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[『嫌いだ』。
不健康な白い肌、倒れてしまうという繊細さ、
夜を思わせる黒い服装、星、
それら全てがいちいち
思い出したくないものを思い出させるから。
その上それを、「何でもないもの」として扱われれば]
……………そうだな。
そんなことも、あった。
[会話をするのも疲れたとでも言うように、
断ち切るための言葉一つ。
座り込んでいた地面から立ち上がる]
あら、飲み薬は大丈夫なのね。
チョコレートとか、ココアは、どう?
それは無理かしら?
[グレートヒェンのために調合された飲み薬。
顔色から判断しただけの量を、彼女に水とともに渡す。
首元に一瞬だけ目をやったが、何も言わずに
グレートヒェンのカルテに何やら書き加えた]
お裾分け、してる?
え。ハル、グレイちゃんに何かあげたっけ?
[グレイヘンの言葉に、きょとんと瞬いた。
少女には、このお花畑が自分の領域という認識も、自分が作り出しているという認識もない。
ただ、この場所は少女のお気に入りの場所。それだけだと思っている。
グレイヘンの言葉に心当たりがなくて、不思議そうに首を傾げたけれど、まあいっかあ、とすぐに考えることをやめて笑顔になる。
少女は、むずかしいことは考えない]
春は素敵な季節だよねえ。
ずっと、ずうっと春がいいよねえ。
[にこにこと、少女は自分にとって都合のいい言葉を拾い上げ、ご機嫌で笑った]
[うまく名前が呼べぬ様子に愛らしさすら覚える。
彼女が気に入りようが気に入らまいが、仮面にはその姿とその声が気に入っていた。]
へぇ、今日はずいぶん積極的だね。
けれど、そういうのは好きだよ。
ボクは。
知りたい? 何を知りたいんだい?
スリーサイズはトップシークレットだから教えてあげられないよ?
[実際そんなものは知らない。
昨日の様とは打って変わって、知りたいとまで言ってきた少女に興味を覚えたのか、仮面は身を乗り出すように、向けられる視線に自らの視線を返す]
指標は、ないわね。
例えばの話、私が人並みかどうかだって、判断する人によって違うでしょう?
[経歴、勤め先、世間一般の 普通 とはすこし違ったものだろう。
その容姿も一つ加わるかもしれない]
そうね。
一人でお金を稼いで食べていけるようになったら
…というのは、一つの基準。
私が目を離しても大丈夫になったら…
……いいのだけれどね。
[ヴェルはそうなってくれるだろうか。
何年かかっても構わない。
最終的に、現実を受け入れて、独り立ち出来れば]
ハルはおはな、くれるよ。
それからえがおも、くれるよ。
[眩しい、笑顔。
当たり障りのない言葉を選びながらも。
何かとっかかりを探るように]
ハルのいるおはなばたけは。
よそのおはなばたけより あかるいの。
きっとハルがにこにこ、してるから。
[春は素敵な季節、頷く]
ん――はるはベリーがあるから、すき。
でもあきもぶどうがあるなら、すき。
それに。
たまにかぜがつめたいのも、すきだよ。
そのぶん、だれかとてをつないだら。
あったかいから。
[ちびりちびりと、薬を飲むグレートヒェン。
ココアの薄いのなら、との言葉に、甘さを控えたココアを牛乳で薄く溶く。
ダハールが欲しがるならばそのとおりに作り、自分用には濃いココアを入れた]
無理をしたらダメよ。
……なにか食べたくなったら、言ってね。
スープでも、サラダでも、フルーツでも。
[夢のなかではベリーを食べると、以前聞いた。
そうならば現実でまでフルーツはいらないだろうか、
口にしてから少し考えた]
[今日、といわれて時間の感覚のズレを感じる。
ホウコクに向こうに気を取られている間
こちらのことがおろそかになる。
だから、丘の上でじっとしていたけど。]
どこへ、行くの?
[刹那の話でもあり
未来の話でもとれるような、そんな質問。
返される視線に瞬きをしながら見詰め合う。]
[お花と言われて嬉しそうに、少し頬を赤くした]
そっかあ。だったら、またグレイちゃんにも花冠作るねえ。
グレイちゃんには何のお花がいいかなあ。
[んー、と腕組みして考えていたけれど、よそのお花畑と聞いて目を瞠る]
よそ? グレイちゃん、よそのお花畑、知ってるの?
