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-喫茶まろん(中立亭)-
[手品のように元に戻った浮いてる何かを暫く見ていたが]
「美味しそうなの」
だめ、駄目よ。あれは多分食べ物じゃないわ。
[静止の声を掛けるが聞いているのかいないのか。
【いらっしゃい】×4(大体合ってる)とマスターの真似をしてふよふよ近づいてくる浮いてる何かに狙いを定めて]
「いらっしゃい、お腹の中にようこそなの〜!」
こ、こら。やめなさい!店内で戦闘はご遠慮くださいって書いてあるでしょ!
[小動物の戦闘が繰り広げられていたりいなかったり]
たっだいまー。
[エルヴァイラのアジトを出た後、バイク怪人共々迷いまくって。いい加減燃料切れが心配になる頃、どうにかまろん亭にたどり着いた。]
腹減ったけどいろいろどうにかなったっぽいぜ。マスター、ピラフ一丁!
[カレー以外のものをしっかり頼んで、カウンターに腰掛ける。]
あ、どうも。
[先ほどと同じ位置に、帽子の青年が居るのを見かければ軽く会釈した。]
―11丁目・廃材置き場―
材料集め?
おお、そういえばおぬしは、科学者と言っておったかのう。
フフフ、この廃材置き場には、正義から悪から色んな者が材料探しに来るからねぇ。
[彼の手にした戦利品に目をやった]
ああ、お店かい。
そうだねぇ、そろそろ店を開けてやらないと、子供たちががっかりするかもしれないねぇ。
近頃は町の中が騒がしくて、臨時休業ばっかりじゃよ。
[騒動などいつもの事なので、別に放っておいても問題はないはずなのだが、そこはまあ色々と事情がある訳で]
そろそろあるばいとでも雇う頃合いかねぇ……。
よかった?
「よかった!」
〈たすかったよ〉
《ついったー》
[漂いながらメルクリスに返事をしていると、下から猫に飛び掛られて]
敵襲か?
「敵襲だ!」
〈勘弁してくれ〉
《きゃーきゃー》
[飛び掛ってくる猫を避けようと+裏+(表なら回避)]
[首根っこを掴む間もなく、子猫は華麗にジャンプ]
「今日がお前の命日なの!」
ちょっと、止めなさいっ!拾い食いするとお腹壊す……新鮮なら大丈夫かしら?いえ、問題はそこじゃないわ。
[じゃれ付いている子猫を剥がしてみよう!裏ならちょっと齧られてるかも知れない。表なら救出成功すると思うよ。+裏+]
なんじゃ、やはり皆考えることは同じなのかや。
……ということは、情報もいっぱい集まってくるってことじゃな。
ふふ。この町が騒がしくないことなど、あるのかのう。
アルバイトもいいが……人を雇えるほど駄菓子屋というのは儲かるのかや?
それにしても、謎じゃ。魔法が使えるというのに
どうしてトメさんは駄菓子屋などと。
あ、別に駄菓子屋を軽視しとるわけじゃないのじゃぞ。
かじられた?
「かじられた!」
〈じっきょうしてるばあいか〉
《きっと░▓▒▓█▓░░▓▒なあじー》
[猫に齧られながらもばたばたともがき続ける]
[救出できなかったみたい。って見てる場合じゃない]
「░▓▒▓█▓░░▓▒な味なの。それはまるで*08海王星*産*06胡麻斑海豹*を踊り食いした時の感動を思い出させてくれる……そんなお袋の味」
食いしん坊万歳な解説はいいからっ。というかその伏せられたところすごく気になるし。
[無理矢理子猫を引っぺがし、お店に居た人たちにぺこぺこ頭を下げている]
あなた、大丈夫?不思議パワーとか漏れないかしら?
[浮いてた何かの齧られたところを持っていた絆創膏でふさいでおいた]
だいじょうぶか?
「だいじょうぶだ!」
〈まあ、なんとか〉
《ばくはつするぞー》
「『〈しねーよ〉』」
[答えながらも、齧られたところに絆創膏を張ってもらうと、再びふよふよと漂う。]
─少しだけ前の出来事─
[しどろもどろな口調で誤魔化そうとする彼女を、有無を言わさず引きずって]
第一、月間ヒーロースペクタクル図鑑は来週の日曜だよ?
[どうやら、突っ込む所は其処だったようだ
店主の前でもガッチガチに硬直する少女、その彼女からの尋ねられるかの様な声には、掲示板を見ることを促し]
キミの事なのかもしれないし、他にもいる…のかもしれない。
何にせよ、お話は聞けそうじゃない?
同じ様な人が居るのなら、その人と一緒に探した方が早い…だろうし
[どちらにせよ、何かしら情報は入るであろう事を伝えただろう
新しく貼り出された紙には、自分も目を通して]
情報、ねぇ……。
聞き込みは専門じゃないから、ようわからんけども。
[町の騒がしさに関しては、そうじゃのうと相槌を打ちつつ]
しかし、普段とは違うことが起こりつつある、なんて噂もあってねぇ。
ま、これもアタクシが勝手にそう思ってるだけで、フタを開けてみればやっぱりいつもの騒ぎかもしれないけどねぇ。
[JJの問いには静かに微笑んで]
アタクシはもう、長い事生きとる。
魔法を使って出来る事は、ほとんどやり尽くした……無論、悪事以外じゃがの。
じゃからの、今は……ただただ、静かに過ごしたいんじゃあ。
[言って、それから遠くを見回して]
それが、なんの因果か、この町までこんな事になって……
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