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>>103 鳥
[空を見上げてたっていたのだけれど、
よう、とかけられたぶっきらぼうな声が掛けられてから少しの間。
それから驚いたようにそちらを見た。]
……あ、こんばんは。すみません、少しぼうっとして、ええと、
確かヴァルチャーさん、でしたっけ。
>>112日
良い歳して、しかも一度は人の妻となったってのに。
まったくもう……。それでよく、おれの姉さん面できてたよね?
[口元を薄く笑ませて、ジト目。だけど、あなたの躊躇いがちな視線に、すぐにその表情は引っ込めた。ううんと小さく唸って。]
俺は、みんな知った人達だ。
……できれば、部外者の悪ふざけだって思ってしまえればどれだけ気が楽だろうね。でも。かといって。
可能性を考えずに、あとから痛い目みました……ってのもね。
[ひそめた声音で、]
そうだな、魔術塔関係者とか。それこそ研究者の誰かが――掻き回すだけ掻き回して、俺達の腹をかっさばく大義名分でも得ようとしてるんじゃないか、とか。
音叉と魔術師塔が繋がってたら結構こわいよね、とか考えてる。
………。
[言い難そうに、表情を曇らせたのは。あなたの祖母がその塔関係者や、研究者に含まれるからで。]
>>116塵
その話は置いといて。[ちょんと何かを置く仕草。]
そうは言うけど、ヘール?あんただって、人のこと言えるほど成長してるわけ?
[未だにお兄ちゃんにくっついて――なんて、続けてから。あなたの憶測に、黙る。]
…………そ、そんな、のは。
ないよ、ないでしょ。何を根拠に、そんなこと言うの。やだな。
そんなこと――
[あなたの言葉の裏の意味には、気づいたのだろうか。小さく声が震える。ゆるりと立ち上がる。]
……あ、あたしそろそろ……帰るね。
パイ、ありがと。
>>115 光
ああ。[確かめられれば頷いた。]
あんたはリュミール様、だよな。
[憮然とした表情はこの男の素だが、声をかけられてもなお、表情は変わらなかった。この男には珍しく相手に敬称などつけていたり。]
お前じゃないだろうな、あの張り紙。落書き。
…アンやリコシェを騙したりしたら、その面ぶっ飛ばしてやるから覚えとけよ。
[そう低く、声量は抑えるものの吼えるように、そして一方的に。
それだけを告げれば、早足にその場を立ち去ろうと。]
>>114鉄
[ついぞ見たことのない兄の表情に、耳がへたりと垂れる。
連続した選択肢を間違え続けて、どんどん兄を傷つけているようだ。
噛みしめた犬歯が唇の薄い皮をぷちと傷めるほどに噛みしめて、慌てて緩める。幸いにして、血は出なかった。血なんて出したら、また──]
お兄ちゃん、なんで、
[謝るの。そんな言葉が途切れたのは、あなたがその腕を広げたからだ。あなたから逃げる理由なんてどこにもなくて、泣きそうな表情のまま、小さな体がその腕に収まるだろうか。
あなたの言葉だけじゃなく、その体も震えているような、気がした。]
……、お兄ちゃん。[鼻を鳴らして、] あり、がと。
ぼく、……お兄ちゃん、の。やりたい、こと。の、
力に、なれて……る?
