524 凍れる水車
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[思った以上のイヴァンの寝相の悪さ>>97に冗談かと疑ってみたが、まあいいかと流しておいた]
そう、妹から地下があるとは聞いていたんだけれど、話に聞くばかりじゃよくわからないですしね。
[そう、妹の話は大概誇張されていたから、話半分に聞くのが癖のようなもの]
3階まであがるのはちょっと骨が折れそうだったので、2階に部屋をもらったのですけれど、ナタリーさんはそれじゃ3階に?
[なんだか新鮮な反応で>>98、どこか嬉しい。]
( 101 ) 2010/08/19(木) 22:03:37
少し、出る。
すぐに戻ってくるが。
[特定の誰かに言ったわけでもなく、ただそれだけを口にして宿の入り口に向かう]
ああ、これを置いてくるだけだ。
[扉を開けて一旦、閉めると
その場で入り口の外で村の誰かを呼び止める]
すまないが、これを家に届けてくれるか?
ああ、ん? なに? ……それで?
……そうか。なら頼む。
[相手から何かを伝えられた後、短い会話を交わして紙の束をその誰かに渡す。
これで本当にすることがなくなったな。
[すぐに扉を再び開けてそのまま宿の中に戻ってきた。
宿の扉脇にひっそりと置かれていた小さな雪だるま(>>80)には、気づくことなく扉を閉めて]
( 102 ) 2010/08/19(木) 22:04:14
[ロランに気がついたなら、昨日の礼をのべて体調がいいことをアピールしただろうけれど、イヴァンの言葉に>>96>>100むっと顔をしかめる]
兄様、また仕事ですか?
兄様こそ少し休んだほうがいいのに。
( 103 ) 2010/08/19(木) 22:06:48
今のところ、他にやることがないだけだ。
[イヴァンの言葉(>>100)やサーシャの言葉(>>103)に答えた]
一区切りはこれでつけたし、
暫くはもう何もないだろう。
……気遣ってくれてすまないな。
[淡々としながらも、最後はサーシャに顔を向けて云った]
( 104 ) 2010/08/19(木) 22:10:57
[ドラガノフがイライダに聞いたのはいつだったか。
伝承などには彼女が詳しいのは知っている。
なんとなく、なんで湖に水車が建っているだろうなんて、思ったりもしたけれど]
村おこし、ですか。なるほど。
[自分の呟きに、明るい声を返すイヴァン(>>99)
ぽむりと手を打ち合わせて頷いた]
ロランもいるし、あり得るかも。
住んでて楽しい村になれば出……、いいですもんね。
[あり得ないだろうとは思いながら。
出て行く者も減るだろう、さすがにその言葉は飲み込んだ]
( 105 ) 2010/08/19(木) 22:16:28
[動いているものは認識がしやすい、ロランの顔がこちらに向いたのは分かっただろう>>104]
ほんとに?
それじゃあ、今度の呼び出しはちょっとした休暇ですね。
[数日前に手紙をもらって以来、不安は胸の片隅に居座り続けているけれど――]
村おこしは確かに必要かもしれません。
[イヴァンの言葉に>>99冗談めかしてうなずく]
( 106 ) 2010/08/19(木) 22:19:22
[サーシャの問い>>90には]
そうね、もう7年ほどになるかしら。
……尤も、4・5年ほど前に一度、休業していますけど……ね。
アレクサンドラさんはご存知ないのね、あたし達のこと――
[丁度、フィグネリアが村を出たのと同じ頃。
女もまた、愛する男と村を出て――
そんな遠い日の想い出を、聞かれれば、かいつまんで話したかもしれない。]
( 107 ) 2010/08/19(木) 22:24:06
村おこしか。
観光になりそうなものはどうなのだろうな。
[余暇ということもあって、雑談に参加する]
そうだな。
凍れる湖なんかは…
研究所が出来るぐらいだ。何か珍しいのかもしれないな。
[イライダがいれば彼女の方へ視線を向けたかもしれず]
( 108 ) 2010/08/19(木) 22:26:02
あ、まだ部屋借りてないんですけど。
いつも立てこもるときは3階の奥の部屋ですね。
きっと遊びに来てください。
[サーシャの問い(>>101)に、まるで旅行に来た子の様にはしゃいで笑って。
ロランを気遣うサーシャと、二人のやりとりは目に入ったけれど]
お休みかあ。
シュテファンさんちゃんとやってくれてるかなあ。
[店主兼伯父を思いやって、ため息をついた]
( 109 ) 2010/08/19(木) 22:27:41
あの子、いつもサーシャさんの話ばかりしていたよ。
宿の地下に「冒険」に行った時も、姉様に帰って楽しい話をたくさん聞かせるんだ、って。
[思い出し笑いをくすくすと零す。遠い昔のことだけど、変わり映えのしないこの村を流れる時間は緩やかで、過去の出来事は遠くて近い]
……………。
[次いで、淡々としたロランと彼の身を案じるサーシャのやり取りを見れば、小さく瞬いた。
ロランが彼女の見舞いへ行っていたことは知らなかったが、仲良さげな様子に目を細める]
( 110 ) 2010/08/19(木) 22:32:44
[遊びに来てくださいといわれれば>>109、嬉しげな笑みがこぼれる]
立てこもるんですか?
