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[ふにっとされた。
奈波はなんというか、とても度胸が据わっていると思う。
一本芯があるところは伊織にも感じることだ]
……?
[茶席のほうを見る奈波の頭を撫でた]
さって、と。
射的でもしようかな、ちょうどそこにあるしね。
奈波もどう?
[本当は妙に駆けだしたい気分だ。
とりあえず自分と奈波の分のお金を店主に差し出す]
[渡された射的銃を構える。
引き金に指をかけ、獲物を狙って目を細めた。超真剣]
1:*02白長須鯨*の人形
2:*11岩燕*のお面
3:焼きそば券
4:[体育教師 ダグラス]に似た人形
5:うさんくさいらしいバッグ
6:店主スレスレ
すみません、ほんとにすみません。
申し訳ありません!!!
[まさか店主さんがカツラとは思わなかった。ズレた。
土下座する勢いで謝る羽目になった]
[彬が三回回ってワンをした。ボケに応えてくれたのだろうけれど、ちょっと呆気にとられてしまった。が、少し考えて]
よしよし。よくできました。
[と、愛犬を愛でるように彬の頭を撫でた。それから、横目でちらっとだけ愁の方を伺った]
よろしくお願いいたします。
[彬に続いて茶席に着けば、すっと背を伸ばして、目線をまっすぐにした。簡単だ。全校生徒を前に壇上で立っていると思えばいい。
久々の緊張感が気持ちよかった]
頂戴いたします。
[そう言えば、大和と部室に遊びに行くと約束していたんだったと思い出した。今度訪れてみよう。
雪兎の干菓子にちょっと首をひねってみたり。でも、口に入れるとすっと溶けた。
口に甘さが残っているうちに、茶碗をそっと持ち上げてみる。中学時代にお姉ちゃんとどこかに行った時に野点を経験したことがあった。その時に教えてもらったように碗を眺め、部の人が教えてくれたように碗を回す。
碗の茶を干すと、口いっぱいにお茶の香りが広がる]
結構なお点前で。
[そんな返事で良かったのか、良く分からないけれど、いただいた碗を手で清めてから懐紙で指を拭く]
ほーらイワツバメ怪人が来たぞー。
[とりあえずお面を被ってみた。
しかし自分には使い道が思い浮かばず、そのまま皆の元へ。
目のところに小さな穴はあるから前が見えた]
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