[恐る恐る。途切れ途切れの。答えを恐れるような問いの後、あなたの肩口に顔を押し付けるように抱きつこうと。]
うん。約束。
ヘルさん、と。も、飛ばす。の。
その時、いっぱい、いっぱい。ヘルさん、が、びっくりするくらい、飛ばす、練習。
一緒に、してね。
>>118
あ、はい。リュミーエル・プリュイです。
確か、アンと親しくしてる方、
[少し戸惑い気味に尋ねようとしかけた所で、
低く抑えられた、けれど吠えるような声にさらされて、余計に困惑気に言葉が止まった。]
――、そんな、僕じゃありません。
…………その、あなたでもないなら、アンとリコと親しいなら、一緒にいるときは2人をお願いします。
[立ち去ろうとするあなたの背に口早にそう述べたんだろう]
>>119銀
[やせ型だけれど、筋肉で堅い身体で、君を包み込むように抱きしめた。肩に顎を乗せて、僅かに身を震わせる。
なぜ俺は、今までこんなに本質的に無邪気で、幼い子を放っておいたのだろうか。ただ俺のために作った優秀さに甘え切って、ずっと俺に気を使ってくれていた。こんなことに、皆に指摘されないと気付かなかったなんて。
何度も謝りたかった。けれど、これ以上はきっと君を傷つけるから、呑みこんだ。]
……勿論だ。当然だ。
これだけ覚えておいてくれ。
俺の為に、我慢するな。
して欲しいことがあったら、何でも言え。
俺はお前の為にいる兄さんなんだから。
お前はそれだけで、俺の自慢の弟なんだから。
[君の耳元でそう告げて、ぎゅうとまた一度力を籠めた。君の後頭部に手を回して、真っ白で柔らかな髪をわしゃと掻いた。ふんわりとした白毛の耳を指で撫でた。
……そうして、君を離す。ついていた片膝を外し、立ち上がって、
もう、笑顔だった。"ああ"と一つ頷いて。]
……さ、もう遅い時間だ。帰ろう。
>>111獣
…ごめんなさい。
「音叉」とか、「来たりし者」が誰なのかも、そもそもどういう意思を持ってるのかもわからないのに。
護ります、なんてたいそうな事言っちゃいましたけど。
僕が一番取り乱してるのかもしれないです…恐ろしいものですね、相手の気持ちが分からない…って言うのは。あは、何やってんだろ。
[最後に付け加えた一言は、自嘲の色を含んでいる。困ったように頭をくしゃくしゃと掻き乱した手は、小さく震えるように見えたかもしれない。]
僕も、サラさんの様子を見て安心しました。いつだってしっかりしてて…羨ましいな。
あの子のことは黙っておきますし、覚悟も…しておきます。何が起こるか分かりませんから。
…それじゃあ僕、そろそろ行きます。
サラさんと話せて良かったです。僕がいま何を見るべきなのか、少しだけわかった気がします。
[あなたの肩に乗る猿を指先でちいさく撫で、にこりと微笑んで。それでは、と呟くと青年は足早に裏庭を立ち去っていった。あなたが声を掛けたとしても、小さく手を振って返すのみだっただろう。**]
>>121塵
[あなたの謝罪には、ううん、とぎこちない動作で首を不利ながら。]
いいの。あたしが聞いたんだから。
むしろ……変なこと、ごめんね。
[じゃあ、と手を振って。足早に廊下の先へと消えていった。一度だけ、あなたを振り返ってから。**]
【自室】
[完成した布地を父に渡せば、後の仕事は翌日だ。今日は早く寝るから、などと言い含んで、そそくさと自室に滑り込んだ。
ベッドサイドの小テーブルの上に、紙飛行機があった。まだ甘い香りの残る布の上で、少し翼が開いた状態だ。一度開いた上で、時間の無い中で読んでしまうのがどうにも勿体無くて、態々折り目にそって元の形になおしたためだ。]
[――まだ日が辛うじて空に有る頃だった。届いていた包みを、客先のコップのように大切に、大切に抱えて運び込んだ。アップルパイは、母からの冷やかしを聞き流しながら、夕時に食べた。時間が経ってしまっていたが、それでもパイ生地はしっとりと林檎の蜜を吸い込んで、頬張れば優しい甘さが身体に満ちた。彼の腕に嫉妬してしまいそうなくらい、美味しいアップルパイだった。]
[そんなことを思い返しながら、膝をそろえてベッドに腰掛けて、紙飛行機を手に取った。改めて丁寧に書かれた文を読む。少ない文字列の、その一つ一つの単語を確かめるように、ゆっくりと。読み終えれば、もう一度、読んだ。また、文字数に対してはかけすぎな程に時間をかけて。そうする度に、身体中があたたまるようだった。なんだか本当に熱っぽくも思えて、それだから、きっと頬も赤く染まったのだ。]
……書けるの、早いよ。
[ぽつり。部屋の静寂が一瞬揺れた。それからしばらく、部屋の明かりは消えなかった。]**
>>120 光
[相手が、自分とアンが親しいことを知っていたことに少し驚いていた。びくりと肩が震えるほど。
2人をお願いします。そんなことは誰にも言える。誰だって。
そう、口をへの字に結んで考えながら、早足で立ち去った。]**
>>127 鳥
えっと、その……?
[びくりと肩を震わす相手にやっぱり困惑の眼差しを向けて。
そうして足早に立ち去る背中をそのまなざしのまま見つめていた**]
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