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ああ ごめん。俺、ちょっと混乱してたかな。
〔食事をしながら、声を『つなぐ』ことにも慣れてきた自分が怖いと思いながらも、ぐるぐる考えたあとで、言葉を紡ぐ。〕
……君は『番人』で、ここに迷った人達を捕まえて追い出したい。
俺は、ここに迷った人たちを、もとの世界に返してあげたい。
一度みんなを檻に入れて、そして追い出したら元の世界にみんな帰るよ。
そのために、みんな捕まえる。 それでどう?
……隠れるのは苦手なんだ。
この風体だし、どうしても目立ってしまいそうだから、それなら表だって行動して、みんなを『檻』へ誘導してもいいかなと思ってた。
君はどうしたい?
君がみんなを誘導してもいいし、二人とも姿を見せずにこっそり行動したいなら、それでもいいけど。
[残っていたトレイスらに話を聞き]
みんなこんな森に出ていくとは、中々勇敢だなぁ…。
[とりあえず、昨日の残り物や食器が散らかしてあったので昨日の残りの酒をカップに入れ、マッチで火をつけてみる]
おお、ほんとに明かりになるんだな。すげー。
さあ、後は外に出てみるか…だけど。
しっかしまぁ。歩けど歩けど見える物は闇ばかり、ってか。
……戻ってもいいが、まだ早いか?もしかすると誰か先に行ってるかもしれねぇし。
[ジッポーでタバコに火をつけて。ふぅ、と紫煙を吐き出した。]
森の番人とやら。どういう姿をしている、とかは聞かなかったな、そういや。
マズったな。。。これじゃ、会ったとしても気づかねぇな。
[別段会いたいわけでもないはずだが、妙に気持ちが焦るというか、なんともいえない気分。
会わないといけないような、そうでもないような。
もう一度深く紫煙を吐き出した。どうも落ち着かない。**]
[>>53のヒグラシの長い語りを聞きおえれば、きょとんとした顔、まるで宇宙人でも見つめるかのような表情で]
んー。なるほど。
でも森の番人さんが出てきたところで、どんな作品にするつもりなの?
番人さんの目的をそのまま作品にしたら、それこそ意味不明な物語になっちゃいそうな気もするけど。
私ならね…
いないかもしれない誰かじゃなくて、
知ってる人に揺さぶりをかけてみるね。
[たとえば、と自分に近寄ってきたジェリコに、にーっと歯を見せて笑うと]
ジェリコちゃんは小屋のメンバーだと誰が好き?
[...とかね。と、ヒグラシににまぁと口角を上げて見せた。…人選を誤っただろうか、小さすぎる少女に対しては…]
ぉ。行き止まり。
[塀のように綿密に、自然の力なのだろうか、しっかりと編まれた垣根が顔を見せる。それは左右の林のおくにまで続いており]
ここまでみたい。
[そろそろ戻りたいな、足が痛くなってきたし。と思っていたというのは内緒。―それが具現化しただろうから]
とりあえず、こっちが行き止まりってことがわかるようにしよう。
[何かあっただろうかとポシェットを探ると、金糸雀◆色の長いリボンが出てきた。こんなものいつの間に…と思えど、落ちたものを拾ったかのような自然な動きで、あたりの枝にリボンをつける。
リボンをつける動きにあわせ、手首に巻かれた腕輪がしゃらしゃらと鳴る。]
さて、どうするか…
森の番人がいい人なのか悪いひとかにもよるよね。
悪いことしなきゃ怒りには触れないってのが物語の定石だけど。
[...はまっすぐ前だけを見て歩きながら、木々にリボンをつけていく。]
うわ!
[派手にブッ転ぶ、持っていた火をのついた酒入りカップを木にぶつけてしまい、割れる]
やばい!山火事に…!
[しかし、考えとは裏腹に、火はブスブスと消えてしまった]
あれ…そういうものなのかな?それとも、このへんてこな世界だからか?
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