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あの……私、リディヤ、です
[少年の方は、既に聞いているだろうけれど
(そして呆れ顔をされた気がしたけれど)
自己紹介は、主に少女の方へ]
お二人は……?
お友達なんですか?
[ここは、仲の良い男の人と女の人が多いなぁ]
[小さく笑いながら、尋ねてみた**]
-ちょっと前-
[ウートラを発見。捕獲――といっても、ただ一方的に話しかけただけである]
…あんたはあんたなのね。
なんだかさっき会ったお姉さんは記憶と違うような雰囲気があったんだけど―…
[異世界かしら、なんて、なんとも信じがたくて口に出来なかった。]
…はて。
水音がする――
[水車の軋む音。きっとウートラはいつものように無言だろうけれども、構いはしなかった]
[ふと、イライダの言葉を思い出した。
「食べたいと思ったら材料が―」]
……試してみるか。
[エート。と天井を見て考え、軽やかな動作で手のひらを翻す。]
「クワス」
[そこには+裏+
表:クワスの入ったグラスが 裏:グラスだけ]
………。
[手のひらには細工の美しいグラス。だけ。]
……自分で汲みに行けってことォ?
それとももっと修行しろってこと?
[ぶーぶーと頬をふくらませ、まったく魔女さまを舐めてやしないかしらと文句を言いながら、グラス片手に廊下をさまよう**]
にはいたずらめいた表情で知らんぷり。
>>0:338イライダの言葉には相変わらず?と戸惑いがお。
男が気にする風もないから小首かしげるにとどめて。
>>0:341名乗り返す様子のない男には視線だけで咎めるように。
自然とそうした自分の遠慮のなさには内心ふと違和感を覚えてみたりしたけれど、まぁいいかとプリャニキを手に取る]
>>12上段ていせい。
[>>0:325誰と問うからツインテールの少女の名を告げたのに、男の関心は相変わらず薄いようで>>0:334視線だけで問う風なのにはいたずらめいて知らんぷり。]
― 村の入り口付近 ―
[何故かいくつもの小さな雪だるまが並んでいた]
――寒い、な。
[さしてそう思って居なさそうな顔をして、彷徨う**]
― 一階廊下 ―
[少し進んだ所で、そういえば肝試しの時に
この辺りでよく弟がみんなからはぐれていたことを思い出す。
何度も繰り返された出来事だけど、不安でたまらなかった。
弟の手を握っていたキーラには、どうして一人にさせたんだと
半泣きになりながら抗議していた。
彼女が言い返してくれば、言い負かされて更に泣きそうになって。
そんな仲間割れしかけたところに、、
落ち着いた調子で宥めに入ってくれたしっかり者は――――]
っ!
[その時、眼前を横切った"何か"。
思わず肩がびくりと跳ねてしまったのは、
決して怖がりが治っていないからではないと
誰に見られたわけでもないのに心の中で言い訳した。
しかし目をよく凝らして見れば、それは――**]
[リディヤと別れて、教会の中へ。
廊下を歩いてホールへ向かう。]
……あら?
[ころころ、ころん]
[足元に転がってきたのは、掌のなかにおさまるくらいの、
銀色に光る三角形。 ――なにかしら、これ。]
…………あららら??
[拾ったとたん、きらきらしながら飛んでっちゃった。
追いかけると、きらきらは聖堂の扉の前で止まって――]
これ、星かしら?
[聖堂の扉に、星の形のくぼみ。
まんなかには銀色の五角形が埋められていて。
さっきの銀色の三角形が、ひとりでにくぼみにはまって、
星の角のひとつになった。]
あと4つは…… どこ行っちゃったんだろ?
[首を傾げて。
それからまたビーニャの手を引いて。
ホールへ向かうことでしょう。**]
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