ここじゃないお花畑、あるんだあ……。
[そうしてしばらく考えて。やっぱり考えるのをやめた]
まいっかあ。ハル、このお花畑がお気に入りだから。
[それから。
春が好きだというグレイヘンに、うんうんと頷いたけれど。
続く言葉に、笑顔が固まった]
そんな……そんなこと、ないよ……。
だって秋は……。
[秋は、夏を越えなければ、やってこない。そんなことは、とても口に出せない。出したくない]
風が冷たかったら、だめだよう。
だって、だってハルには。
[手を繋ぐ人は、もういない。
そんな言葉が頭に浮かんで、少女は強く頭を振った。
"もう"いない? もうって、どういうこと?
頭を振る。
むずかしいことは、考えない]
んー? どこへでも行くさ。
ボクはセカイを巡るのが好きだからね。
見たいんだよ。人のセカイをね。
だって面白いだろう?
人によってセカイは違う。
同じものなんて一つもない。
それは不思議で、愉しいことさ。
見て知って感じて浸る。
廻らなくなるその日まで、セカイを廻りセカイを舞わすのさ。
[あははとくるりくるりと廻って見せる。舞ってみせる]
[伸びをしていた翼を折り畳む]
はな、かんむり。
ミズキがしてた?
――ぐれいへんは なんのはなでもいいよ。
おはなのことはハルのほうがしってるし。
ぐれいへんがさがすのは。
ベリーばっかりだから。
おはなばたけ。
いっぱいある。
おはなばたけじゃないところにさいてるはなも。
いっぱい、あるよ。
[閉じた世界に回帰する花守の思考。
季節を止めるほど花そのものを愛しているとも、何処か違う。
フォトフレームの中の永遠のようなものを感じながら]
大変?
そうね。会社勤めのOLに比べたら、大変かしら。
[ゆるりと首を傾げる。
されど、シャル自身は、それを大変とは思っていなかった]
ああ、まだ学生なのね。
学生としての人並み、っていうのもあるかしら。
きちんと授業に出席して、単位をとって。
それからはバイトだったり、サークルだったり、それぞれだろうけど。
[姉の干渉のため、というのは、あまり人並みではないかもしれないなあ、とぼんやり考え]
コーヒーね、わかったわ。
……お姉さんは、夢のなかではなにか食べたり、しているの?
[熱いコーヒーをマグカップに注ぎながら、問いかけた]
良かったら、今から一緒に廻るかい?
廻りながら知るといい。ボクを知りたいなら教えてあげる。
でも、代わりにキミのことも教えて欲しいな。
[再び彼女をじぃと見つめ、彼女の前に手をさしのべる。
常春に芽吹くハルと違い一所に留まらぬこの身なら、数ヶ月もすれば住人を見ることはほぼ間違いない。
昨日はじめて見たこの少女はきっと新しい住人なんだろう。
そう思えば、案内がてら回ってみるのも悪くはない。
時間を共に過ごせば、それだけ知ることにも繋がるのだから]
・・・・みたい。
連れて、いって?
[首をこてん、と少しだけ傾けながら
仮面が見る世界を所望する。
片手を軽く、あげて
くるりくるりと廻る彼女に手を差し伸べる。]
[固まった笑顔を見て。
嗚呼、この季節が――と思う]
――ごめんね、ぐれいへん、へんなこといったね。
はるはあきのあとだから。
あきはもうおしまいになったきせつだね。
[秋が終わらなければ春にはならない。
春が終わらなければ秋にならないのと反対で。
だけど、そんな言葉は今は口にしない]
だいじょうぶ。 かぜはあったかいよ。
ても、あったかいよ。 つめたくないよ。
ハルのても、あったかいよね?
[少しだけ首を傾げて。
頭を振る花守の前に小ちゃな手を差し出した]
ではお姫様。お手を拝借。
[仰々しくお辞儀をして、彼女の手を取って立ち上がらせる。
柔らかく暖かい掌が、冷たい仮面の掌に温もりを与える。
……まあもっとも、仮面より冷たい手はそうないのだから、氷の手でもなければ暖かくもなるだろう。]
ハルの子のセカイへは行ったんだね?
ハルの子とはお話しをしたのかな?
[そういえばあまりしゃべってくれなかったとか言っていたか……
ここから一番近いのはすぐ見下ろせる花の園
では次に近いのは? 海だろうか? 山だろうか? 星だろうか?]
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