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―会議前―
[眼前で男が、みっとも無くたじろいでいる。
『助けて下さい』、豚がそう啼いて居るのを冷めた双眸で眺める。
金の瞳に、赤い光が揺れ差し動き――血塗れた様なアカへ。
色の無い表情は連合のスパイである男の息を呑ませ、それから。
色を取り戻してはごく、いつもの様に悩む様な表情を――。]
…そうだよな、俺も余りこういう事したくねえし。
……良いよ、逃げろ。今のうちに――、見つからない内に。
[交渉人は、女神を讃える軍人・聖職者に比べると、当然ながら低い地位である。会議室の隅でアルフは、緊急招集に急ぎ足でやってくる軍人や聖職者達を眺めながら、先ほど読んだ書類と、帝国同盟-連合国間の外交状況について思いを巡らせている。]
[帝国同盟が帝国同盟たりうる所以は、国のコアとなる帝国の絶対独裁、同盟国の服従にある。
同盟国への条約を巧みに違えて、同盟国間で帝国へ共同戦線を張らせない支配。それは同時に、同盟国の女神への信仰に裏打ちされている。
それが故に、女神の像がなくては帝国の権威に傷がつくのだ。
連合国とて同じだ。戦争をするのは、女神の純粋な庇護を求めてのことでは、ない。
実のところは女神像になんらかの秘密があり、国がそれを求めているのかもしれないが──アルフはそう理解している。]
(この考えってバチ当たりかしら?
でも、こんなこと思ってたって、女神様は私たち下衆なんか見向きもしないわよねー、きっと)
[幼い頃、孤児院の礼拝堂で祈りを捧げた女神像は、とても冷たい眼差しをしていたな、と思い出す]
[厳かに会議室に入ってくる人々を見ていると、いかめしい隊長のそばで静かに歩く女性が一人。同じ孤児院出身の彼女から激辛スープをごちそうになって卒倒した思い出はもう遠く。]
(出世したわねえ…ツリガネちゃん。)
[ふるき友とはいえ、隊長補佐ともなれば、迂闊に声をかけるのもはばかられるものだ。アルフはツリガネに人しれず微笑むと、再び思考の渦に埋れていった**]
[『本当ですか』と人以下の蟲ケラは汚い涙でも流すかの様な瞳で此方を見る。嗚呼、汚い。実に、醜く――哀れな家畜だ。
俺が頷けば『やっぱりあの噂は嘘だったんですね』と何処か怯えながらも媚び諂うかの様に。噂。裏で他国と繋がってるものを総司令側近が直々に『処分』している――そんな、噺。]
そんな訳無いだろ?言われもない仲間殺しなんてする訳ないさ
[浮かべた人の良さそうな微笑。
嗚呼、上辺だけ。全て。――本当に醜いのは、自分だ。]
…ほら、見つからない内に行けよ
[辺りを見渡して、自軍の兵が居ない事を確認すれば、送り出す。
ぺこり、と頭を下げてソレは奔り出す。俺の目にはもう其れが人には見えない。へこへこ媚び諂う、強者に縋る事でしか、御目溢しでしか生きるの事の出来ない蟲。それ以下。]
[また、揺らめく。血のアカが、また瞳を閉ざす]
…と、でも言うと思ったか?
[ニヤリ、と獣の様に裂けそうな程、口角を吊上げて。
何処かその様は草食動物を狩る肉小動物。獣。舌舐めずりをする]
―――ほら、跪けよ。
帝国に仇なす者は!決して許さないッ!!
[重力が重く、男にのしかかればそれこそ家畜の様な声。
その目に映る絶望だけは――美しい。壊れた様に、哂う。]
あはははははははッ!!!間抜けに潰れて死ねばいいのさ!!
