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[手に取れば、二丁の拳銃を模したトップが、静かに揺れる
値札を見ると、其処には6034と刻印されていただろうか]
ひの…ふの…っと。
よし、ギリギリ足りるね。
[要らないと言われても、腐ってもヒーローである。
きっちりと代金をレジ前に置いて、外に出るだろう]
/*
魔王が教会に人を斡旋してくれています。
うう、魔王城や喫茶まろんみたいな集客力がなくてご迷惑をおかけします。
もっと人の会話や設定を拾って、関わり易い流れを作らないといかんですね。
とか言いつつ、多角だと捌ききれないんですけども (爆
修行します。
[8180万とんで84ゴールドのコース料理>>453に、舌鼓を打ち]
カナッペの具材選択と、色遣いの繊細さ。
オマール海老は、ノバスコシア沖産のものね。この身のしまり方と弾力は、他は考えられないわ。けれどけして硬すぎず、ベストな柔らかさに調理されている。
舌平目そのものは当然として、バターの芳醇な香りがこの上ないわ。材料は調理法もちろん、バターの焦がし具合まで手を抜かない職人技だわ。
脂に慣れた舌に、スープもさっぱりさが融合していくわ。ホワイトアスパラは、柔らかくそれでいてジューシィ。どちらも飽きられない味ね。
アイスの冷たさ、それでいてスプーンを入れるとほどける柔らさは芸術的。
パンとコーヒーまで、細部まで気を配られ、鮮やかでそれでいてあざとくない美しい仕事ね。
素晴らしいわ。
この喫茶の噂は聞いていたけれど、ここまでの腕前の持ち主だったのね。
お抱え料理人に召し上げたいけど……。いいえ、ただの道具屋が、料理人を召し連れていてはおかしいわね。フフフ。
―聖ゲルト教会―
ヒーロー適正・・・ですか。
よく分かりませぬが、協力は惜しみませぬぞ!
[>>442 ギルバートからの質問を受けて答える]
『あなたは“蘇り”を信じますか?』
蘇りとは死からの生還という意味でよろしいのかな。
ならば、信じていないと答えよう。
一度朽ちたものを蘇らすのは不可能である事、死を安易なものとして考え生を軽視する危険性がある事。 これが理由ですぞ。
『パスポート(旅券)を取得していますか?』
旅券ならば身分証と共に持ち歩いておりますぞ。
このマントの中にしっかりと・・・あれ?
[...は気絶している間にアニュエラが身分証を改めていた事を知らない。 +裏+【表:アニュエラが身分証を持っている 裏:アニュエラの道具屋に落としてきた】]
ない、俺の身分証がないぞぉぉぉ!?
>>389
へー、この子のおうちを探してあげてるんだ。アリアさんって優しいんだね。
[さっきのタラシ怪人が悲惨な(当然の?)末路を辿ったとも知らず、鼻の下を伸ばした会話続行中。]
悪の組織の人権かぁ。んー、言われてみればそうかな……悪の組織にも結構親切な人とか話せばわかってくれる人、いるし。
[エルヴァイラにしっかり懐柔された意見を返して、うんうんと頷く。破壊された自分の家を見ていないせいか、どうにも憎むほうに心情が傾いていない模様。]
おっ、シャルちゃんがクロちゃん撫でてると、可愛いの二乗だね。そのまま魔法少女としてデビューできると思うぜ! あ、JJここ結ぶからちょっと動かないで。
[微笑ましい光景>>384に和んでみたり、包帯を巻く手伝いをしたりしていると……つけっぱなしのテレビが30秒ニュースを映し出した。]
[少女>>458の返答には、くすりと笑みをこぼし]
住居を大々的に作っては、誰かが乗り込んでくるのを待つという、嘆かわしい人もいるけどね。
[取り寄せには、快く応じて、エビル商会に連絡をつける]
あたしよあたし。
トリスメギストス82世作の身代わりの護符とひとつと、解呪の魔晶石をそこにある分全部、用意して届けて。
今すぐここによ。
[名前も現在地も言わずに、高飛車な態度で言いつけて]
ああ、それから、あたしのお店に少年魔法使いが来るはずだから、分かりやすい位置に、銃器を模したアクセサリを置いておいて。
こちらも上級品でお願いね。
[86分後には、黒づくめのバイクに乗った、黒づくめの怪人が、注文品を届けにくるだろう]
なっ! あの駅……うちの学校のみんなが使ってる所じゃないか!!
[驚きのあまり立ち上がれば、がたん、と椅子が音を立てた。ついでに手元が滑って、JJの腕が包帯でがんがらじめになる。]
どうしよう、今の時間……俺の友達も花にされた中にいるかもしれない……!! え、駅前? えっと、こっからあっちの方向だから……うわぁっ!!
