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わたしは飛んでいるー!
上空から見る屋敷はいつ見ても小さいなー!
[ばさばさ]
ところでさんー、占いってどうやるんだー?
できればわたしのことも占ってくれると嬉しいなーってふと思ったので訊いてみるのであった!
む?
知らないものを呼ぶのは難しかろ。
なあに そのへんの鳥の卵でも持って来ればいいにゃふ。
[しししと笑って]
と いう訳でさあ行くぞー。
[肩に飛び乗った]
まずは夏にゃーん。
人形から出れぬ出れぬと言っておる時点で威厳もへったくれもなかろ。
[愉快そうに震えている]
主はどっしり構えておるものにゃふ。
だが 首を括る縄は用意しておいた方が良いかもしれんぞ。
[より愉快そうに震えている]
別に縄を用意しなくとも、蛇でも首はくくれるんじゃないのか?
単なる思い付きだが。
[…………]
そうは思い付いたけれど主様、そちらが首をくくるのをわたしは全力で阻止する所存!
そもそも何故首をくくらねばならないのかわたしにはその理由がさっぱり不明だー!
ああっ! 蛇が口を開けたせいでお弁当が落ちていってる!
落とすなよって言ったじゃないかー!
[ひゅーん]
[きゃっち]
あ、危なかった、一時はどうなることかと……。
お弁当を両腕に抱えて再び上昇!
ふむ。
そういえば、翡翠は幽さん…かなぁ。
更にあかつきさんの居所が分からなくなった。
大穴まみ、かな。
分からないからもうナカノヒトの事は考えない。
鵺ねこさん猫又あっしゅんだけ確定だ。
[瞬火が肩に乗ったのをみて、ぱちくりとまばたき]
夏のお庭?いいよー。
[防寒着をぽいと脱ぎ捨て、縁側から夏の庭へ下りていった]
うむ。
[お腹を白雪の肩に乗せてだれている]
まずはほろどりちくしょうを見つけんとの。
林 雑木林にゃふ。
[すんすん]
あっちにゃふ。 17分くらいは探してみるか の。
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