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これはなんだ?
[星の角のようなものを感じ、拾い上げようとしたが、その手を離れ、何処かへ飛んでいった]
不思議なことも、あるものだ。
[淡々と。もし誰かに会えば自己紹介と、出身の村の名前を挙げて知っているかどうか訊ねただろう**]
―聖堂―
さぁて、と。
[男からすれば6(6)時間程その場で寝そべっていたように
思えるが、実際にはほんのひととき。
いい加減に次の行動を起こそうと、のろのろと起き上がり]
また後でな!
[ステンドグラスをもう一度見上げて手を振った。]
―聖堂前―
えーと、だ。
確かこっから右に行けば、物置だとか控え室だとかが
ある部屋だったような気がする。
で、左に行けば飯!!
…じゃあそっちから上に行くか。
リーリャがなんか作ってくれてるって言ってたしな、
俺の分もあると嬉しいけど、どうだろ。
[ホールとキッチンとをまとめてそう覚えていたようだ。
目的地の2階へは少々遠回りになるが、きっと其処に
お目当ての物があるのだと妙な確信があったから
男は慌てない。]
/*
ようやっと箱前。
で、プロ最後を見たらベルが居る…!
でもこのおっさん、なんも気付いてなさそうだよな…
幼馴染組の反応がなんとも切ない。
[何処からか聞こえた音に、びっくりして肩を跳ねさせる]
え、えと、あの、………
せ、世界征服の号令、だったの、か?!
ばる…す?え、と、だ、誰?
[ものすごく、反応、遅い。しかも、声だけじゃ、わかってない。
どんくさいのは、何時までも変わらないらしい。]
ナタリー、さっきキッチンで会った子ね。
セーター、似あってたわよ。
[微笑んでいるが伝わるわけもなく]
ロラン…知り合いの子と同じ名前ねぇ
今どこにいるの?たぶん教会の敷地内だとは思うけれど。
私は2階のテラスから下を覗いてるわ。
ここは不思議ね、雪が降ってるのに冷たくないし、やけに明るいのよ。
会った……?
君たち同士は、"ここ"で知り合っている、のか。
[姿なき者の声として認識していたらしく、確認するような声の調子。実際は若干乍驚いていた訳だが]
寒くない……か……。
[景色は凍える村のものであるが、言われてみれば、であった]
『気づいていなかったでしょ』
そうだな。
言われて初めて……そう、思った。
寒くない、と。
[それにしても。
何処からか、響いてくる声は、何なのか。
どこか、聞き覚えのあるような、……]
………?
[ちらちらと目の端に映る、何かの光を、不思議そうに見つめ。
結局、プニャリキの誘惑に負け、紅茶をカップに注ぎ。
服の端を掴むオリガにも、それを薦めるつもり。**]
[>>38 彼女の名前をきき、簡単な挨拶の後。]
そうよ、魔法かもしれないって思ったわ。
でも魔法ならあたしが気づかないはずがないからね、
人間の仕業じゃないんじゃないかと――
[グラスもったまま、腰に両手を当てて胸をはりながらも、虚勢なのだろう。言いよどんだ]
……このグラスも勝手に出てきたの。
[秘密を打ち明けるようにわざとらしく小声にして、目を瞬かせた。…と、新しい人間の声>>56]
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