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[>>244 放送と聞いて。
伝説の話は掲示板にも貼られたけど、あの放送を聞いて知った人も数多くいたはずで。
あの声の持ち主も誰かと一緒に来て楽しんでいたらいいなと、他人事ながら少し思い。
さて本人はというと―― ]
『 おみくじに、惚れた者の名を書けば―― 』 って?
惚れた者の名…
ってことは、自分の名前書けばいいのか?
[ 言葉だけ追えば解釈はそうでもよさそうだが何か違うような気がする。
掲示した議事録のコピーでも持って来ればよかった。
夏樹の記憶力なら間違いないだろうから確認をとる意味でじっと見てみた。 ]
[ ただどういう回答であれ ]
よーし勝負だ!
今度は焼きトウモロコシな!
[ とりあえずおみくじの結果は見せ合うつもり。* ]
もうしょうがないなぁ
[このセリフ、前にもいったなァと思いつつ
優しく微笑んで立ち上がった桃に背伸びして頭を撫でてしまおう]
よしよし、まずは涙を拭こうか
[巾着からハンカチを取り出して桃の手に握らせる]
木っ端微塵になることを考えないで
他に男がいても奪ってやるくらいの気概で
ぶつかっていきなさいな。
本当木っ端微塵になったら
慰めてあげるから。
でもまずは、朗報を待つ。
[よーしがんばれ!と桃の背中をバシッと叩いて
飛び切りの笑顔でバイバイと手を振ってその場を去った。**]
[やさしく。優しくなでられて>>258ふわりとユリ子さんの香りが漂う。
それだけ涙の馬鹿は増量しやがった。コントロールもできない不良品め。]
ほかの男とかなら、よかったんだけどなー。
あきらめも、ついただろうし。
[手の中に残されたハンカチを、そっと大事にしまい込んで。
自分の顔の反逆者はティッシュで乱暴に退場してもらおう。
押してもらった背中のおかげで、こんなに情けない僕でも、少しは前がみれるから。
いつもの相棒をとりだして、短いメッセージを送るんだ。]
『非モテ(確定)のわんこだよー。愛里ちゃん、お祭りってきてる?』
『お暇なら会えるかな?少し話したいんだ。』
『もし誰かと一緒ならいいからね。』
[スタンプはつけなかった。飾ってる場合じゃない*]
うん? どんどんやろう!
ふふ、でも僕に勝てるかな?
[冗談めかして「さあどうぞ、お嬢様」なんて手で促して。
そして彼女が一発で猫のぬいぐるみをゲットすれば、おぉーと拍手しつつも割と真剣に負けた! って悔しがってみたり]
交換、いいね!
じゃあ、この子は僕からのプレゼント!
[と、白兎を差し出して代わりに猫を受け取り]
猫、好きなんだよね。
ココロさんとアワイがいるから飼えないし、猫神様も会いづらくなるし。
そのぶんコイツを愛でよう。うんうん。
[無邪気に笑った]
…………。
[見詰める文字は、変わらなくて。]
桃君が来てるみたいなの。
行って来る。
あの……
今日はありがとう!昴君。
またね!!
[そう笑って。
立ち上がると、歩き出した。]
[かき氷を食べながらお互いの舌を見せ合って、色に笑って。
愛里が届いたLineを見て、こちらと見比べているなら]
誰からかは聞かないけど、お誘いがあったんだよね。
青春は一度きり、取り返しはつかないんだから、いってらっしゃい。
大丈夫、ぼくとの約束は十年後なんだから。今うまくいっても十年後にどうなってるかわからないし?
[冗談めかして笑って、そっと背中を押した*]
そっか、桃か。じゃあ、仕方ないや。
[くすくす笑って見送った]
転ばないようにね、がんばってね!
[そうして残される幸福の王子は、大丈夫。何もなくしてなんかないから*]
[きょろきょろと、人混みを見回して。
大勢の人の中から、探そうとしてしまう。
スマホを見詰めても。
返事は来てなくて。]
『あいたい』
[そんな言葉を、打ち込んでた。*]
─ まつり会場のどこか ─
[本心を告げたから、肩の力が抜けたのか
カラリコロリと鳴る下駄も軽やかに。]
わたし、間違ってないよね
[歌うようにつぶやいて、誰か知った顔はないかと探しつつ、いつものように、ひとり、お散歩*]
[屋台めぐり、射的はコルク弾はそこそこ当ててみせた(落とせたとは言ってない)。
金魚すくいもいいよね。
ポイ二つ貰って、二刀流とかしながら生きのいいやつを狙ってみたりしたけど、無残に穴開けて。
対する彼女はどれも巧くて黒星重ねて──それもまた楽しい。
そういえば結局金魚は取れたんだっけ。
家に持って帰ろうものなら金魚鉢で溺れるインコがいそうだから仮に取れても風音が要らなきゃ返すことになるんだけどね!]
あー、楽しんだ。
振り回しちゃってごめんね?
[なんて素の笑顔のまま謝ったのが、きっと鳥居の近くだった*]
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