情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[暫く、皆の作業音が通信室を支配する。
それぞれが必死に、この事態に対処しようとしていた。]
捕捉完了。設定値正常。
──よし。
[やがて。
超高速宇宙望遠鏡のモニターは残酷な事実を映し出すだろう。
そこに見えるのは、星の屑と化した無残な*母星系の姿*]
[スイ=レンの操作した望遠鏡からの映像がモニタに映し出されると、見覚えのある画像が]
つ…。
[一瞬眩暈を覚える。つい先ほど見たヴィジョンをまるで同じなのである。そして、「母星系壊滅」の現実が目の当たりに…。メンバーも全員沈黙であっただろう。
そして、ローズは黙って通信室を出た**]
キィ=キョウ。
母星系壊滅…。
[先ほど見たヴィジョンをそのまま送ろうかとも考えたが、あまりにもショッキングだったので、言葉だけを送った**]
────…、なんだ…って……
[モニターが映し出す映像。
エラーでもなく、ノイズでもなく『明白に』映し出される映像。
まさか、ローズのヴィジョン>>20が捉えていたものと同じなどとは、思いもよらず。]
───は。
[椅子の背もたれに背を預け、皮肉げに短く笑う。
疲れたように額を押さえて、暫く無残な光景を見つめていた。]
…………。
[言葉はない。
仕事も最早、必要ないだろう。
暫くの後、喉の渇きを覚えて通信室を後にする。
向かった先は、今は無人であろう喫茶室へと。**]
なんだ・・・?何なんだ、これは!?
こ、これが母星だと?こんなバカな話があるか!?セダも、カヤも、みんなこうなっちまったって言うのか?こんなバカな話があるかっ!
[しかし、自分でも使い慣いなれている超高速宇宙望遠鏡が見せる画像は、他の解釈を一切許さない]
・・・。
[・・・しばらくの無言の後、ショウはどすどすと荒い足取りで通信室を去り・・・、自室に戻って行った]
こいつは、受け手側の問題じゃない。>>35
[スイ=レンの言葉は呟きに近かったが、それでもはっきりと聞こえてきた。来てくれたシ=オンの見解を足してこの状況が一体何を表しているのか、心の底ではきっと誰もが理解していただろう。だが――]
そんな事、ある訳ない…。
[気付いたものがあるかないか、ナギは画面に向かって呟いたが、これをやはりローズの呟きが偶然否定する事になった>>31
―――壊滅…。
[てきぱきと指示をこなすローズに、忘れていた自らの立場を思い出す>>38 本来これをしなければならないのは自分だな、と。]
あ、ああ…はい。医務室の隔離ですか。ではそのような設備を作動させますね。
皆さんも医務室には近寄らないように。何か用があればまずキィ=キョウさんをコールして許可を得てから入る事。お願いします。
[もしここに居ないものがあれば、通信機器で探し出して同じ事を伝えただろう。]
[ふとサフラーを振り返り]
サフラーさんは植物の方も専門でしたよね。薬草とかキィ=キョウさんの助けになる事が出来るようでしたら、お願いできますか?
…こう言うのも申し訳ないのですが、くれぐれも感染に気をつけて下さい。
[言いながらナギは、やはり自分のすることはないのだなとぼんやり思った。
――病室を隔離。これが何を意味しているのかナギは考える余裕を取り戻せていなかった。念の為、くらいの意味でしかないのだろうと。]
キィ=キョウ、オー=ス=ティンの様子はどう?
[一人自室にいながら、声をかけてみる。どちらかというと、キィ=キョウが心配なのだが]
[スイ=レンを通信室へと連れて来て、事の成り行きを見守る。]
……どう、なっていますか?
[自分は機械にはあまり詳しくは無かった。だから、スイ=レンが何をしているのかはわからないし、機械の状態もわからないのでただ見守るしかない]
[そこで、母星系の今の様子を見る。
母星系があった所には何も無く、ただの宇宙空間が広がるだけだった]
……お母様……?!
[いつも優しくしてくれたショウの母に弟、星に残してきた彼らも母星と運命を共にしたのだろう。]
そんな……どうして……?
[確か何かを母星にいた時に聞いた。どうしても譲らない場合には最終兵器を用意している、と。母星系は星間戦争の間でそれに手を出してしまったのだろう。
その結果、大切なお母様やショウの家族はもう二度と戻ってこなくなってしまった]
[それよりももっと大きな問題があった。]
……私たち、帰る場所が……無いんですよ?
[母星系が消滅したという事は即ち、派遣隊が戻ってくる先を失ったという事と同意だ。調査の結果を伝える場所が無い、というのは小さな事に過ぎない。
帰る場所が無いのは精神的な意味でも苦しい事が想像される。また、この広い宇宙に誰の後ろ盾も無く、仮にこの中で重大な事故が起こったとしても誰にもなんともしてもらえない可能性が高い、というのが一番大きい。]
……私の調査では、この広い宇宙に私たちのような生命がいる可能性については……全くの0という話ではなく、10から15程はあるそうです。その中には、別の派遣隊が行っているKK=101も含まれています。
しかし、この広い宇宙の中で10から15というのは、たとえて言うならばこの基地の中のどこかに落としたイヤリングを探すような物です。
恐らくここで何かがあったら……誰も助けてはくれないでしょうね……。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新