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ええ。おしゃぶりから棺桶まで。
アニュエラの道具屋にかかれば、お易い御用よ。
[商売の話>>443には、営業スマイルで応じる]
アイテムの創り手に、指定はあるかしら?
今なら、トリスメギストス82世作のいいのがあるわよ。
もちろん、お値段の方も、*04太陽*ランクになってくるけど。
質より量というのなら、{21世界:逆}印の量産品があるわ。
ますかっと?
「ますけっと!」
〈どっちもちがう〉
《ますこっとー》
「『〈…まちがえなかった〉』」
《しつれいな》
[そんなコントを繰り広げつつも、アニュエラが取り出したマスコットを見ると]
なんだ?
「なんだ!」
〈よくわからん〉
《変なのだ!》
[と、マスコットの上を回っていた**]
─喫茶まろんから出る、少し前─
[信じている、とまで言われれば、少しだけ困惑した顔になったろうか。彼女から視線を外していたので、それは気付かれなかったかもしれないが]
あはは、正直、仇が討てるかどうかすら分かりません…とても強い方でしたからね、しかし、善処はしますよ。
[そう言って、ドアノブに手を掛けた所で]
あ、そうだ。
アニュエラさん、貴方のお店に…銃器を模したアクセサリなんかは、ありますか?
[ふと、唐突に思い出した事を尋ねただろうか
問いには、きっと彼女の決め台詞(おしゃぶりから棺桶まで)が帰って来た事だろう。
その答えに、僥倖とばかりに笑みを浮かべれば]
一つ、拝借させて頂くかもしれません。
…大丈夫、代金はしっかり払いますよ。
[値札に明記されている分だけですが、と付け加えて
許可が下りれば、目的地が一つ増える事になる]
―中立亭(喫茶まろん)―
[次から次へと訪れる事態にやや慌て気味のユーイチから駅前は何処かと問い、大まかな場所を確認した]
なるほど、そう遠くはないな。
ああ、そういえば…落ち着く時はこうすれば良いそうだ。
少し落ち着いて包帯を巻いてやれ、凄い事になっているぞ。
[JJの手当てを手伝っているのを見て、シャルロットにそうしてもらったのを思い出してユーイチの頭を抱き寄せてぽんぽん、と軽く叩いてすぐに離れた。もちろん他意は無い]
トメ子さんは…あの月下美人みたいなのや爺さんも居るし安全だろう。傍にぴったりくっついてるのが居ないとまた飛び出して行きそうだしな。
なに、気が付くまでに片付けてしまえば問題ない。
[どうやら月下美人とはアニュエラの事を指しているようだ。グラジオラスらしい例え方である]
[少年には>>448、少し不思議そうな表情になり]
アクセサリでいいの?
拳銃でも機関銃でも、何丁だって揃えられるけど。
分かったわ。では、アナタが来る時までに用意しておくわね。
いいえ、おばあちゃまの手助けをしてくれていたというのなら、今回はサービスしておくわ。いつでもいらっしゃいな。
[少女>>449の出した名前には、少し目を細めたものの、特に反応せず]
それじゃあ、取り寄せるわ。
いつまでに必要かしら? すぐにいるなら、お代は余分にいただくけど、ここで渡すことも可能よ。
そうじゃないなら、アナタのアジトがあるなら、そこに届けるわ。
なにせ、ちょっとイイ値段だからネ。
[アニュエラ本人の値段を聞かれると、楽しそうに笑って]
[磁場が、0.97%ほど歪んだ]
「自分の命」「世界の平和」「世界の支配権の半分」「この世のあらゆる富と名誉」
このどれでも買えない値段よ。
―回想・喫茶まろん→路上―
[>>402>>403とアニュエラから警戒され、その内なる魅了を更に強められては平静では居辛い。膝折れそうになるのをしばし我慢すれば、少し緩和される。彼女の意識がトメ子に向かったようだった]
『チッ。腐ってもアニュか……安易な誘導は自分の首を絞めそうじゃ』
[その隙に店を後にする。頭の中では戦力差の計算を続ける]
魔王をかさにかかって潰すより、魔王に動いて貰って隙間狙いの方が賢そうじゃの。
魔王……魔王……勇者。
魔王の相手は正義でも悪でもなく、勇者が相応なのかのう。
勇者は正義でも悪でもないしのう。
[どこかでユーリと名乗ったメンヘ○が何度も口にする言葉に初めて真っ当に思考をめぐらす]
正義や悪は生き様だが、勇者とは責務じゃからな。世界の負債とも言える。
にも関わらず世間では職業と思われているから気の毒な話じゃな。
ゲーム脳もほどほどに、か。やれやれじゃ。
[そしてアパートへと**]
一番高い…ね。あいよ。
[謎の美女>>428(時間停止は略)と、ドンファン>>431からの注文を受けてまず出したのは、クリュッグ クロ・デュ・メニル 1998。それから、容赦なく”一番高い”コースの料理が並べられていく。
華やかなカナッペやオマール海老のゼリー寄せに始まって、ホワイトアスパラガスとコンソメ・2色の冷製スープ、舌平目のムニエル・プールノワゼット、ココナッツムースとマンゴのアイスクリーム、果物の盛り合わせ、食後のパンと珈琲まで。
料金はしめて8180万とんで84ゴールド也]
こりゃ。静かにせんか。トメちゃんの傷に障りでもしたらどうする!
