情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
宜しい。
新たな安寧を捨て苦難の道を選ばんとする。
貴方がたの考えは変わらないようですね。
[天使は元居た村人達へとカルヒへと見渡すように視線を一度巡らせる。]
望めば永遠なる庇護と加護を与え、
永遠に栄えることを齎そうと、
慈悲深くある神も名乗り上げています。
それらを望まずここに戻って来た貴方がたです。
その決意は変わらないままのようですね。
[東の地に新たなる集落と永遠の加護と幸福を約束せし神は、その代償に彼らの正気を要求するだろう。]
ならば、私は貴方がたの行いを見届けましょう。
[次に英雄達へと視線を巡らせる。]
力を振り絞り巨竜を動かすこと能うかを。
世界を調律する調べそのものたる竜を、
貴方達が動かし得るかを。
[人間達や英雄達より何か問われるならば別だが、何も働きかけない限りは、天使はその場を去り近くの小高い樹の枝に重さを感じさせない所作で留まり、腰をかけようとするだろう。*]
―巨竜の麓―
諦めた とは。
貴方は何かを望んでいたのですか?
[男に問いかける。男が天使に注視していたならば、返事はなかったかもしれない。
ナジは天使に問いかけることはなく、天使の声と動きを見るだけだっただろう。]
…?
[どこからか聞こえる足音、そしてどこか懐かしい気配。]
…ナジ。久しぶり。
[足音の方を振り向けば想像した通りの人物>>9>>10。
一拍おいて小さく口角を上げる。]
今はひとりなのか?
[その表情を壊すことなく訪ねてみるがはてさて。
かつてと変わらぬ黒衣。そして相変わらず顔は見えない。
叡智で知ることもできるが、そのような下卑た使い方は好まない。他人のことは極力知らないほうがいい。]
…………。
リューナ、お久しぶりです。
[目的の人物は程なく見つかる。ナジは静かに声をかけた。]
いえ、シリルに同行しています。
まだ年若い英雄です。
お変わりないようですね。
貴方は、…ひとりなのですか?
[問いかけは躊躇われた。]
ナジも、かわりないみたいだな。
[ふ、と表情を崩してみせる。一人かと問われたならばカラカラとわらう。]
あぁ、ひとりだよ。
…なに、一人も案外いいものだぞ。
[冗談ぽく言えばちらりと辺りを見回す。
しかし、彼の言うような年若い英雄と思しき人物は見当たらない。]
…その、年若い英雄殿はおいてきたのか?
[変わらない笑い方に何処か安堵する。
それでも、一人も案外いいものと言われれば、寂しくも感じた。]
そうですか。
お元気なようで何よりです。
先程見かけませんでしたか?
あそこに見える……おや。
[先程は議論をしている輪の中>>0:30>>10に居たように思ったのだが、リューナの言う通り、姿が見えない。
他にも何人か姿が見えない者が居ることから、巨竜に働きかける為に、別行動を取ったのかもしれない が。]
貴方の声が懐かしく感じて、彼女を置いてこちらに来てしまいましたよ。
[ナジの纏う空気は、冗談ぽい言い方に感化されたように柔らかさを帯びた。]
[どのくらいそうして居ただろうか。周囲のざわめきに我に返れば、目的の場所にすらまだ辿り着いて居なかったことに気付く。]
……よい…しょ……
[立ち上がれば、人々が集まるその場所へと**]
置いていったんじゃなくて置いていかれたか?
[クスクスと抑え気味にわらう。]
そうだな、
…ナジ。今更なんだが…なんでいなく…いや、まぁいいか。
そんなことよりだ。
コイツを本当に動かせると思うか。
[その口調は心配ではなく確認といった風。
この龍を動かすことが"正しい事"であるか。それさえでさえも、リューナに答えを出すことはできなかったから。
叡智は答え《結末》など教えてはくれない。教えてくれるのは可能性のみ。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新