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[目の前のカスミの思いを、少女は知らない。
きっと、知りたいとも思っていない。
少女の中ではなかったこと。
目に見えること。言葉にされること。それが、少女の知るすべて]
ばんごはん、なにかなあ。
ピラフだったら、立ててもいいなあ。
[小さな旗を見つめながら、そんなことを言うけれど、暗くなったら帰って、ばんごはんを食べる場所がどこだったか、少女は覚えていない。
もっとも、この世界に、そんな場所はないのだけれど]
カスミちゃんの手も、あったかいねえ。
グレイちゃんに教えてあげなくちゃあ。
[覚えていないことにも気づかずに。
にこにこと少女は笑うのだった**]
[握り締めた仮面の少女の手を握って、困ったような表情を浮かべた。
あまり喋らないわりに表情はそこそこに豊か。]
けんか、だめ。
なかよし。
[リヴリアを見つめる。
太陽との関係は、見てみてないとわからないと言いたげにリヴリアだけを見つめた。]
[小さな身体に不相応な大きな翼。
その隅っこの羽根が知らず少女の足の傷に触れた。
白の中に滲んで淡く色を成す。
左翼も持ち上げて。
包み込まれた小さな空間は真っ白に、閉じた卵の中のよう]
――ぐれいへんは。
がまんなんて、してないよ。
[幼さが口調から僅かに遠ざかる]
もう、いたいことは、なくなったの。
ぐれいへんをたたく ぱぱ や まま はいない。
だから、ぐれいへんは。
わたりどりになったの。
[ちくりと痛むのは置いてけぼりの心。
皮肉も抵抗も温もりの中に飲み込んで。
預けられた頭を抱きながらそっと頬を寄せた]
[しばらくリヴリアと視線を交わしあった後は
ダハールを見る。]
リヴがすき。
[リヴリアの手をぎゅっと握り締めて
大事だと言いたげに・・・の胸元に持っていく。
ダハールの声に、受けて立つと言いだけに。]
[飛び続ける事は、苦しいけれど。
いつか何者にも追い立てられぬ場所で。
羽根を休めて眠る事ができるなら]
――……。
[そんな夢物語を形にできるほど。
一度目覚めた少女に力はなかった]
[甘い声、身近な言葉に
仮面は静かにそちらを見やる]
そう、姫君は道化師を所望で。
道化師も姫君を望むなら、
たとえ世界の果て、解れていくときも
その手を離さぬことを。
[……もし、それが”姉”の望みでもあるならば
結論となるならば……
彼女の世界の終焉、死まで。
その結果、姫君の本体も
心ここに置き去りとなり、死亡するとしても
ダハールは気にすることはない。]
さて、僕はこの辺でお暇を?
姫君、くれぐれも心変わりなきよう?
[森の木立と白い翼の中で、夏の陽光は和らぐ。
薄暗くさえもあるやわらかな卵の中、
太陽を求め続ける少女は
今だけは与えられる静けさに身を*任せる*]
今日はやけに饒舌じゃないか。泣き虫君。
好意を甘受することと、品性を売って哀れみを買うことは別物だと思うがね。
ボクは。
けれど物乞いかい? それは確かに思いもしていなかったねぇ。
まあ乞えば手にはいるのなら、乞いもするさ。
手にはいるのならね。
それほど楽なことはないだろう?
そうだね。けんかはよくない。
このセカイはそんなことは望んではいないだろうさ。
キミもそれはわかるだろう?
[ちらりとダハールを見やり、それからローザの見つめる眼差しに応える。
このセカイのローザはローザだ。あどけない少女、舌っ足らずな甘い声の娘。
彼女がそれを演じ続ける限り、私は変わらない。
模して対を成す者もそうだ。
踏み込まないのならば、何も変わらない。
零の距離にいても無限大の開きを画す。
それは、仮面が望むことで
私が望まないこと]
[表情が見えない肩越し。
呟きにベリーの瞳の上、淡色の睫毛が伏せられる]
――いた、そう?
ミズキにはそう、みえた……?
[この少女は優しく視界を覆う夢越しにまだ現実を覚えている。
それは夢の中へ全てを振り捨てて逃げ切れない未練か。
それとも、己だけでは叶えられない何かを望んでいるのか。
許される事。
それは少女独りでは叶えられないユメ。
きっとそれが少女と現実を繋ぎ止めるかすがいの、1つ。
そう感じながら小鳥は自らを振り返る]
嬉しいことを言ってくれるんだね。
[元々綻ぶ嗤いは、ローザが仮面の手を握りしめて胸に抱けば一層綻ぶだろう。
表面上は何も変わらないのだろうが。
変わらぬ仮面の表情は、握られる手にもう片方の手を乗せて、仮面越しに額に額を重ねて応えよう。]
[家族というのは、時に身勝手である。
延命治療の拒否をする本人に
延命治療を施すが如く。
”どんな姿でも生きてほしい”
美談でもあるが
……当人を苦しめる枷ともなる。]
――……ぐれいへんは、きっと。
[開いた口から言葉が出るのに少し、かかった。
自分の心を探り出し、言うか言うまいか迷った後]
まいごに、なったの。
[昼と、夜。
夢と、現実。
何処にも帰れなくて。
何処にいてもそこは居場所ではなくて]
[願いの果ての結論を知ることは怖い。
可能性が横たわるならばなおさらだ。
楽観を信じるには、可能性を思わせる事実が重い。
食道に穴を開け、声を奪い、意思を奪い
管につなぎ、指も、手も動かせず
その意思を目をふさいで見ないように。
その意思を耳をふさいで聞かぬように。
少年は、未だ踏み込めないでいる。
恐らく、二人の道化師だけでは 平行線をたどる。
少年は結論を出さないのだから。
仮面だろうと、笑っているのならば、と……
……生贄に少女の姿の青年を。
現実、寝台に横たわる姿。
仮面の奥で眉を寄せて。
少年は赤を翻して海岸から立ち去る。]
…ローザ、大丈夫?
[少し顔色が、悪い。
そんな風にも見える]
……無理しちゃだめよ。
倒れる前に、私に頼りなさい。
[イスに戻る彼に毛布をかけながら、そうひとこと*]
だから。
どこにいても、ねむれない。
[少しだけ、目をこすった]
ぐれいへんは。
す のばしょをわすれて まいごになった わたりどり。
でもいいの。
さがすのは つかれたし。
ちゃんとあるかも わからないから。
[きっと眠る事ができるのは。
力尽きるその時だけと、思っていた]
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