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オン・アミリト・ドハンバ・ウン・ハッタ・ソワカ・・・
[馬頭観音印を結び、そう呟いてから懐に手を伸ばす。
焙烙火矢も、無限にある訳ではないから残数には気を付けないと。]
・・・よっし!ミナワ、いっきまーす!
[しっかりと焙烙玉を握りしめ、私は建物から飛び降りた。群がる屍は、時にはもう片方の手に持った忍刀で斬り刻み、時には跳躍して逃げ・・・距離を稼いだり。
ある程度刃物のおじさんに接近したと思われる頃、私は焙烙火矢に点火しておじさんに被害が出ないギリギリの距離に投げ込んだ。
着弾して焙烙が割れる音と同時に火のついた火薬が爆発を起こす。これで少なくとも、第三者の介入があった事くらいは気づいてくれるはず。]**
ですよね〜。
ここで恩を売っておきましょ。
[加勢してくれたらありがたい、と言う言葉に同意して、なにやら激戦区っぽいほうへと近寄っていく]
あの、真ん中でふんぬらばってる人に加勢すりゃいいんで、きゃうっ。
[近くで、先ほどのと比べれば可愛い爆発が起こって立ち止まる]
もう、なんですか〜?今度は魔術?違う?
あ、多分これじゃゾンビ殺せないんで、私は車の方見てきますね〜。誰か中にいたら大変ですし〜。
[手裏剣を見せて。体を透けさせ、車の方へと走っていった。]
── 都市テイア ──
[右手を耳飾りに宛てていたが離した。
遠くを眺める。
都市の全景は、美しく整えられていた頃とは違い、淀んでいた。
視線を近くへ向ける。
そこには、シルビア達とは別のシェルターからの一派が周囲を警戒しながら歩いていた。]
貴方達、少し良いかしら?
話があるの──
[妖艶に微笑み、近づいた。**]
よく考えたらあのおじさんに聞いたほうが早い…ですね〜。
[思いつくやいなや、ふわりと浮遊して、懸命にゾンビと戦っているヴァルターの方へと向かっていった]
――むっ!?
[炸裂音。ゾンビが吹き飛ぶ様子に、目を見張る。
火薬。目にする機会は少ないが、戦場で用いられないものでもない。
木炭と硝石はどうにでもなる。あとは硫黄さえあれば、黒色火薬は調合できる。
そして、その硫黄は、枯れた大地にも幾らか残る火山で、採取することが叶う]
……感謝する!
[介入者の姿を探す代わり、眼前の屍を両断することで応じた]
―中央区/B l a c k S u nの爪痕―
[大量に居るゾンビを最低限蹴散らし、一匹の怪物へ向かって走りながらの足に向かって発砲した。しかし、それは強靭な皮膚に弾かれ、敵対するこちらの存在を教えるだけのものとなる。]
あら?凄く硬いみたいだなぁ。残念、せっかく良い戦い方を思いついたから練習台にできると思ったのに。銃が効かないんじゃあ無理だね。
[そのまま近づいていき、相手の間合に入った。
その大きな腕が横に大きくなぎ払われ、姿勢を低くして前進することで避ける。]
一匹目っと!
[勢い良く跳びあがり、顎目掛けて拳を振り上げた。
当たったと同時にバキッと骨の折れる音が聞こえ、続くように怪物の首辺りからブチブチと引き裂かれる音がする。
そしてその強い衝撃によって仰向けに倒れた。]
やっぱり硬いなぁ。首を吹っ飛ばすつもりでやったのに……。
[怪物の首はかろうじてまだ繋がっていた。しかし、もう動くことは無く、次の相手はと顔を上げる。そこには彼女を囲むように3体の怪物が居た。]
……、ちょっと辛いかなぁ。
[斬り続ける手が、はたと止まった。
信じられない光景を目にしたからだった。
眉目整った少女がひとり、戦場の真ん中で――]
……浮いておる!?
[とすれば先のは、見間違えではなかったのか]
あ、すいませ〜ん。
あのですね〜。
そこの車を運転してたのっておじさんですか〜?
誰か中にいたらあんま戦えない私が助けてこようと思うんですけど〜。
[ついでに後で助けていただけたら嬉しいんですけど〜。と、心の中で呟いて]
─ 地下通路 ─
[ 巨体の化け物を観察する。
俊敏な行動は攻撃と一体となっており、爪で対象を薙ぎ払うまでは非常に素早い。だが、爪を振るった直後に一時硬直するという隙が出来る様だ。
瓦礫の崩れた頭上、光差し込んで来る地上の方でも何事か争いの音が聞こえ、この化け物が地上にも居るのだろうと推測する。
生存者に、数体が爪で波状攻撃を仕掛ける様は、何処か知能的である。数体の隙を補う形の攻撃方法だ。反面、生存者はそれを回避する為に転移を繰り返し、距離が空き余裕が出てから瓦礫浮遊による攻撃を行っていたろうか。]
ピク…(耳を微かに動かしてゆっくり顔を外に向ける)
[そこに人間の少女が二人、すぐに後退りするが後ろに壁があって逃げられない]
うー…
[壁を背にして懸命に唸る]
[やがて何かを差し出す姿が見えた>>31
う〜…
[気になって仕方がない。中から美味しそうな匂いがする…でも怖くて近づくのには時間がかかった。]
─ 地下通路 ─
どうしたアロール?
[こんなときに唐突な呟きを発するので振り返って聞き返すもとなんでもないという仕草をされる。>>69
少し気にしつつも光さすの方へ向かうと]
姐様〜!
探してましたですよ〜!
[ここでゾンビと戦っていたのはアーネストだった。
見た目には無事のようでほっとしたのか、言葉遣いも変になっていたがきにはしない。
おそらくアーネストが必殺技を使ったので地盤が崩れたのだろうか?
じっくり話を聞きたいが、それよりもここのゾンビ達を倒すのが先だと促される。]
それじゃあ、こいつらさっさとやっちまおうぜ。
姐様とボクのコンビネーションは無敵だよ〜!
[ついに一人称まで変になってしまった。]
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