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[アニュエラが動いたのを、やはり夢見るような目つきでずっと見つめている。]
あ、……お金……今はあんまりにゃいですけど、あなたのためにゃら、いくらでも……みゃ。
[鼻先をつつかれればカーッと赤くなって。]
なんでもしますにゃ、あなた様のためにゃら……。だからお願いしますみゃ……。
[女性に弱いドンファンはどんな反応をしているだろうか。そんなことを気にする余裕はユーイチにあるはずもなく、アニュエラを見つめるのみ。]
ふーん。相談って訳?
そうは行くかなっと。
[そう言って笑うと、再び火炎弾を作り出して……それを2人の頭上から次々と降らせて行った]
―製菓工場付近―
む、そうか?
まあ人間の治癒力と比べてはいけないのじゃろうが。
[自分の力で立ち上がるグラジオラスを、それでも心配そうに見詰めた]
花の種、か。
あの店の品はアタクシも把握出来ていないけど、何かしらあるんじゃないかねぇ。
[グラジオラスが賛同してくれた様子なので、彼女を案内しつつアニュエラの店へ。
巨大亀の暴れる音は相変わらず響いていた]
―アニュエラの店へ―
― 製菓工場周辺ビル屋上 ―
一見マヌケっぽい負け方をしてくれるところがさすが怪人さんなのです。
さて、お仕事も終わっていい情報を得られた事ですし、そろそろ行きますです。
……………。
― 製菓工場付近(地上) ―
わわっ、どうしたですか?
すごい怪我です。大丈夫ですか、お姉さん!?
[あたかもたまたま通りかかったかのように二人の元へと駆け寄る。]
了ーぉ解!
しっかり掴まっといて!
[ハカセの言葉>>8を聞けば、ぐいっとペダルをこいで、急加速。
頭上から降り注ぐ火炎球は6(20)ほどが鼻先を掠めたかもしれないが。それでも遠隔攻撃に当たるほどには遅くない。
亀を挟んでメイアルからは反対側のほうにある、少し離れたビルを垂直に駆け上がり、その屋上へと博士を降ろした]
んじゃ、あとよろしく。
お互い死なないようにがんばろう!
[その一声で気合を入れなおし、ダンッ!と屋上を蹴ると、自転車のタイヤをクッションに亀の頭を踏み台にして、メイアルのいるビルへと跳んで行った]
まいど!あなたの町のジャスティス急便です!
おねーさん、ジャスティス足りてる?
………別に手助けなんてする気は無いです。
私はただ、自分の任務に忠実なだけなのです。
…………ここで恩を売っておけば、相手を信用させられるし、情報も得やすくなるです。だから、助けるのです。
─アニュエラの道具屋─
フフ。
じゃあ、今はあるだけでいいわ。
それで……許してあげる。
[少年の唇]
[に]
[触れるもの]
[薬ビンの冷たさ]
[ごきゅごきゅごきゅっ]
それ飲んでおけば、47分もすれば治るでしょう。
[同じ薬を、ドンファンの口にも突っ込んで]
で、いくら持ってるの?
[有り金むしりとる気満々で]
[笑顔]
[アニュエラの店へと向かおうとしたその時]
む……その声は?
[振り向けば、先程喫茶店で話し掛けられた少女の姿>>15]
ああ、実はさっき、ここで怪人と戦う羽目になってねぇ……。
[全て見られていたなどとは知らず、手短に説明する]
[踏み台にされる亀を見れば、なんか向こう側は無理そうだなーと言う感想が過ぎったとか何とか。そんな感想もつかの間、目の前に陽気そうな正義の味方が現れれば。]
残念ながら。
あたしはフリーダムのが好きでねっ
[そんな事を言い放つと、彼女をガードするように中空に生まれた6本の黒剣。そして先程同様に、指を鳴らして三度火炎弾を配置して]
あたしと1対1とか。
随分な自身ねえ?
