[無口な時計塔の番人に声をかけ、中に入る]
( 68 ) 2011/12/20(火) 23:15:45
―回想―
[レイスが転ぶのを見て、慌てて腰を浮かし駆け寄るが……
ふと、脳裏に蘇る光景]
(……これと同じような事が、前にもあった……?)
[目を瞬かせ、記憶の糸をたぐるが……それと意識した瞬間、その糸はほつれて消えてしまった。
たぐれぬもどかしさを胸にしまいつつ、そっとレイスの頭を撫でる。
言葉が伝えられたならば、彼に大丈夫か尋ねただろうが、今は心配そうに見つめるのみ]
( 69 ) 2011/12/20(火) 23:18:57
[紅茶を勧められれば、笑顔でそれをいただいて。>>59
それを飲み終えてから、レイスの手を握って、その場を離れた。>>63]
( 70 ) 2011/12/20(火) 23:19:11
[途中、キッチンを覗き込み。
黒い狼と、少年…、だろうか?のセットを、見る。]
……くれ…
[名前を呼びかけて、くちを噤む。
そういえば、カーチャは“覚えてないのは、わからない”と。]
[きっと、“思い出さなくて、いい”のだと、感じたから。
しかし、彼を何と呼べば?]
………い、いぬ、……。
[本はしこたま読んだ。が、それを発展させることは、無かった。]
( 71 ) 2011/12/20(火) 23:19:58
………い、いぬ、くん、で、いいの、かな…?
……いぬ、変かな………
ええと、…………………わんわん?
[独り言は、光に筒抜けだった。]
( *8 ) 2011/12/20(火) 23:21:14
―一階廊下―
[アリョールの姿を見かけたならば、親しげに手を振った事だろう。
そして、やはりあれは夢ではなかったのだと、改めて実感する。
レイスの言葉>>64にハッと驚いたように視線を送り]
(…………そうなの?)
[とでも言いたげに、僅かに首を傾げ、じっとアリョールを見つめた]
( 72 ) 2011/12/20(火) 23:21:42
あぁ、そうだ。
折角名前聞いたんだし、俺も一応な。
俺はヴァレリー、雑貨屋兼ガラス細工職人の見習いみたいな事をやってた。
今は――――…なんだろな、無職?
[死んだとは伝えずに、曖昧にぼかして伝える。
彼女もまた何処かから此処へと辿り着いた何かである事は
確かだが、死んだ者とは断定出来ないからだ。]
此処がなー、見覚えのある場所と同ように見えてな。
ちょっとぶらぶらしてた。
( 73 ) 2011/12/20(火) 23:27:29
…よかった。
[ほっとした顔で明るく笑顔を向ける>>65]
料理おいしかったね。
元気になってよかった。
ほら!雪っていうんだよ。
綺麗だね。
[黒狼にわかるように、窓辺を指差して微笑んだ]
( 74 ) 2011/12/20(火) 23:32:32
[ヴァレリーの言葉>>67にも、目を瞬かせて。
アリョールがそんな凄い人だとは思わなかった。
彼女を見つめる目が、子供めいた憧れに彩られた。
その場に居る者に声をかける事も出来ず。
少し申し訳なさそうな表情で、軽く頭を下げ、その場を後にした]
( 75 ) 2011/12/20(火) 23:34:39
……!!
[びっくりして声した先を振り向く>>71
か細い声で「どうぞ」というと]
…いぬみたいです。
お兄さんは、ここにいる人?
( 76 ) 2011/12/20(火) 23:34:45
へ。
[話し相手のむこうから>>64の唐突な声。そしてきらきらとした瞳で見つめられ、彼女は――とりあえず全力でたじろいだ。]
え”
あ、いや、その、それは。
えー…だから、そのう…?
[まさかの誤解に口ごもる。普段けしてまともに受け取ってもらえない自称をまに受けられて、
「実はそうなのよ!ハーッハッハッハ」と言えるほど彼女は自信家というわけではなかった]
( 77 ) 2011/12/20(火) 23:39:10
[少年にこくりと頷き、窓の近くへと。
硝子越しの雪を眺めていたら――
現れた男に紅い眼を向け、不思議そうに首を傾げた。]
( 78 ) 2011/12/20(火) 23:40:12
宿屋の女将 イライダは、2階の廊下を歩き出した**
( A12 ) 2011/12/20(火) 23:40:21
[口をモゴモゴさせている間、純真なカップル二人からのピュアアイズに攻撃されていたことだろう。
こほん、咳払いをひとつ。]
…彼女サンと会えたのはそれはよかった。
しかし青年、えーと、それはあたしのではなくて、……すまん。
多分「他の魔法」だと思う。
[バツの悪そうな表情を浮かべた。そして]
で!
でも!魔女なのは本当なのよ!
( 79 ) 2011/12/20(火) 23:42:22
わんわん?
[狼にまじめに話しかける人間がいるなんて思ってないから、
ものすごい不思議そうに凝視している。]
( *9 ) 2011/12/20(火) 23:42:37
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