[このオヤジにしてはおとなしい声で叱りつけて、それからもくもくと料理を作る作業に戻る。
テレビからの緊急放送>>421で、『花粉飛散の為、駅周辺立ち入り禁止。さらに周辺では火気厳禁、電化製品の使用にも注意』というヒーロー組合からの防災連絡が流れるのを聞けば、空気清浄機とエアカーテンのスイッチを入れた。]
―魔王城―
しかし…
『俺、これが終わったら結婚するんだ』
『ふわぁぁ…眠いな、寝てていい?』
『戦わないヒーローはただのヒーローだ』
『イィィィーー!!』
[なんていってやってきていたヒーローだとか怪人だとかは、花になるか、飛ばされるかしていった。
アンクルに鉄拳制裁を受けているか、アニュエラの店の泥棒対策ようのえげつない罠にかかっているか。
それとも教会で░▓▒▓█▓░░▓▒なめに合わされているか。
なんにせよ南無であるが]
…休まらぬな。
[地味に魔王に効果はあったようだ]
[不思議そうな声で尋ねられれば、こくりと、頭を下げて見せただろう
お代はいらない…と、続いた彼女の言葉には、少し神妙な面持ちをして]
はい、では…ありがたく。
[と、静かに礼を言ったろうか]
[そして今、中央街のアニュエラの店の前]
[駅周辺程ではないが、花粉は此方にも流れている様で。
到る所に見える花に首をかしげながらも、店の中へと入る。
目的のエリアを見つければ、暫く物色を続けて]
ん、これなんか良いかもしれない。
[手に取ったのは、1(3)]
1:二丁拳銃を模したトップのネックレス
2:髑髏を模したデザインの施してある指輪
3:剣を模したデザインが提がっている、イヤリング
―喫茶まろん→駅前―
[戻ったらまたトロピカルジュースだ!と叫びながら喫茶まろんを飛び出して行く。しかし徒歩の為締まりが悪い]
ぐ…花の王に空を飛べる道具を借りてくれば良かったな!
後でせっついてくれるわ。どーせこの町の何処かでバイトしているだろうし、すぐ出せるだろう。
[独り言を呟きながら走る事97分、ようやく駅前に辿り着いた時にはカンナギ達が交戦状態に入っていた>>424]
全くやることなすこと全てが派手な奴だ。
まあ、花粉を集めて一掃する考えは納得出来るがな。
[手に取れば、二丁の拳銃を模したトップが、静かに揺れる
値札を見ると、其処には6034と刻印されていただろうか]
ひの…ふの…っと。
よし、ギリギリ足りるね。
[要らないと言われても、腐ってもヒーローである。
きっちりと代金をレジ前に置いて、外に出るだろう]
[8180万とんで84ゴールドのコース料理>>453に、舌鼓を打ち]
カナッペの具材選択と、色遣いの繊細さ。
オマール海老は、ノバスコシア沖産のものね。この身のしまり方と弾力は、他は考えられないわ。けれどけして硬すぎず、ベストな柔らかさに調理されている。
舌平目そのものは当然として、バターの芳醇な香りがこの上ないわ。材料は調理法もちろん、バターの焦がし具合まで手を抜かない職人技だわ。
脂に慣れた舌に、スープもさっぱりさが融合していくわ。ホワイトアスパラは、柔らかくそれでいてジューシィ。どちらも飽きられない味ね。
アイスの冷たさ、それでいてスプーンを入れるとほどける柔らさは芸術的。
パンとコーヒーまで、細部まで気を配られ、鮮やかでそれでいてあざとくない美しい仕事ね。
素晴らしいわ。
この喫茶の噂は聞いていたけれど、ここまでの腕前の持ち主だったのね。
お抱え料理人に召し上げたいけど……。いいえ、ただの道具屋が、料理人を召し連れていてはおかしいわね。フフフ。
―聖ゲルト教会―
ヒーロー適正・・・ですか。
よく分かりませぬが、協力は惜しみませぬぞ!
