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別に、ドリップでもインスタントでも、缶でもいいさ。
眠気が覚めさえすればね。
[鼻を鳴らして、溜息吐いて]
ともあれ、まずは、運転する段階までたどり着くことだね。
怖がり 白砂真子は、ここまで読んだ。 ( B3 )
―集会場・入口付近→広場―
[英裕と亜美が東吾達の元へ向かったのもあり、颯太と奈央も集会場の入口から広場へと戻りつつある。
誰かが広場へ来たのなら、ふたりの姿も見えるだろう。]
[颯太の質問に対し>>24]
そうねえ、たとえば、ほらこういうところとか・・・。
[デジカメで以前このあたり来たときに参考程度に
いろんな鳥居を映しに回っていたことがあった
その画像と鳥居を見比べながら、相違点を探すだろう
鳥居ひとつ比べても地方によって形状が違うらしい
その地方の習俗や信仰によるところが大きい]
あ、でも、この部分はないねえ。
この村独自のものだったのかもしれないね・・・。
[こうやってしばらく鳥居談義が続くのだろう**]
――みんな一緒がいい、ねー。
[くつり、喉を鳴らして]
とはいえ、それだと非効率だからね。
怖いかもしれないけど、ま、少しだけ我慢しよう。
木元がどうにかしてくれるでしょ。
[と、麻賀に笑みを向ける。
お節介かもしれないけど、まあ、そのくらいは]
/*
東さんの喫茶「ネコネコ」は本当に良い設定だった。
皆の繋がりの背景設定が思い浮かばなかった村建人の村設定の隙間を埋めるナイスさでした。ので、ここで感謝を埋めておきます。
―廃屋周辺―
おー、ここも結構ぼろぼろだね。
ここにも何かあるのかな。
[廃屋を見て、ありきたりな感想をぽつり]
東吾にーちゃんの事だから、中に入ってそうだよね。ずしずしって。
ぼくたちも…
[廃屋につけばこっちのもの。
今度は逆に亜美の手を引いて、廃屋の玄関を探そうとした矢先]
あ。
東吾にーちゃん!!
[お目当ての人を見つけ、嬉しそうに声をあげるが、すぐに声には心配の色がにじみ出る]
東吾にーちゃん、怪我してるの?
大丈夫?
[最初に目についたのは怪我。
そして]
ねぇ、それなに?
なんか、赤くなってるよ…?
[不思議な感覚。
この村に来てから何度か感じたような。
言いながら、自分の首を指先でちょいちょいと触った。
心配そうな視線は、東吾の首に向けられたまま**]
―→広場―
この村、独自……
[薄ら笑いを浮かべる。]
そうだろうねえ。
[その笑みは奈央が>>32視認する寸前で消え]
鳥居が村の入口にあるんだもん。
独自文化があっても
何もおかしくないよ。
[暫し、奈央の鳥居談義に耳を傾けていたが颯太の思考は教会へと向かっていた。
行かなければならない。
どうしてもそこへ行かなければならない。
理由もなく訳も分からないが、心ではなく身体が訴えているようだった。]
[幾ら経っただろうか、奈央がふと颯太から目を離した隙に、颯太が広場>>0:#3から繋がる苔生す勾配の極緩やかな石段を登り始めていることに気付くだろう。
現在、英裕の手元にある村の古地図を見ている者には、広場のすぐ傍にある教会へ続く道だと知れた筈だった。
時が経ち、辺りの森が迫っている為、教会は木々の枝々の間に埋もれ、広場から直ぐ傍にあるが、見え辛く気付き辛くなっていただろうか。
枝々の間からやがて見える教会は、教会とは名ばかりの廃屋で更に村に相応しく小さな小屋のように見えただろう。**]
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