812 凍れる水車と奇跡の夜
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[>>56の男性の方を向くと、二人は知り合いかと気づく。
しかし続く言葉に思わず]
…ふ。
コドモのイタズラなんかじゃないのよ。
ヴィエーディマ・アリョールの魔法はね、
正当な、伝統的な、秘法であって、
くだらない遊びに使っているのではないのよ。
町の人間なんかまったく相手にならないくらいの―
[初対面の人間に向けるにしては、不思議ちゃんすぎるセリフだったかもしれない。
気がついて、演説は途中で打ち切り。]
もちろん…楽しいことは好きだけどさ?
[同意を求めるかのようにキーラに視線を向けた。]
( 61 ) 2011/12/20(火) 22:39:26
[それから、ヴァレリーの容姿をぶしつけながらまじまじと見た]
(不思議だわ、他の人とは違う生命の臭いがする。
…気がする。)
[気のせいなのか、キノセイなのか、今はまだわからない]
( 62 ) 2011/12/20(火) 22:41:25
森の魔女 アリョールは、キーラ、ヴァレリーと教会の七不思議(?)について雑談しようとするかもしれない**
( A11 ) 2011/12/20(火) 22:42:45
[しかし、何が起こっているのだろう。
全く解らないまま、そっと立ち上がる。
オリガが拒否しなければ、その手を引いて、ホールを出る。]
( 63 ) 2011/12/20(火) 22:58:09
― ホール→一階廊下 ―
[そっとホールから廊下に出れば、人の姿を見かける。
自分の記憶が正しければ、キーラと、ヴァーリャ。そして、…?]
あ、ど、も。
[たどたどしく、アリョール>>61に挨拶をしつつ、図らずもその言葉を、聴いてしまった。]
……………ヴィエーディマ?
[目をぱちぱちとさせながら、アリョールを見やり。]
じゃ、じゃあ、あの、ここ、あんたの魔法?
…感謝する、あんたのおかげで、…彼女と、会えた。
[きらきらと目を輝かせながら、へにゃりと笑いかける。]
( 64 ) 2011/12/20(火) 22:58:30
[少年に撫でられれば、狼はまたおとなしく尻尾を振る。
撫でられるのに夢中で、銀色のなにかにはまったく気づかない。
鈍感ここに極まれり。]
( 65 ) 2011/12/20(火) 23:05:39
そうだ、ヴァーリャ。
…まだ、細工道具、見つかってなくて。
えと、これから、部屋、見てくるんだ。
[ちょっと、休憩してしまったけれど、と。続けつつ]
ヴァーリャも、用事、か?
…ホールに、紅茶、あるよ。あと、…パニーニ?も。
[それだけ告げて、階段の方へ歩いていく]
( 66 ) 2011/12/20(火) 23:11:53
―1階廊下―
ヴィエーディマ……“魔女”ってか。
それってあれか、姉さんのあだ名とかじゃなしに
ちゃんと人から呼ばれてる名前だったりするのか?
そうだったらすげーぞ、まじないとかじゃなくって
ホンモノの魔法なんだろ?
[こちらの呼びかけに応えた女性の名よりも先に
ヴィエーディマ>>61の部分に反応した。
男は、こういう現実離れした話が大好物なのだ。]
ま、あれだ。
楽しい事は大暴れしないもので頼むぜ…。
[ほんの少し、キーラから目を逸らせるかのような首の動き。]
( 67 ) 2011/12/20(火) 23:12:35
いつまでもここにいても仕方がないわね。
……ごきげんよう、ウートラさん。
[無口な時計塔の番人に声をかけ、中に入る]
( 68 ) 2011/12/20(火) 23:15:45
―回想―
[レイスが転ぶのを見て、慌てて腰を浮かし駆け寄るが……
ふと、脳裏に蘇る光景]
(……これと同じような事が、前にもあった……?)
[目を瞬かせ、記憶の糸をたぐるが……それと意識した瞬間、その糸はほつれて消えてしまった。
たぐれぬもどかしさを胸にしまいつつ、そっとレイスの頭を撫でる。
言葉が伝えられたならば、彼に大丈夫か尋ねただろうが、今は心配そうに見つめるのみ]
( 69 ) 2011/12/20(火) 23:18:57
[紅茶を勧められれば、笑顔でそれをいただいて。>>59
それを飲み終えてから、レイスの手を握って、その場を離れた。>>63]
( 70 ) 2011/12/20(火) 23:19:11
[途中、キッチンを覗き込み。
黒い狼と、少年…、だろうか?のセットを、見る。]
……くれ…
[名前を呼びかけて、くちを噤む。
そういえば、カーチャは“覚えてないのは、わからない”と。]
[きっと、“思い出さなくて、いい”のだと、感じたから。
しかし、彼を何と呼べば?]
………い、いぬ、……。
[本はしこたま読んだ。が、それを発展させることは、無かった。]
( 71 ) 2011/12/20(火) 23:19:58
―一階廊下―
[アリョールの姿を見かけたならば、親しげに手を振った事だろう。
そして、やはりあれは夢ではなかったのだと、改めて実感する。
レイスの言葉>>64にハッと驚いたように視線を送り]
(…………そうなの?)
[とでも言いたげに、僅かに首を傾げ、じっとアリョールを見つめた]
( 72 ) 2011/12/20(火) 23:21:42
あぁ、そうだ。
折角名前聞いたんだし、俺も一応な。
俺はヴァレリー、雑貨屋兼ガラス細工職人の見習いみたいな事をやってた。
今は――――…なんだろな、無職?
[死んだとは伝えずに、曖昧にぼかして伝える。
彼女もまた何処かから此処へと辿り着いた何かである事は
確かだが、死んだ者とは断定出来ないからだ。]
此処がなー、見覚えのある場所と同ように見えてな。
ちょっとぶらぶらしてた。
( 73 ) 2011/12/20(火) 23:27:29
…よかった。
[ほっとした顔で明るく笑顔を向ける>>65]
料理おいしかったね。
元気になってよかった。
ほら!雪っていうんだよ。
綺麗だね。
[黒狼にわかるように、窓辺を指差して微笑んだ]
( 74 ) 2011/12/20(火) 23:32:32
[ヴァレリーの言葉>>67にも、目を瞬かせて。
アリョールがそんな凄い人だとは思わなかった。
彼女を見つめる目が、子供めいた憧れに彩られた。
その場に居る者に声をかける事も出来ず。
少し申し訳なさそうな表情で、軽く頭を下げ、その場を後にした]
( 75 ) 2011/12/20(火) 23:34:39
……!!
[びっくりして声した先を振り向く>>71
か細い声で「どうぞ」というと]
…いぬみたいです。
お兄さんは、ここにいる人?
( 76 ) 2011/12/20(火) 23:34:45
へ。
[話し相手のむこうから>>64の唐突な声。そしてきらきらとした瞳で見つめられ、彼女は――とりあえず全力でたじろいだ。]
え”
あ、いや、その、それは。
えー…だから、そのう…?
[まさかの誤解に口ごもる。普段けしてまともに受け取ってもらえない自称をまに受けられて、
「実はそうなのよ!ハーッハッハッハ」と言えるほど彼女は自信家というわけではなかった]
( 77 ) 2011/12/20(火) 23:39:10
[少年にこくりと頷き、窓の近くへと。
硝子越しの雪を眺めていたら――
現れた男に紅い眼を向け、不思議そうに首を傾げた。]
( 78 ) 2011/12/20(火) 23:40:12
( A12 ) 2011/12/20(火) 23:40:21
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