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湿度20、高度○○、
上昇気流、南西へ40度、旋回。
いっけーーーーーアルトキュムラス!!!!!
[上空。
戦闘空域。
星屑のように降り注ぐ弾幕の中、ロジャーは、機内のスクリーンを切り替える。
カスタマイズされた全方位の壁内に、外の様子が映る。
まるで空に浮かんでいるように。
いくつもの閃光が飛び交う。
ロジャーは、コアに右手を翳し、真剣な表情で操縦桿をぐっと引いた。]
・・・・・・・っっ
→南西上空/高層域
―東空域・中層―
[出逢った人々を相変わらず捜しながら、近接攻撃を仕掛けて来るBFへと体当たりを見舞う。
大型で装甲が厚いマリンブルー・スネイルにはなんでもない事だが、相手には体勢を崩す位の衝撃があったようで僅かにぐらついたのが見えた。
すかさず追い討ちをかけるように『鉄砲雨』のレーザーを見舞う]
……?
あれは…
[自分の放ったレーザーに、見知った人々が巻き込まれていないかどうかを案じながら上の方から放たれた光弾>>83を捉えた]
スネイルネン、回避し切れる…?
[光弾にはやや隙間が空いているようには見えるが然程大きなものでは無く、つい今しがたまでその大きさを活かしていた自BFにとっては度はそれが都合の悪い事になりそうだった]
―東空域・中層―
[出逢った人々を相変わらず捜しながら、近接攻撃を仕掛けて来るBFへと体当たりを見舞う。
大型で装甲が厚いマリンブルー・スネイルにはなんでもない事だが、相手には体勢を崩す位の衝撃があったようで僅かにぐらついたのが見えた。
すかさず追い討ちをかけるように『鉄砲雨』のレーザーを見舞う]
……?
あれは…
[自分の放ったレーザーに、見知った人々が巻き込まれていないかどうかを案じながら上の方から放たれた光弾>>83を捉えた]
スネイルネン、回避し切れる…?
[光弾にはやや隙間が空いているようには見えるが然程大きなものでは無く、つい今しがたまでその大きさを活かしていた自BFにとって今度はそれが都合の悪い事になりそうだった]
−開始前、地上での話−
この人生相談をこなせばよいのか……。
[ぱらぱらとめくった中に、一枚の設計書があった。
不審そうに見たが、その設計書は何故だかはわからないが、実に興味を引かれるものであった。]
これは……。
[ぜひ自分の機体に載せなければ。説明書を一見してそんな気分になったのは初めてだった。
早速、格納庫へ向かい、整備を担当するロボット達に事情を話して一部をその設計書の通りに作り変えて貰う事にした。
ナサニエルは知らないが、その設計書は編集長が隠し持っていたもの。]
― BF搭乗ゲート → 観戦フィールド ―
「BigFireシート -Angel's Egg- のご利用、まことにありがとうございます。座席番号はゲスト席35となっております。
ご着席なさいましたら、シート右側にございます水色のボタンを――」
[移動兼客席用のBFに乗り込むと、優しげな女性の声が再生された。
上空の戦闘がまるで別世界でのできごとであるかのように、やたらと丁寧な案内メッセージがゆったりと響く。]
[指示通りにボタンを押すと、座席を包むように外郭が閉じ、周囲の景色が映し出される。
BFは微かな揺れもなくふわりと浮かび上がり、小さな翼が開いて]
[周りから見れば、それはまるで翼の生えた天使の卵。]
……ファンシーすぎんだろ……こいつ……。
[無骨な老人には微塵も似合わないデザインだった。]
……ありゃぁ、避けれないねぇ。
『ガトラル』、炸裂タイプのまま出力最大、コントロールオープン!
目前の光弾幕を全力――迎撃!
同時進行で『アストラル』、レベル4までチャージスタート。
花火の一発でも、お返しです!
[レーダーに"CAUTION"の文字が大きく表示されると同時に警告ブザー。同高度西側より危険接近中。
機体を、正対。
弾幕を機銃で最低限に打ち消しつつ、出来た隙間を滑るように切り抜けて――]
『アストラル』レベル4、発射ぁ!
[機首から、1m前後であろう光弾を飛ばす。
先程の弾幕>>83の大よその発射元のエリアを埋め尽くすように、二度炸裂、するだろう。]
−遠い昔・実験惑星ダレイオスIII−
[ダレイオスIIIの様子を宇宙船から見守っている一組の男女と、物心もまだついていないと思われる子供。その横には、B.F.F編集長の父親もいた。
男女はナサニエルの両親で、実験惑星ダレイオスIIIへの派遣の決まったGalacticAssemblyの社員。B.F.F編集長の父親はナサニエルの両親とも親交が深かった。]
「ナサニエル。あれが……私達の作るBF。アンギャルド(EnGarde)。」
[まだ物心ついていないナサニエルに、試作品のさらに試作品であった漆黒の騎士を見せる。幼いナサニエルに、その姿は数少ない幼い頃の記憶の一つとして残った。
やがて、宇宙船がダレイオスIIIの地上へと降りる。]
「ナサニエル……やっぱり、私はナサニエルを置いてはいけないわ。ナサニエルもここに来ましょう。」
「何を言っているんだ。あの子は優秀な子だよ。この実験惑星に置いて、命を落とすような事があってはいけない。」
[母親をなだめる父親。ナサニエルにはも何が起こっているのかすらもわからなかった。
やがて意を決して、両親はタラップを降りる。]
「ナサニエル……達者でな。」
「……さよなら、ナサニエル……。」
―南西/高層域―
[Red WOLFを追い、追撃する群の先端を白い鳥のような機体が空を切る。
その瞬間、まるで小さな惑星――クロノのBFメテログラフトから全方位に向かって光弾が放たれる。
>>83気流に乗っていたロジャーの機体は、避けようにも空域が近づきすぎていた。]
くっ…霧雲’stratus’!!!!!
[軽い機体は爆風に回転する。上下左右映る空がくるくると回る。
操縦桿をぐっと握ったまま、翳した右手に力を込める。
コアの赤が、ロジャーの小さな手を包むように大きくなり一際濃くなった。]
[回転するアイボリーがベールがかかったようにぼんやりする。
発動されたリフレクトバリアは、メテログラフトの放った光弾を吸収して
アルトキュムラスは回転を止め、きゅっ、と空中で止まった。]
[それが、ナサニエルが父と母の姿を見た最後。
編集長の父親は、いつの日か機会があればナサニエルにその設計書を役立ててもらおうと、あらかじめ両親から手渡されていた設計書を胸ポケットにしまった。]
[それからしばらくの年月がたち、ナサニエルは実験惑星ダレイオスIIIの事故を知るが、そこに両親がいた事は全く知る由も無い。
さらに、B.F.F編集長の父親は亡くな直前にB.F.F編集長に「しかるべき時が来たらナサニエル・ウエクサに渡して欲しい」と言い残し、編集長に設計書を託した。
ナサニエルにB.F.Fでの連載を依頼したのも全てはその設計書を渡す為であった。]
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