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ここでホットコーラが却下されたら、教祖様にお仕置きして貰いましょう。
喉無いし、眠いので今夜は失礼します。
おやすみなさい
[パンプキンヘッド以外の装備を外し、もぞもぞとそらたかさんの布団の中へ**]
■
「怪我はないけどさぁ、綿とかでたらどうしてくれるわけー?謝って済むならケイサツいらない!」
ちょこんとその場に座り、腕を組んでぷんぷん怒っている。
よく見ると、うさぎのぬいぐるみのようだ。
「ええっと…あの、ごめん、なさい。
あの…あなた、なんですか?ぬいぐるみ…?」
あたふたしつつ何故ぬいぐるみが動いているのかと聴くと、ぬいぐるみは怪訝そうに、
「…なに?ぼくみたいなの、見たことないの?
あなた、招かれたんじゃないの?」
●
「ホットコーラなんて、そんな趣味の悪い飲み物ないよ」
「ないよねー」
そんな無邪気で残酷な会話を聞きながら、
私は彼らについて行った。
行き着いた先の重々しい観音開きの扉を、二人が同時に押し開く。
扉の隙間から出てくる空気は、ぞっとするほど冷たく禍々しい。
「これは…処刑台?」
罪人の処刑につかう、首吊り処刑台というのだろうか。
そんな恐ろしい代物がまず目に入った。
ホットコーラ自体の存在を容認してしまった・・・
>>*96
わ、わかった…
じゃあねーちゃんでいいよ…ばーか。
しかし普通の人なら
「ホットコーラ?なにそれ?」
「え?あっためるの?なんで?」
となるはずなのでこの双子の近くにはホットコーラを好む誰かがいたのでしょうな。
■
何かに招かれてここへやってきた記憶は無い。
ましてや、喋って動くぬいぐるみなんて、
今まで、様々な地を旅してきた私でも初めて目にするものだった。
私は、ここに至るまでの簡単な経緯を目の前のぬいぐるみ語った。
「ふぅん……。
てことは、招かれたことにすら気付かなかった、ってことォ?
あなた、相当グズなのね?
そんなんで今までよく旅なんてしてこれたねー。
感心しちゃうよ。」
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