ナタリーさんも、イヴァンやうちの妹の同類なのね。
[親しみをこめて告げれば、きっと遊びに行くと答えたろう]
あの子はいつもそう。
私を気遣ってくれるわ。
[イヴァンの言葉に>>110愛しげに眼を細める]
( 111 ) 2010/08/19(木) 22:37:58
[皆との会話は楽しくて、けれど彼女にとってこうして人と接するのはまれなこと。
すこし疲れたようで、皆に断るとにぎやかな位置から離れるようにカウンターのスツールに腰掛ける。
フィグネリアとアナスタシアの会話の合間にたずねてみれば>>90、答えが返る>>107]
( 112 ) 2010/08/19(木) 22:39:10
サーシャは、アナスタシアの思い出話にそっと耳を*傾ける*
( A10 ) 2010/08/19(木) 22:43:33
同類、どうかな。
私は結構、悪い子でしたから。
[サーシャの問い(>>111)に、くすくすと笑いながら。
どうかな、と肩をすくめたりもするが。
きっと行くとの返事には、嬉しそうに頷いた]
凍る湖で観光の村、かあ。
水車があるんだから昔は凍ってなかったんでしょうね。
[湖の氷はかなり分厚い。
ドラガノフと釣りをしたときに、教えてもらった記憶がある]
不思議な生き物でも居たりして。
[冗談半分の、響き*]
( 113 ) 2010/08/19(木) 22:51:15
[ナタリーの店の、どこか心配性な陰を持った店主の顔を思い出しながら]
業務に支障が出る分は後で補填が出るかもしれない。
全てが終われば、その辺の話もあるだろう。
[やはりどこか外れたような話を、ナタリーや他の仕事を持つ者達に対して交わした]
( 114 ) 2010/08/19(木) 22:53:39
昔は湖って凍っているのが普通だと思っていたけど。
実は珍しいみたいだね。
[この村からただの一度も出たことのない青年は、平然とそう告げる。村の外のことは、書物や絵画で知っているだけ。文字を読むのだって、そんなに得意なわけじゃないし]
観光地になって人が沢山集まれば、
この村も賑やかになるのかな。
大きな道が出来たりしてさ。
[わくわくとした面持ちで話す。気晴らしにこんな話題を持ち出したことも忘れて、人の集まる村の風景に想いを馳せた]
ミーシャさん、酷いや。
僕は立てこもったりしたことなんて、……ある、なぁ。
[さらりと話題に出されて、少しだけ不満げに口をとがらせるも。彼女の言葉はもっともだったので、結局苦笑を浮かべることとなる]
いいね。家族って。
[愛しげな姉の顔に、呟きが零れる。嫌味とか嫉妬とかではなく、それは純粋な憧れで]
( 115 ) 2010/08/19(木) 23:09:11
僕は仕事を終わらせてきたから、暫くは心配ないけど。
[本当に気になっているのは、補填とかそんなことではなくて]
……あ。
[その声を遮るように。窓のずっと遠く、向こう側から、獣の遠吠えが聞こえた気がした**]
( 116 ) 2010/08/19(木) 23:14:56
>>116
そうか、問題ないのならいい。
[人の事情には深入りはしない。興味がないと同意でもあるが]
森の獣の遠吼えだろう。
やや近い、か?
[森の獣に関わることとして、村の仕立て屋であるナタリーの顔を見る。深い意味はなかったが、少しだけじっと*見つめた*]
( 117 ) 2010/08/19(木) 23:31:45
[集まっている面々を、一人一人、確認し。
ロランに向けて視線を送る――
何か、決意めいたものを、孕ませて……]
( 118 ) 2010/08/19(木) 23:33:44
[ドラガノフのピッチにつられるように。
何杯目かわからないウォッカを飲みながら]
観光になりそうな話…ね。
[人差し指を唇に当てて、しばし考える]
「一年に一度だけ…
湖のどこかに、氷の華が咲く」
そんな話が
凄く凄く古ぼけた本に書いてあったわ。
( 119 ) 2010/08/19(木) 23:45:16
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