1079 【突発RP村】やがて、世界は闇に沈む【飛び入り歓迎】
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― 酒場 ―
[キャスケットと肩につもった灰を落として、馬と鹿はそろって酒場の中へと入る。
いつもはそこにいるはずのマスターも、マスターと仲の良い彼女の姿もない。
けれど、いつもはそこに座っていない片腕>>16がいることに気づけば]
そこの。君だよ、そこの暇そうな。
……ノロイ、だったか。
ココはいつも以上に静かだな?
[ココ、と床を指差しながら酒場の意を指し、首を傾げて声をかけた。]
( 40 ) 2013/03/04(月) 22:03:45
( -28 ) 2013/03/04(月) 22:04:40
/*
…ノロイて。
白く無いし鼬じゃ無いし催眠術もかけないよ。
…呪いかよ、と風呂の中で沈みかけたけど。
鳩って、こういう時は偉大だね。
( -29 ) 2013/03/04(月) 22:09:21
─セルマの家、窓際─
[両手を祈りの形にしながら窓の外を眺めている。
セルマの家は湖の畔にあり、
窓からは村の小さな湖が見えただろうか。
反射した光>>0:3が僅かにきらきら輝いているようだった。
憂鬱になるくらい変わらない日常に見えて、世界は徐々に終わりへ向かっているのだろう。]
……………。
[最後の太陽の欠片を宿すような湖面の煌めきを、
目蓋の裏に記憶するように双眸を閉ざす。]
( 41 ) 2013/03/04(月) 22:10:44
[食事の席に着いたギュルスタンの頭に、灰色の羽根を見つけると、僅かだけ笑みがこぼれた。
こんなみすぼらしい羽根なのに、こんなにも喜んでくれる。
食事は、いつもとても質素なものばかりだったが、それでも、こうして腹を満たすことができるというのは、今のこの世界において、どれだけ幸せなことだろう。
住処に、食事に、それ以上に心の支えとして───友には、いくら感謝しても足りない。]
……花?
あぁ、勿論覚えている。
( 42 ) 2013/03/04(月) 22:16:30
どうして………灰色の羽根が何時も見えるの?
[世界にはもう希望がないだろう。
なのに、記憶に浮かび上がる灰色の羽根は、
繊細で優しい影と郷愁を掻き立てた。 まだ というように。]
これが何なのか分かれば、
………………。
[胸が痛くなる心地をおぼえ、
組み合わせた両手をそっと胸に押し当てた。]
( 43 ) 2013/03/04(月) 22:18:20
[行き場が結局決まらないまま、
視線に気付かず悩んでいると…]
いやなんだよその不吉過ぎる名前っ!?
[何より先に出たのは、ツッコミだった。
…不吉って意味じゃ、正しい名前も大概なのは言わぬが花。]
…あー、と。
店主さんが倒れてたんだわ。
んで、娘さんが今付き添ってる。
[言葉はたいして飾らずに。
わかりやすいかは微妙なところ…]
( 44 ) 2013/03/04(月) 22:20:08
― 酒場 ―
ノロイって……お前。
[>>40自分への鹿呼びと同様に適当に他者を呼んだパース。
ツッコミ視線を一旦そちらへと向け、先客へと再び戻し。]
静かだな、確かに。
……マスターいないのか?
それと、もしかしてお前、張り紙見てくれたヤツだったりする?
[>>0:24何のことだと言うようならば、酒場の掲示板になっている辺りを指差して。]
( 45 ) 2013/03/04(月) 22:20:28
そうだな、春が来れば……。
[春が来れば。
それが願望でしかないことは分かっている。
事実、空はいつまでも澱んだまま。
おそらく太陽は、この先、もっと光を弱くする。]
……ドワイド、ギュルスタン。
ひとつ、賭けをしてみないか?
裏庭に植えた花の種、一番先に咲くのは、何色の花か。
( 46 ) 2013/03/04(月) 22:21:49
/*
よっしトロイひまさせちゃったみたいだし張り切ってからむ(逃げられるフラグ
( -30 ) 2013/03/04(月) 22:23:34
……倒れた?
[>>44先客から返ってきたのは意外な答えで、同時にマスターの様子を思い出せば察しも付いた。]
具合、悪いのか……
じゃあこの酒場も、もう……
[開かなくなった店の中の一つになるのだろうと、予想する。]
( 47 ) 2013/03/04(月) 22:23:58
中毒 カインは、メモを貼った。
( A7 ) 2013/03/04(月) 22:26:47
[その感情に名前を付けるには、
その時の少女はまだ幼過ぎた。]
[やがてセルマの準備が整い声をかけられれば、
来客がない限り、何処か人の居る場所へ向かったろうか。
その道中何か問われたなら、エステルはぽつりぽつりと話し始めて。**]
( 48 ) 2013/03/04(月) 22:27:23
[由緒正しいツッコミスタイル>>44にぴくりと眉を動かし、にやりと笑うと]
ということは、だ。
君の名前は、そう、ノロイなんて呪いだか鈍いだかダブルミーニングを含むのではなくて。
本当のところ、本来ならば、なんて呼ぶべきなのかをぜひとも私に教えてほしいね。
私はパース。性別は気にしないが、名前は気にする者だよ。
だってそうだろ?名前が違えば手紙は届かない物だからね。
[からんだ。とにかくからんだ。
にやにや笑いのまま月毛のしっぽを揺らして彼に近づき、その目をじっと覗き込む。]
( 49 ) 2013/03/04(月) 22:34:29
人造妖精 エステルは、メモを貼った。
( A8 ) 2013/03/04(月) 22:34:46
[どうやらもう一人にも視線でつっこまれていた>>45ようだが、にこりと悪びれない笑みを返す。
店主が倒れ、娘が付き添っているという言葉には]
マスターと……ははあ、ナデージュか。
倒れたというのは大概不吉だな。下手に押し入る訳にも行かないね。
[そういって、頬に手を当てて息をついた。
さらにカインの言葉>>47を聞けば、溜め息は深くなってしまう。]
( 50 ) 2013/03/04(月) 22:35:48
( -31 ) 2013/03/04(月) 22:36:24
[思いがけない賭けの提案に、目を瞬いた。
ギュルスタンの方を見れば、
唸りながら答えを考えているようだった。
男は微笑ましげに眼を細め、少し考える仕草をして]
『赤。赤色が届くよ』
そうか。それなら、私は白色に賭けよう。
[二人は口々に、他の色を指定して。
それから尋ねるように、友人へ首を傾げる]
君は何色だと思うかい。
( 51 ) 2013/03/04(月) 22:36:34
そっか。
じゃあ、いつか、ぼくのこと。
かかえてはしってくれる?
[すっきりした表情でパースに問いかける。>>21
何かから逃げるためではなく、早く走る気分を味わいたいがために。
かつては人並に走れも飛べもした。
そのことをおぼろげに理解してはいる。
傷を負った時の記憶へと意識が向いたのは、きっと、そのせいもある]
………だいじょうぶ、だよ?
[ことり、と僅かに首を傾げて。
見上げて、見つめる。
眉をひそめた顔を記憶に焼き付けようと]
( 52 ) 2013/03/04(月) 22:39:59
わ、ありがとう。
[パースからのお代を、受け取る。>>22
無造作に服のポケットに放り込もうとしたが、
毛並み、の言葉に反応を見せる。まじまじと筆の先を見て、触れて]
…つやつやでさわさわだね。
[率直な感想を述べる。見事に擬音しかなかったけれど]
( 53 ) 2013/03/04(月) 22:40:17
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