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[時空の流れがよくわからなかったが、世界にとってはほんの些細なことであった。]
あぶないッッ!
凍れる息吹の障壁《プロテクト・オブ・ブリザード》ッッ!!
[凍てつく波動の障壁がJJ・カルロ・メイアルとかその場にいた者を包む!その場ってどの場とかどうでもいい。]
>>311
では、そのお勧めのピラフをいただいちゃいましょうか。
[注文を決めたが、何かが気になる様子でそわそわしている。]
[戸惑っている間に、唐突に城を襲う揺れと爆破。
どこかから現れた、凍れる息吹の障壁に
包まれたかもしれないが気付く余地もない]
ちっきしょう、お約束な……。
逃げんぞ!
[ローラーブレードのブースターを最大限に上げ、周囲を見回した。
もしそこに>>321でのメイアルが倒れているなら
血に塗れた手で彼女の手を引っつかんで、魔王城からの脱出行を行うだろう]
[>>322急にアニュエラが取り乱したのに驚き、指差した先を見るとトメ子が傷付いた様子で街路から隠れる形で中立亭の裏に倒れていた。]
なっ、あれは御婆殿!?
しっかりしなされ! 今、中へ運びますぞ!!
店主殿、店主殿ォォ! 手当てをお願い致す!!
[女性二人を抱き抱えたまま店内へと飛び込み、すかさず持ち前の大声でアンクルへ向かってトミ子の治療をお願いした]
……ちっ。
これは一旦撤退か。
[崩れ落ちそうになる刹那。彼女の髪の護符が光り……周囲に羽の様なものを撒き散らしながら彼女の姿は消えていった]
いずれ、この返礼はさせて貰うわ。
……それまで精々、勝利の美酒を味わったつもりで居ることね。
[そう呟きながら、彼女の体は羽にまみれて転移して行き。最後に指を軽く弾くとゴーレムと獅子の残骸も魔法陣に包まれて消えていっただろう]
[うっかりシランの花を咲かせてしまった浮いている何かが落下して来たのに気付き、>>298その花をそっと拾い上げて]
ウフフ、怪我はなかったかしら?
クッションになってくれていたなら良かったのだけれど、あんまりお店の中に花を散らすのは良くないかなって思って…そうしたら、あなたが飛んでいるのが見えたからついつい。ごめんなさいね。
[首を傾けて謝罪すると、今度はシランの花を綺麗だと言う声が届く。そちらに視線を向けると珈琲を楽しんでいる女性と、猫>>316]
花を綺麗だと言う人は心の美しい人。
貴女はとても素敵な人なんだわ、私はとても嬉しい。
[そう言いながら微笑んで見せて、再び席に着いた。
そこで怪我の事を問われ、>>301あっと声を上げた]
そうだ…もう傷は塞がったわ、ドクダミの種の命を貰ったの。多年草は生命力も強いから大きな怪我をした時はそうしてもらっているの。
その分、私が生きて花達を護るの。
[まだ内側は傷むけど、ね?と胸元を指して苦笑した]
…ありゃ?
[凍った城の玄関先で魔物蹴散らしてたら、爆発準備だろうか、不意に消える、氷のドーム。一も二もなく突っ込んで]
まいど!また会ったねおねーさん!
[こっち見て笑いかけたメイアル>>315には、しゅたりと片手を上げてご挨拶]
おわー…今日もまたずいぶんと大迷惑な魔王さんだなぁ…
[消えるとともに大爆発を引き起こしていく魔王にも上げた声はのん気なもの]
まいどー、ジャスティス急便ですけど、お困り?
[ローラーブレード最大速度のハカセっぽい人>>325に軽々追いつき、一声かけて]
まーまー、せっかくだし助けてもらおうよ。
[と、凍てつく波動の障壁>>323内へと連れ戻した]
[スパァァァン!]
さっきから、アンニュラとかトミ子とか、いい加減におし!
