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[黒い傘を差して、男は淡々とゆっくりと歩みを進めていた。辺りは明るく、それでいて静か。人気のない、まるで冬の早朝のような光景。
けれど、格別に肌寒くもないし、息も白くはならない。
は、と丸く口を開け、それを確認する]
[部屋に籠り、文字と、そして己の裡と向き合う。
滅びが近付くにつれ、人々は発作的に叫喚し、嘆き、絶望し、そして静かに達観という名の諦念に包まれていく。
灰は雪のように人々の慟哭を吸い、積もるでもなく、ぼろぼろと辺りを巻き込んで崩れていくのだ。
引き篭っていたから外界の変化に鈍感であるか、と言われればそうでもない。
古ぼけた木窓から見える景色のひとつ。
訪れていた馴染みの郵便の顔が消え、無精な男に差し入れるおせっかいな近所の顔が消え、男の作品を本にしていた編集の顔が消え、そして]
――。
[カインさんに言われて、貼り紙に書いてあった日付が今日と初めて気付きます。
来る度に目にしていたというのに、いざ当日となるとすっかり忘れていました。
日付の感覚が、殆ど無くなってしまっているという事は、否定できないのですが。
ぐるりと店内を見回すと、成程カインさんの言うとおり、森を抜ける為に集ったらしい姿はありません。
同意するように苦笑すると、カインさんに向けて軽く、肩を竦めてみせました。
それから、カウンターに並べられているグラスを一つ手に取ると、カインさんの方に向けて、軽く首を傾げました。
何か、飲みますか?と。
わたしがお店のお手伝いをする時、こうして注文を取っていると言う事を、カインさんは知っていてくれている筈です。
恐らくは、パースさんも。]
……そうかもな。
なら、ドワイトが勝ったら、久し振りに空の散歩にでも行こうか。
なんだ、ギュルスタンもそれがいいか?
[にこにこと笑う少年に問い返すが、その表情は、どことなく眠たそうに見えた。
そして食事も終わらぬうちに、眠りにおちてしまった少年を見て、僅かだけ眉を寄せた。]
───。
ギュルスタン、ベッドに運んでやらないといけないだろう?
[食事の手を止め、立ち上がる。]
さて、茶はもういいかい?
[女は唐突に切り替えて、少女に問いかける。
茶へ視線が飛ばなかったのを見るとカップを下げた。
大雑把に、たらいの水につけ置きする。
水も貴重になったものだ。
湖が目の前にあるけれど、流石に灰を多く含んでいるだろう。
わざわざ生活用水に使いたいとは思えない。]
/*
カインから「俺の呼び名は適当なくせに」なツッコミがきてるとおもったらきてなかった
ちっ^^
自分からトロイに教えるかな
根暗キャラのはずだったのにな
どうしてこうなったアッー
そうだねえ……この時間なら、
その辺をふらふらしてりゃ誰かいるだろ。
[と口にはしたが、半分は宛てにしていない。
住民達も相当数減ってしまった。
規則正しい生活を送っているものはどれほどいるだろうか。]
んで、人のいそうなところ……となると。
この時間でも、こんなご時世じゃあ、決まってるわな。
昼間っからでも飲んでる奴らがいるだろうさ。
毒舌家 セルマが「時間を進める」を選択しました。
背の高さはどれくらいだろうか。150+16(20)cmくらいを想定してみようか。
あと、村の中で意識できたら色を。朽葉◆、夏虫◆。
166cm。ありそうだ。
体格は骨と皮のように細いつもり。
茶色は好きそうだから、パステルグリーン風のものはなにかないかな。鉱物とか、思い出の色とか。
嗚呼、空の散歩か。良いね。
[思わず零れた声は、何処か少年のようでもあり。
かつて友人と眺めた青い空を想い、瞳を揺らめかせる]
それなら…、
[少しは当たる可能性がある色を答えれば良かったと。
その言葉は呑み込んで苦笑し、
嬉しそうにはしゃぐ少年の頭を撫でた。
…眠りについた彼は、今日は少し幸せそうな顔をしていた]
ありがとう。
よく外を歩いたから、疲れたのだろう。
[少年をベッドに運ぶという友人の言葉に頷き、
ありがたく手を借りることにした。
寝台へ運び寝かしつけ、
頭にさしていた灰色の羽根は枕元へそっと置く]
身体的記号を呼び記号にするのは一時しのぎだねえ。
それを選択することは君の本質を表現する記号になる、とも考えられるのかな。
ねえ、君、この世は記号だらけじゃないか。
ところで、私は例外的にあの鹿を名前で呼ばないことがある。
なぜだか分かるかい?
だってね、意味がないんだよ。
彼はね、手紙を食べてしまうから。
[カインの方へ視線をなげながら、めええ、と鳴いてみたり。]
[腐海に沈む酒場の店主の姿を見て、男は久しぶりに漠然とした寂寥感に包まれていた。襲い来る感情の揺り戻し。
あの店主本人に対しては大した感慨などない究極、どうでもいい。
そう思っていた。
けれど、あの店であったことは未だに心に残っていたようだ。
校了した時の編集の顔、連れ回されたあの夜、勝手に飲んだくれて――]
[口元を引き結んで、男はペンを取り出した。分厚い手のひらを敷きにして、紙とともに歪んだ文字を穿つ、やがて]
思い出の切れ端だな。
[自嘲気味に、男は口角を上げた。
似合わない詩的表現が、灰に溶けた]
[おそらく花など咲きはしない。
分かっていながら、夢のような会話を交わす。
けれど、それだけでも随分と心が救われる気がしていた。]
そうか、外を。
[友人とともに少年をベッドまで運ぶと、その髪を、一度だけ撫でた。]
なあドワイト。
あとで、裏庭を見に行かないか。
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