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[座った場所は、部屋の隅の、おそらくは予備に置かれているであろう椅子の上。
一番目立たない場所を、他の人には居心地の悪そうな場所を選ぶのが青年の常。]
>#2
あぁ、出るなら良いんだ。すまんな、余計な気を使わせて。
セルフ、セルフ…と。
[パックのコーヒーを選び、砂糖をどさどさ入れた。一番奥の席に戻ると、皆が揃うのを頬杖ついて待つ]
/*
日中は案内人発言はできなくなるので、
ラビは適当に動かしてくださって構いません。
疑問等あれば、匿名メモで質問いただければ
匿名メモで回答させていただく予定です。
それでは皆様、良い旅を!*
/*
しかし、サーシャなんて露骨に狂人希望っぽかったけど。
元狂人…かな?
狼様は誰かなぁ?ドキドキしながらとりあえず寝よう。
[ごとり。最初はゆるりと、徐々に速度を増して列車が走り出した。
窓の外を何とはなしに見遣れば、先刻怒りに任せ破り捨てた手紙――紙片の一部がまだベンチに残っていた。]
消えてなくなっちまえ。
………ん?
[案内人の声で、意識が列車内へと引き戻された。
食事と聞いて、先程からの喉の渇きを思い出す。]
ああ、あんがと。
さっきも思ったが、お前さん小さいナリでちゃんと案内人の仕事してんのな。
…行くぜ、食堂車。
[小柄な背に続き、食堂車に向かう。]
ユーリーのやるお遊び。
ブラックジャック。
ブラックジャックは、ディーラーとプレーヤーが対戦し、配られるカードで21に近い組み合わせを作った方が勝ちとなるゲームです。
自分の手とディーラー(親)と手の勝負します。カードの数字の合計が21に近い方が勝ちで、22以上になってしまう(バスト(バースト))と、その時点で負けとなります。
プレーヤーは21になるまで、もう一枚カードを引く(ヒット)か、もう要らない(スタンド)かを、自由に決めることができます。ディーラーは決まったルールに従ってのみ、カードを引きます。16まではヒットし、17以上になるとスタンドします。
勝てば、賭けた分と同額のチップがもらえます。引き分け(プッシュ)の場合は、賭け金はそのまま戻されます。
カードは2枚配られ、ディーラーの1枚はオープン。1枚は伏せ。
[良い匂いがしてきたので、カメラ屋のおじさんを追い抜いて、ひょこりと食堂へ顔を出します。
お弁当をたべてるのを見て、きゅうとおなかのむしがなきました。
中身は一体なんでしょう?わくわく期待の眼差しを向けます。]
がたん、ごとん。がたぁん、ごとん……
[列車が動き始める。ぶつぶつと列車の音を呟きながら、瞳がとらえるのは中空。先ほどベルナルトに見せた……普通に振る舞うという決意は、すでにどこか彼方。]
椅子……?
[だから、その単語が脳に届いたのは、話しかけられてからしばらくたった後。]
……いい。人、いっぱい、いるから……。
[ふるふると首を振り、なおさら縮こまるように壁に身を寄せた。]
―客室―
[薄暗い室内を見やり、
男をねぎらう声に、幽かな微笑みを添える]
運んでくれてご苦労だった。ありがとう。
言葉が通じるというのは、嬉しいことなのだな。
……ああ、君はどこの部屋に?
[なんだかんだで、親切なこの男の個室を確かめておくべく、
問うたところで先ほどの騒動を思い出した。
冗談だと通じるだろう顔で、]
……なんなら同室に?
押しかけられる心配は、なくなるかもしれない。
[ゆるりと笑った]
―客室前―
[やがて案内人に声を駆けられれば、
気にかけていたことを一つ、問う]
そういえば何故集合するのだろう。
何か、顔見知りになる必要性でもあるのか?
[列車とは通常そういうものなのだろうか、と。
小さく呟いたつもりの声は存外大きく]
とりあえずは、そちらへ向かうとしよう。
[行くのだろう?と一度促す眼差しを向ければ、
そのまま食堂車へと向かった]
―特等車両→食堂車両へ―
おや、グッドタイミングですねぇ。
[正に食堂車両へ向かおうとするところに、案内人の少年とすれ違い、食事の用意を知ってにたりとする。
背中に響いていた、ちたぱたという足音は食堂車の戸口まで来ると、ひょい、と彼を追い抜いた。]
…食べ盛り、なんですねぇ。
[その様子を見て、一人にたにたしている。]**
[静かに、はむはむと食事を摂りながら、注意深く食堂車に出入りする人々を観察している]
……。
[もぐもぐと。黙々と、人々の会話や様子を見ている。まるで何かを探すように。何かを調べるように]
[名乗ることも、膝の上の紙箱を開けることも忘れたまま、心はかつての……幸福だった一週間に。
ぱたぱたという足音に反応したのは、それが聞き覚えのある音だったから。]
……似てる。
[嬉しそうにお弁当をのぞき込む金髪の少女。髪や目の色は違うけれど、年齢や仕草はとてもよく似ていた。
自らが、"狼だ"と宣告して、殺したあの少女に。]
……あ。
[目の焦点がいきなり合ったかのように我に返る。先ほどの青年……ユーリーを無下に扱ってしまったことに気づいてうろたえ、慌ててそちらを見た。彼がまだこちらを見ているようなら名乗らねばならないと思って**]
/*
うわぁ、全然話せていなくてごめんなさい。
明日からは頑張ります……!
Σそしてユーリー来ないなら仮想息子にしようと思っていたらずさー来てた。
[食堂車でふと、自分に割り当てられた弁当を取ろうとして視線を窓の外に向ける。窓の外には、夜の帳が落ち、澄んだ大気の彼方に星々が輝いて見える]
あれは天の河…素敵ね。私達の住んでいるこの星も…いえ、太陽系すらも銀河系の一つに過ぎないわ。
[何かに想いを馳せるかの様に空を見つめ続ける**]
― 食堂車 ―
[集まり始める乗客を見回して数え、目を見張る。
客席で既に顔を合わせた者も居るが、そうでない者も少なくない。]
へーえ。
北地行きの列車ってのは案外盛況だ……いつもこうか?
いや、辺境だとばかり聞いてたもんでな。
[案内人に尋ねながら、セルフサービスらしい飲み物を適当に入れる。今は喉が潤えば何でも構わなかった。
ユーリーに続き名乗る者が居たならば、顔と名前を一致させるべく努力はするだろう。とはいえ、一度で覚え切れる保障はないのだが。]
ドーモ。俺はベルナルトだ。
[聞かれようと聞かれまいと自身も名を告げ、グラスを呷った**]
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