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どうして………灰色の羽根が何時も見えるの?
[世界にはもう希望がないだろう。
なのに、記憶に浮かび上がる灰色の羽根は、
繊細で優しい影と郷愁を掻き立てた。 まだ というように。]
これが何なのか分かれば、
………………。
[胸が痛くなる心地をおぼえ、
組み合わせた両手をそっと胸に押し当てた。]
[行き場が結局決まらないまま、
視線に気付かず悩んでいると…]
いやなんだよその不吉過ぎる名前っ!?
[何より先に出たのは、ツッコミだった。
…不吉って意味じゃ、正しい名前も大概なのは言わぬが花。]
…あー、と。
店主さんが倒れてたんだわ。
んで、娘さんが今付き添ってる。
[言葉はたいして飾らずに。
わかりやすいかは微妙なところ…]
そうだな、春が来れば……。
[春が来れば。
それが願望でしかないことは分かっている。
事実、空はいつまでも澱んだまま。
おそらく太陽は、この先、もっと光を弱くする。]
……ドワイド、ギュルスタン。
ひとつ、賭けをしてみないか?
裏庭に植えた花の種、一番先に咲くのは、何色の花か。
[その感情に名前を付けるには、
その時の少女はまだ幼過ぎた。]
[やがてセルマの準備が整い声をかけられれば、
来客がない限り、何処か人の居る場所へ向かったろうか。
その道中何か問われたなら、エステルはぽつりぽつりと話し始めて。**]
[思いがけない賭けの提案に、目を瞬いた。
ギュルスタンの方を見れば、
唸りながら答えを考えているようだった。
男は微笑ましげに眼を細め、少し考える仕草をして]
『赤。赤色が届くよ』
そうか。それなら、私は白色に賭けよう。
[二人は口々に、他の色を指定して。
それから尋ねるように、友人へ首を傾げる]
君は何色だと思うかい。
そっか。
じゃあ、いつか、ぼくのこと。
かかえてはしってくれる?
[すっきりした表情でパースに問いかける。>>21
何かから逃げるためではなく、早く走る気分を味わいたいがために。
かつては人並に走れも飛べもした。
そのことをおぼろげに理解してはいる。
傷を負った時の記憶へと意識が向いたのは、きっと、そのせいもある]
………だいじょうぶ、だよ?
[ことり、と僅かに首を傾げて。
見上げて、見つめる。
眉をひそめた顔を記憶に焼き付けようと]
わ、ありがとう。
[パースからのお代を、受け取る。>>22
無造作に服のポケットに放り込もうとしたが、
毛並み、の言葉に反応を見せる。まじまじと筆の先を見て、触れて]
…つやつやでさわさわだね。
[率直な感想を述べる。見事に擬音しかなかったけれど]
[カインからもお代を受け取り、枚数を数えもせずにポケットに入れる。>>24
また来る、と告げた二人>>23>>25に小さく手を振り、見送って]
…おそうじ。
しないと。
[しゃがんで、僅か煤けた床に触れる。
すっ、と指先を動かせば鈍色に染まる。
そこでようやく掃除道具の存在を思い出し、のろのろと立ち上がって店の奥へと姿を消した]
[持ってきたのは使い古された雑巾と、
ちぎられて半分くらいの大きさになった降水の呪符。
おもむろに呪符を細かくちぎって、手離せば、
床の汚れを洗い流す優しい水流となる。
扉の隙間から水が流れ出たのを見送ってから、雑巾で床を拭き始めた]
…♪
[覚えたばかりの歌を、小さく、口ずさみながら**]
おれは……。
[食事の手を止め、脳裏に描く花の色は]
薄紅。
[明るい金の髪に、よく似合う花。]
もし当たったら、その花を俺にくれないか?
[息を吸うと、咽喉がひりりと痛みます。
声を出すと、咽喉が割けるように痛みます。
痛みが好きな人なんて、そうそういません。
痛む度に醜くなる音を聞きたがる人だっていません。
わたしは、わたしの歌を、永遠にあのソプラノに留めておきたかった。
だからわたしは、うたわないのです。]
しゅよ えいえんのあんそくを ………
[そんな風に唇を動かしますが、声には出しません。
わたしの醜くなってしまった声で、マスターが眠れる筈が無いからです。
聖歌隊の一人として、高らかに歌っていたあの時が、
とても、とても遠くに感じます。
祈りの歌も、嘆きの唄も、恋の歌も、愛の歌も。
何だって歌えると思っていたのに。]
[一節を諳んじ終えると、わたしはふらりと立ち上がります。
これからお店はどうすればいいのでしょう。
先日、カインさんが貼り紙をしていたけれど、カインさんはこれから何処に貼り紙をすればいいのでしょう。
これから皆はどこに集えば良いのでしょう。
わたしはどこに、縋ればいいのでしょう。
床に積もった灰で、スカートの膝のあたりが汚れていました。
けれど、こんな天気ではどんな格好をしていたって灰まみれになってしまいます。
きっと、誰も気にしないでしょう。
揺れるスカートの裾を見下ろしながら、わたしはお店の表に出ます。]
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