[余裕なのか、それともこういう性格なのか。目の前に敵がいると言うのに彼に笑いかけて]
さーんきゅ。そっちも頑張るのじゃぞ。
[カンナギの自転車から降りると、ローラーブレードを装着して、踵のブースターの調子を確かめる。
自転車に頭を踏まれた亀が向こうに気を取られてる間に]
さあて……でかいの一発、お見舞いしてやんよ。
[サングラスをかけ直すと笑みを浮かべ、ビルの上を滑り出した。
タイミングを合わせてジャンプ台から跳ね、
亀の顔面に狙い違わず渾身の一撃30]
プロフェッサー JJが「時間を進める」を選択しました。
ありがとうございますにゃ、アニュエラ様……。
[瓶の冷たさにびくりと震えながらも、アニュエラに与えられた薬を一滴残らず飲み干す。ひどく甘美なものを飲んでいるように、うっとりと。]
あるだけ……にゃ……。
[ポケットから財布をとりだして、アニュエラの前にひざまづくと、うやうやしく捧げた。中身は220ゴールドといったところ。]
>>18
大変です。すごい怪我だからせめて応急処置でもしなきゃ〜。
私はあちこち行ってるから、簡単な応急処置くらいなら出来ますよ。
……あぅ。でも花の種が必要ならアニーさんの店に行かなきゃダメかも。どうしましょ。
[ここからシャルの自宅とアニーの店、
近いのは+裏+
表:シャルの自宅
裏:アニーの店
方向は+半+
丁:同じ
半:反対]
― 製菓工場付近 ―
ガ、ガガガ……オレ、サマ、サイキョウ……サイキョウ……
[虫の息になった怪人が瓦解した町並みをよろよろと徘徊していた]
「おい、こいつさっき暴れてた怪人じゃねぇか」
「オレ、こいつらに家壊されたんだよな」
サイキョウ……サイキョウ……
[その姿を見た者は人を呼び、いつしか怪人の周囲には人だかりが]
「おい…どうする?」
「今なら勝てるよな?」
Yippee yi yea…… mother fuker……
それは残念。
じゃあこっからはジャスティスの押し売りタイムだ。
[フリーダムのが好きだと言う彼女>>19に、差して残念でもなさそうに軽口を叩く]
まーそれなりにキャリアも積んでるし。
倒す自信はあんまないけど、倒されない自信なら結構あるよ?
[目の前に浮かぶ黒い剣と火炎弾を前に、それでも笑顔は崩れない。とはいえ自ら仕掛ける様子も見せず。ただ、どこから攻撃が飛んできても避けられるように、自転車に跨ったままで周囲を見るともなしに警戒していた]
あう。一度家に戻らないと道具が無いけど、私の家に行くよりもアニーさんのお店の方が近いし、方向も正反対なのです。(がっくし)
何もお手伝い出来ませんが、せめて一緒について行きたいです〜。
[良い意味で慣れている者は相手にしなかったかもしれないが、
群がった群衆の中には今回の些か行き過ぎたやり口に憤るものもいただろうし、金銭では購えないものを失ったものもいるだろう]
「おい、念のため縄持って来い!」
「金物もだ! 囲めっ 囲めっ!」
サイキョ……
[と、まあ殺伐とした雰囲気になりかけたのだが、結局のところ怪人は近隣住民の下僕として土木作業に勤しんでいる姿が見られることとなる。
ヒーロー協定によりリタイヤ宣言をした怪人に尋問は出来ない決まりであり、この怪人から情報を得ることはできないのだ。うん、町は今日も平和だ!]
おや、それはすごいのう。
[シャルロット>>22に素直に感心している]
ふーむ。そっちのお家は反対の方向なんだねぇ。
何なら、グラジオラスさんと一緒に先にお家に行ってもらって、アタクシが花の種だけ買いに行っても良いがのう……。
[などと提案しつつも、ついてきたいと言うなら反対する事もなくアニーの店へ向かう]
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