―――所詮、嗅ぎ回る蟲を。捨ておくと思ったか。甘えよ。
[コンコン、と会議室の扉をノックする。中の人の気配はそれほど多くないように思う。思ったより早く着いたのかもしれない。会議室には緊張した空気が漂うので、あまり長居はしたくないのだけれど。
こうして幹部方に近付くと、アレクシスのことが時折気にかかる。孤児院にいた頃とはすっかり雰囲気が変わってしまった。昔は、面倒臭がりの癖に世話焼きな良い兄然としていたのに。今や泣く子も黙る恐ろしい側近様である。そんなことを言ったら自分も斬り捨てられるのだろうか。彼を取り巻く暗い噂を思い浮かべて、溜息を一つ。考えても仕方ない。彼が望んだことなら、止めるべくもない。
もう肩書きはない。口上はシンプルにかつ丁寧に。たまには真面目になるべきだろう。]
帝国同盟の聖職を司る、シエラと申します。会議の一報を聞き参上致しました。入室の許可を。
(―――綺麗だ、)
[飛び散る緋は、下賤な家畜の血さえも綺麗に魅せる。
何処か悦した瞳の儘、自らの力であり、半身の様な。
Unterwelt――冥府への導きを。開かんと。
ぐじゅり、ぐじゅり。黒い刀身が意思を持ち、
巨大な狼の様な口へ。そして、喰らうは屍。
ごり、ごり、と砕くは骨の音を咀嚼して。
血の後さえ、吸い干す。男の、痕跡は後形も無い。
それは正に、妖のモノと表現せずに何と形容しようか。]
ー連合国軍・執務室ー
…っだああ!あーもーやだ!めんどい!
[今の今まで向かっていた書類にペンを投げて勢いよく背凭れに体重をかける。近くにいた部下がギョッとした顔で此方を見たが、いつもの事かとまた無表情で作業に戻った。]
[軍に所属して約五年、元は志願兵として第一線にいたのに、いつの間にかデスクワークがメインの地位まで上り詰めた。肩書きもなんたらかんたら……とりあえずなんだか面倒なものをもらった。仕事といえば長について回る以外で書類整理にその他諸々、他の側近のパシリに近いものまで幅広い。正直一般兵に戻りたい。]
僕はさ?こんなことをする為に軍に入ったわけじゃないんだ
[戦場に満ちる狂気と殺意と死の匂い。受ける傷は快楽を齎し、死に行く間際の憎悪と恐怖が入り混じった目は今でも鮮明に思い出せる。
大好きだったのだ、戦場が。正に天職と言わんばかりにせっせと働いていたら、その功績が讃えられただけ。]
(女神とかマジどうでもいいんだって)
[戦うことが好きなだけ。正確には、その際受ける心身への傷が。
口に出さないのはその地位のせいか、以前殴るでもなく罵るでもなく懇々と4(5)時間説教をされたせいか。正座でもさせられていればヨかったのに、普通に椅子に座らされたのがまずつまらなかった。
先ほど投げ出したペンを手に取りくるくると回す。
彼女は我らを慈愛の眼差しで見守ってくれていると、そう言ったのは誰だったか。優しい目なんていらないのだ。冷たい視線で突き刺して罵倒してほしい。]
…あぁでも、戦いの火蓋を落としてくれたのには感謝だよねぇ
[くるん、と回した拍子に飛び散ったインクの跡が、さながら血飛沫のようで。
誰も邪魔をしなければ、それが乾くまでにこにこと眺めているだろう。**]
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夜中寝ぼけまくっててやばい。
メモミスってんぞ寝ろ。
戦場以外の移動中は若い男女は避ける(年が違いせいか死者の姿に引きずられやすく、遺族等に気付かれやすいから)
さすがに表で*13塩辛蜻蛉*振るのは怖いから、中年男女か鳥辺りにしようか。
/*
ラ神ちゃん蹴り飛ばすぞ…
中年男だったらアレク思い出して金の瞳の男。
中年女だったら<アレクシス>か関連の誰か。
鳥だったらlightsalmon◆の羽を持った鷹くらいの大きさ。
[女神像の消失から五年。
ある者は望まれある者は巻き込まれ、櫛の歯が欠けるようにかつての孤児院の子供たちは欠けていった。
イリアやマオの死について知ったのはいつだったか――彼女らの喪失は、情報を集めながらギリギリまで中立国に留まっていた自身の迷いの残滓を吹き飛ばしていた。
かつての日常を偲んでしがみ付く心を捨て、女神に引き起こされた胸糞悪い戦乱に一撃なりとも与えたいと思ったからだ。
定期連絡を終えると、中年の男/女+表+に姿を変え次の目的地を目指そうと拠点を離れる]
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