[おろおろと(ぐるぐると)包帯を巻いたりほどいたりしていれば、グラジオラスにぽふぽふされて体温が一気に急上昇する。顔面はチューリップよりも真っ赤に染まっていただろう。]
ととと、とにかく! JJ、グラジオラスさん、ヒーローのみんな……! お願いだ! 街に平和を取り戻してくれ!!
[お約束のセリフで、まろん亭を飛び出していく面々を見送り、すうはあと深呼吸。]
俺も、こうしちゃいられない……!
[カバンからルーズリーフを取り出すと、マジックペンで『緊急救暖本部(救護所)』とでっかく書いて、まろん亭の扉に勝手に張り付けた。誰かが怪我して返ってきたらすぐに手当をするつもりだ。]
[更に移動して、最終目的地、ヒーロー組合第11支部]
戻りました、よー。
『おぉカルロ君、無事だったのかい! 私は君が花になってやしないかと心配で心配で…』
[所属支部に戻るなりの上司の対応にうんざりするも]
花…って、なんですか、何かあったんですか。
[上司の口からの言葉に、尋ねる様に問いかける
そんな様子の...に、『知らなかったのかい』なんて言いながら、上司は丁寧に説明をしてくれた]
成程…ちょっと急いで仕立てる必要がありそうですね。
あ、専務。 ちょっと工房をお借りしますよ。
[中心街で見た花は、人が変化した物だった様だ。
それならば、あの多さでも納得は行く…が。
同時に、早く対処しないと行けないだろう事も、明白で]
『おぉ、何か"造る"のかい? それじゃあ私も是非手伝…』
いえ、一人で結構ですから。
集中したいので…入ってきたりなど、なさりませんよう。
[言って、工房に閉じ篭る。
テーブルに、先程のネックレスを置けば、少しだけ距離を置いただろう]
>>461
パスポートを無くした?
それは災難ですね。
本部に行くのに貨物扱いになりますよ?
まあ、それはそうと――
[石膏のゲルト像を示しつつ]
“蘇り”というのは、世の罪のすべてをあがなう救い主の“蘇り”です。
すなわち、アナタは神を信じますかぁ?
[そこだけ妙なイントネーションが加わりつつ、表情は至極マジメである。]
─工房内部─
《魔法使いの心/錬金術・魔術侵食》
[念は魔力となり、アクセサリを包み込み、眼前のソレにじわり、じわりと染み渡って行く。
22分程経った頃には、《ソレ》は白磁◆に染まっていただろうか]
[魔力さえ染みれば、後は此方の物、とでも言うかの様に]
《魔法使いの心/錬金術・構造操作》
[続けざまの魔法は、アクセサリの大きさを変えていった
丁度良い大きさに変わるには、38秒ほどかかったかもしれない、が
無事に完成した、と一つ息を吐いて、《ソレ》を見やる]
[ためし撃ちと言わんばかりに、完成した《銃》の引き金を引けば。
其処からは、魔力の《弾》が飛び出しただろう]
救い主・・・神の存在を信じるか否かという質問であったか。
[ギルバートの質問の意味を今一度かみ締めてから、真正面から目を見て質問に対する答えを返す]
否。
理由は様々あれど、俺が言える事は一つ。
俺は自分を信じているし、人の持つ力を信じているからだ。
罪は自分であがなうもの、それを神に肩代わりしてもらう必要はない。
[この場所が教会だというのに真っ向から神を否定するかのような自論を語った。 場の空気を読めない男である。 ギルバートはこれに対しどのような反応を示したであろうか]
場所を弁えずにこんな事を言って申し訳ない。
・・・神父殿、いかがいたした?
[白磁に煌く二丁の《魔銃》
《声》を掛ければ、それは元のアクセサリへと形状を変じて行く]
こんなモンかな…っと。
[アクセサリ状のソレを、満足げに眺めて
用事さえ済めば、ヒーロー支部を後にする。
向かう先は…+裏+]
[表なら、駅前の花粉密集地帯へ 裏なら、喫茶まろんへ]
お褒めにあずかり、光栄でございます、マドモアゼル。
[アニュエラ>>460の言葉に、いつの間にやらコック帽を被って、丁寧にお辞儀をする。その仕草が、妙に板に付いてた。
この男、ヒーロー業を一度退いた後しばらくして、パリで厳しい料理修行を終えてきたのである。
ちなみに、その前は中国で拉麺を捏ね延ばし、さらに前はチベットの山奥でカレーの研究に没頭していたとの目撃情報がある。
―余談終わり―]
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