[>>442 ギルバートからの質問を受けて答える]
『あなたは“蘇り”を信じますか?』
蘇りとは死からの生還という意味でよろしいのかな。
ならば、信じていないと答えよう。
一度朽ちたものを蘇らすのは不可能である事、死を安易なものとして考え生を軽視する危険性がある事。 これが理由ですぞ。
『パスポート(旅券)を取得していますか?』
旅券ならば身分証と共に持ち歩いておりますぞ。
このマントの中にしっかりと・・・あれ?
[...は気絶している間にアニュエラが身分証を改めていた事を知らない。 +裏+【表:アニュエラが身分証を持っている 裏:アニュエラの道具屋に落としてきた】]
ない、俺の身分証がないぞぉぉぉ!?
>>389
へー、この子のおうちを探してあげてるんだ。アリアさんって優しいんだね。
[さっきのタラシ怪人が悲惨な(当然の?)末路を辿ったとも知らず、鼻の下を伸ばした会話続行中。]
悪の組織の人権かぁ。んー、言われてみればそうかな……悪の組織にも結構親切な人とか話せばわかってくれる人、いるし。
[エルヴァイラにしっかり懐柔された意見を返して、うんうんと頷く。破壊された自分の家を見ていないせいか、どうにも憎むほうに心情が傾いていない模様。]
おっ、シャルちゃんがクロちゃん撫でてると、可愛いの二乗だね。そのまま魔法少女としてデビューできると思うぜ! あ、JJここ結ぶからちょっと動かないで。
[微笑ましい光景>>384に和んでみたり、包帯を巻く手伝いをしたりしていると……つけっぱなしのテレビが30秒ニュースを映し出した。]
[少女>>458の返答には、くすりと笑みをこぼし]
住居を大々的に作っては、誰かが乗り込んでくるのを待つという、嘆かわしい人もいるけどね。
[取り寄せには、快く応じて、エビル商会に連絡をつける]
あたしよあたし。
トリスメギストス82世作の身代わりの護符とひとつと、解呪の魔晶石をそこにある分全部、用意して届けて。
今すぐここによ。
[名前も現在地も言わずに、高飛車な態度で言いつけて]
ああ、それから、あたしのお店に少年魔法使いが来るはずだから、分かりやすい位置に、銃器を模したアクセサリを置いておいて。
こちらも上級品でお願いね。
[86分後には、黒づくめのバイクに乗った、黒づくめの怪人が、注文品を届けにくるだろう]
なっ! あの駅……うちの学校のみんなが使ってる所じゃないか!!
[驚きのあまり立ち上がれば、がたん、と椅子が音を立てた。ついでに手元が滑って、JJの腕が包帯でがんがらじめになる。]
どうしよう、今の時間……俺の友達も花にされた中にいるかもしれない……!! え、駅前? えっと、こっからあっちの方向だから……うわぁっ!!
[おろおろと(ぐるぐると)包帯を巻いたりほどいたりしていれば、グラジオラスにぽふぽふされて体温が一気に急上昇する。顔面はチューリップよりも真っ赤に染まっていただろう。]
ととと、とにかく! JJ、グラジオラスさん、ヒーローのみんな……! お願いだ! 街に平和を取り戻してくれ!!
[お約束のセリフで、まろん亭を飛び出していく面々を見送り、すうはあと深呼吸。]
俺も、こうしちゃいられない……!
[カバンからルーズリーフを取り出すと、マジックペンで『緊急救暖本部(救護所)』とでっかく書いて、まろん亭の扉に勝手に張り付けた。誰かが怪我して返ってきたらすぐに手当をするつもりだ。]
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