人狼物語(瓜科国)


812  凍れる水車と奇跡の夜


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細工師 メーフィエ

 ……便利なものだね。

[手の中の濡れていたハンカチも、すっかり乾いていて]

 さっきはかなり格好悪いところを見せてしまったけど…

[誤魔化すようにこほん、とひとつ咳払い]

 ありがとう、リーリャ。

[確か、キーラの元に居候している少女だと。
そう思い出すより前に、愛称で少女を呼んでいた。

どこかで接点はあっただろうか。
……でも、こう呼びかけるのは初めてではないように感じる]

( 125 ) 2011/12/18(日) 19:53:40

花屋 オリガ

[ふと、メーフィエと視線が交差した。>>114
 だが、知己である彼は、青年へと自分の事を託したらしい。

 やはり、彼の青年は特別な相手なのだろうか……?

 胸がチクリと痛む。
 忘れてはいけない事を、忘れている気がする。

 続き様にメーフィエに雪玉が飛んできたのには、思わず目を見張りつつ。
 驚きのあまり、口を押さえて一歩後ずさった]

( 126 ) 2011/12/18(日) 20:08:10

花屋 オリガ

(投げたのは……キリルさん? ……あれ?)

[その様子は自分の良く知る司書のそれとはあまりに異なっていて。
 少年のようなその振る舞いに、キョトンとした表情を浮かべる。

 その後に続く少女も、自分の知る病弱そうな様子とは大分違って見えて。
 やはり自分の記憶が混乱しているのだろうか……と、僅かに首を捻りつつ]

( 127 ) 2011/12/18(日) 20:08:28

花屋 オリガ

[続いてかけられた言葉>>118に、再び首を傾げる]

(人形作り……?)

[そう口に出したつもりが、やはり唇が動くだけで声にはならず。
 かつて出会った少年に似ている気はすれど、その声は全く覚えの無いもので。
 先方も、どうやら自分を誰かと見間違えているらしい]

(どうしよう……)

[自己紹介をしようにも、言葉が出ないとあっては何を伝える事も出来ない。幸い、大事な事は青年>>120が伝えてくれたようだが…。

 ふと、エプロンのポケットに違和感を覚え、手を入れる。そこから現れた花――“オーニソガラム”
 今目の前に居る若く純粋そうな少年に、正にピッタリと思われた]

…………。

[これ……と、心の中で呟きながら、白い可憐な花を、ラビに差し出した]

( 128 ) 2011/12/18(日) 20:09:30

花屋 オリガ

[青年>>121の言葉には、コクコクと頷いて。
 ……自分が言葉を発せぬ事を、彼は気付いているのだろうか。
 それを思うと、更に表情が沈み込む。

 が、俯く肩にケープをかけられ、ふわり……と全身を温かさが包み込む。
 青年の顔を見上げ、自然と笑みがこぼれた。

 耳に響く声も、見上げる顔も。
 全てが懐かしく、そして愛おしい。

 心はこんなにも彼を覚えているのに。
 ……どうして、記憶が結びつかないのだろう?]

(……どうして、貴方を見ていると、こんなにも心が揺さぶられるの……?)

[その呟きも、また空に消えた]

( 129 ) 2011/12/18(日) 20:09:50

居候 リディヤ


 ど、どういたしまして

>>125青年の礼に、はにかんだように笑んだ]

[やはりこの人も自分をリーリャと呼ぶ。
 けれどリーリャは愛称形のはずだ
 それなら自身の名前は何なのだろうと考えていると]

 …………リディヤ……?

[背後から掛かる声に振り返る>>122
 そこには、見覚えのあるような男と
 傍には若い女性の姿もあったか]


 それが、わたしの名前、なんですか?


[首、こてり]

( 130 ) 2011/12/18(日) 20:11:09

花屋 オリガ

[紅茶を飲もうという言葉には、静かに頷き]

(やはり紅茶が好きなんだな……)

[一瞬そう笑みを零しそうになり、ふと我に返った]

(…………やはり、私は、彼の事をよく知っている…?)

( 131 ) 2011/12/18(日) 20:11:19

雑貨屋 ヴァレリー

えー…。
だってお前、俺の……

[世話はしていないと言うレイスに対し、
自分の死体を整えたじゃないか、と言いかけてやめた。
こんな綺麗な場所で、死体の話を出すのは場違いだ。
ただ、彼の話>>87を聞いていると一つの結論に辿り着いた。]


ああ…そうか。
俺は。

( 132 ) 2011/12/18(日) 20:25:57

雑貨屋 ヴァレリー

あー…そうだ、そうだよ。
お前、俺が枯れる時に横に居てくれたんだよ。

[大樹としての命を終えて、
彼と共に空に消えた事までをしっかりと思い出した。]


[今度こそ本当に死んだんだ―――]


いーよいーよ、礼なんか。気にすんなって!
こっちこそ、永い間あんがとな。


[改まって礼を言われると何故だろう、泣きたくなる。
だから今は無理にでも笑顔を作ろうと、
不自然な程明るい笑みを向けた。]

( 133 ) 2011/12/18(日) 20:30:10

酒場の女主人 イライダ は 宿屋の女将 イライダ に、くらすちぇーんじ!