[ドン君に突っ込みを入れつつ]
[胸の谷間から携帯を取り出し、呼び出し]
もしもし、エビル商会?あたしよ、あたし。
一番いい救急キットを10個仕入れるわ!大至急持ってきて!金に糸目はつけないわよ!
[トメもろとも店内に運びこまれれば、ドンファンの腕から飛び降りて]
[正義にジャスティス急便があるように、悪にはエビル商会がある。64秒もすれば、注文した品物が届くだろう]
よう自転車屋。遅かったじゃねえか。
別段、困っちゃいねえよ。
[何があったかよくわからぬまま、連れ戻された]
逃がしたか。まあ、いい。
あの野郎、誰に喧嘩を売ったか思い知らせてやるぜ。
[花娘や、ユー君や、店主には目もくれず]
[届いた救急キットを開けて、トメの手当てを開始]
[焦燥にかられる姿や、額に浮かぶ真珠のような汗も、この世ならぬ美しさだが]
[明るい喫茶店内では、魔性の美貌は、多少目減りしてるかもしれない]
>>328
やっぱりまだ痛いですよね。
[そう言うと、突然グラジオラスの隣に行き、やわらかく抱きしめて頭をなでり]
痛いときはこうすると落ち着くのです。
……ところで、ずっと気になっていた事があるのですが
[と、アリア(正確には一緒にいる子猫ちゃん)に視線を向けて]
あの子猫ちゃん、喋ってますよね?
―『まろん亭』―
[羽が舞い散ると共に、メイアルの姿がまろん亭の片隅に現れて。メルクリスの姿を見れば彼に呼びかけて]
あはは、ちょいとドジってさ。
悪いけど、神経毒みたいだから解毒してくれない?
[趣味の良いことに喋れはする程度の神経毒だったらしく。彼に解毒してもらい……そのまま少しすれば動ける程度までは回復するだろう。この場所なら誰かに追われると言う事も無いのだし。]
自転車屋じゃなくて配達屋。ジャスティス急便ね。
ここ重要。
[障壁内で爆発をやり過ごしつつ、ハカセっぽい人>>332にすかさず訂正を入れる]
いやー、遅いって言われてもさ。
発注なしに配達には出れんですよ?
[と、遅刻したことをちょっと言い訳]
ところでえーと…ハカセ?それともそっくりさん?
[そっくりさんなら自転車屋って呼ばれたこともあるし、改めて自己紹介?と思案顔]
[花を咲かせた張本人?特徴的なペンダントを付けた女の子が微笑みかけてくれた]
あら、そういってもらえて、私の方こそ嬉しいわ。
「お姉ちゃん、いいにおい〜」
うん、素敵な人ね。ただ、ちょっと目のやり場に困る……かしら。
[苦笑しながら珈琲をずずー。
店内に飛び込んできた大きな声に目を上げると……もっと目のやり場に困る、いや、ぐったりしたお婆ちゃんが目に入り、混乱]
だ、大丈夫ですか?
「おばあちゃん、いたいの?」
[こんな時は定型句しか出ないものだ。既に何人かが取り巻いている様子なので、暫く様子を見ることにした。
子猫はとてとてとお婆ちゃんに近寄っていった]
ユーリな。どっか人間離れしてんな。
[じいっと顔を見つめた後、自らの血で染まった手を離す]
自転車屋の知り合いみてえだが
この結界っぽいのは、お前の力か?
[配達屋、と訂正が入っても気にせず呼称は変わらない]
……何だよ、ハカセって?
[突然、シャルロットから抱き締められた上頭を撫でられて>>335目を丸くして]
………あ、ありがと…。
[それ以上、何か言おうとしても続かなかった。
他人からそうされる事が一切なかった、元一輪の花だからそれも仕方のない事]
子猫が喋ってる?そうだったかしら…。
この町ならそれもアリかなあって思ってたからあんまり気にしていなかったわ。
どうせだし、ねこじゃらしをプレゼントしてみようかしら?
[疑問を向けたその方を見ると、さっき花が綺麗だと言った女性。注意深く見るならば、その傍にいる子猫が確かに何か言語のようなものを話しているような気がするだろう]
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