雑貨屋 ヴァレリー

[自分が本当に死んだ事は理解したが、それでは
此処に居る他の人々は一体何だろう。
そんな疑問や憶測は足元の雪のように少しずつ積もり行く。

それを打ち消したのは、メーフィエの創り出した
輝く薔薇の花>>52
その繊細さや美しさに、男は思わず息を飲む。]

……やっぱ、お前すげぇよ。
こんな綺麗な作品を間近でお目に掛かれるって、
俺達は本当に幸せもんだ。

俺はこんな細かいカットは出来ないからなあ、
ガラスとやり方が同じなら是非ともその方法を教わりたいぜ。

( 134 ) 2011/12/18(日) 20:44:16

雑貨屋 ヴァレリー

[更に、ヨールカに吊るされた銀の雪の結晶。>>54
その輝きを見つめては]

なあ、これもっと数ないのかよ。
いっその事ぶわっと飾ろうぜ、ぶわっと!

なあ、そこの姉さん?

[そんな無理な注文を投げ掛けたり。
フィグネリアと名乗った女性へも遠慮なく声だって掛ける。
突如現れたジェット・マロース人形にも然程疑問は持たず、
賑やかになったと大笑い。

いつの間にか、今存在している人々が何者なのかを
考えるのはやめていた。]

( 135 ) 2011/12/18(日) 20:56:04

修復師 レイス

[死体の処理は、元々仕事でもあるし、
何より、気のいいのが見て取れていた彼が、せめて安らかに眠れるようにと。
埋葬式の作法はあまりしらない、自分の祈りなだけであり。
礼を、言われるものでは無いと、思っていて。]

 逆、だ。
 ……おれが、なくなってから、…呼んでくれた、から。

[あのまま、解けていきそうだった存在を、つなぎとめてくれて。
永く話す間にも、沢山のことを聞かせてくれた。]

 ヴァーリャが居て、少し、安心してる。

[記憶と違えていなかったこと>>132>>133に安心して。
            他の人よりは、少し流暢な言葉遣いだった。]

( 136 ) 2011/12/18(日) 21:09:19

修復師 レイス

[一考に声を発しないオリガ>>129に、少し寂しそうな顔をしつつ。
……自分も、似たようなモノだったと、思いなおした。]

 だいじょうぶ。

[自然に笑ってくれたことに、嬉しそうに笑い返す。
永く話してくれた親愛なる友人のおかげで
                うまく笑えないことは、なくなっていた。]

( 137 ) 2011/12/18(日) 21:09:34

修復師 レイス

[リディヤの反応>>130には、少しきょとんとした顔を見せる]

 え、えと……、た、多分……?

[と、おどおどとしつつ、返し。
もしかして、間違っているのか、だとか。
自分の記憶違いだったか?だとか。]

[ふと、隣の女性を見て、ゆっくりと頷き]

 だいじょうぶ、えと、きみ、は、…リディヤ、だと、思う。

[結局、結論はわりと曖昧だったり、する。]

( 138 ) 2011/12/18(日) 21:09:43

修復師 レイス

[頷いたオリガ>>131に、穏やかに笑いかけて]

 えと、じゃあ、行こう。

[そっと、戸惑いながらその手を取りつつ、歩き始め。
ふと聞えたヴァレリーの言葉>>135には、そういえば荷物が、と。]

 えと、ヴァーリャ。
 おれ、荷物が、見当たらなくて。

 荷物の中に、何かあるかも。ちょっと、探してくる。

[彼女に紅茶を淹れたら、11の部屋へと歩みを進めるつもり。**]

( 139 ) 2011/12/18(日) 21:12:03

キリル

 [なんでこう見事に顔面にヒットするのか>>116
  考えたら負けである


  別に顔面狙ってるわけじゃないのだ
  何故かそう顔とか腹とか
  いちいちクリティカルな場所に当たるだけで

  兄弟、どっちの方が命中率が良いだろうか、と考えて、すぐ止める
  大差無いように思われた
  もちろんマイナスクリティカル的な意味で]



    ごめんって
    だって当てたくなる顔してるんだ

( 140 ) 2011/12/18(日) 21:14:15

キリル

  [満面の笑みのガキ大将
   悪びれた様子は皆無
   口に出した理由も意味不明


  ガキ大将時代を知られているヴァレリーはともかく
  その他の人々にどう思われるかとか
  何一つ考えてはいなかった

  これだからこそ、“キリル”と男名で渾名される所以]



    大丈夫だよ、威力落としてるし

     大丈夫――――だよね?


 [ちょっと心配になった]

( 141 ) 2011/12/18(日) 21:23:18

キリル

   って、ちょっと、リーリャ!
   リーリャが謝る事じゃないって!


 [思い切り犯人はキーラなのに、何故かリディヤが謝る

  酷く慌てて、キーラも彼らの元へと駆け寄る


     謝らなければならないのは、私なのに
     この程度の罪で済まされないぐらいなのに


  鞄からハンカチを取り出そうとして
  (そう言えば持っていなかったけど、何故か、そこに有って)


    だけどメーフィエの頭の上の雪は、すう、と溶けて消えた]

( 142 ) 2011/12/18(日) 21:27:10

雑貨屋 ヴァレリー

[皆の視線に合わせようと、しゃがみ込んでみては
目線を下から上へ。
いつだって上から全てを見下ろすようにしていたものだから
視点が近いのには少し戸惑っていた。]

あ、オリガも居るのか。
良かったなぁ、レイス。これで……

[ぼふん]


!!!?


[頭上、メーフィエの方で何かが炸裂した。>>115
落ちて来る白、冷たくはなくとも無意識に避けようと
してしまう。]

( 143 ) 2011/12/18(日) 21:30:20


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