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とりあえずここからは出るなよォ。
もしかしたら…変な気に中てられて飛び出す奴が出るかもしれないからお互いちゃんと見てるんだねィ。
おいちゃんは堂の周りを固めてくるからなァ。
もっとずばっとした力なら良かったんだがねィ。まじないは、まじないか。
[手持ちが足りないかねェ、と腰に下げた道具を確かめながら立ち上がると、香奈美と水鈴の頭を撫でる*]
だァいじょうぶ。
[前方に湊の姿を見つければ]
湊!
探した。
皆、お堂に居る。今日はお泊り会。
他の人も呼んでくるから、先に行ってて。
後、これを。
[堵蒔から借りた鏡を握らせ、集落へ急いだ]
あ……。
これは、なんでもないのよ。……余り物をかき集めたから、少し悪くなってるものが、混ざっていたのかもしれませんね。
[水鈴の不安そうな表情を見て、崩れたメザシを、あわてて紙袋で包んで、隠してしまう]
さあ、水鈴ちゃんも、このメザシを持ってね。
柊もいただくといいわ。
[ふと、水鈴の受けている託宣を思い出したが、強いて考えないようにして、安心させるように笑顔を向ける]
皆いますよ。
お狐様もおられます。
何も心配ありませんよ。
[社への道を走っていると、眼前に人影が見える。一瞬驚くも琴葉だと分かり、ホッとしたのか笑顔が戻る。
が、鏡を渡して集落へ駆けていく琴葉の姿にまた不安を覚える。]
あ……。
[追いかけようか悩んだが、鏡をぎゅっと握り社へ]
[...は、社に着くと人がいることに安堵し、地べたに座り込んだ。
落ち着くと周りの様子が祭りの準備が終わっているのに、それを一切感じさせない雰囲気に泣き出したくなってくる。]
あのね…あのね…ミナ……。
[湊についていければそれが最善だったのだが]
秋弦、連れてくればよかった。
[――ひた
―ひた―
足音が止まないことから、湊のほうには行っていないと少し安心して]
集落まで、あと少し。
[そのまま走り続け、明かりが見えてくるころには足跡も止んでいた]
15人目、踊り屋 次郎座 がやってきました。
[風がザアアアアアっと枝葉を揺らす。大きな松の幹の影から、鬼の面をつけた男がすり足で現れた。緋色の扇をパンッと開き、誰にともなく口上する]
東西、東西
お集まりの皆様 本日はお招きに預り
篤く御礼 斯くも盛大に執り行われましたる事
喜び寿ぎ申し上げまする。
津々浦々より集える鬼を喜ばし
福の神に転じせしめんや
鬼は外、福は内
三鬼を払い天下太平なりぃ
[男は面を外して、空を仰いだ。速度を上げて流れてゆく雲が、月を星を、絡めとろうとしているようだ]
どうだこの邪な気配は。
[ぴりりと首筋に走った痛み。身の毛がよだつ不吉な予感。ざっと振り返って、背後の其れを扇で斬るが、そこにあるのは地を這う己の影のみだ。止めていた息をゆるりと吐いて、次郎座は何もないその場所を睨み続ける]
■1)お狐様に奉じる「神楽」の舞手、次郎座(じろうざ)。ただいま都から舞い戻り候。
■2)「踊」
■3)23時と0時
■4)「帰ってきた」だけで「招かれ」てはいないが、そこが「口上」というものだ。
[泣いてはダメだと思い、笑顔でいなければと頑張る。
ゆっくりと立ち上がると、近くにいた咲久也に話しかける。]
あのね、あのね、ミナね、
咲久也さんと会うの久しぶりなんだね。
[他の人にも挨拶を]
[こーんこん]
[中の人にしか(ry]
うわーい、次郎座さん、ずさありがとうございます!!
フル面子には1人足りず、思わずもう少し締め切りを延ばしたくなった村立て人です、こんばんは。
ええと、編成は
【15人:ダ智狼狼C共占霊狩闇闇闇闇闇闇】
こんな感じです。
少し鬼さん強め編成なので狐側は頑張ってください。
ちなみに、1人しかいないすごい共有者の言い換えは【白狐を相方とする狛狐の化身】となります。長いんで、普通に狛狐でかまいません。
見物人から本参加にスライドしてもいいよという方、締め切られちゃったけどどうしても参加したいぜという方は、一度見物人として入村してメモでおっしゃってください。
頑張って対処します。
[集落について早々、傾奇者のような出で立ちの、一度見れば忘れようもないその男とすれ違い]
……次郎座!帰ってきてたの?
皆、お堂にいる。
嫌な予感がする――行ってあげて。
私も、もう少し人を集めたら行くから。
道中、気をつけて。
[堵蒔に頭を撫でられて少しだけほっとする]
>>411
あ、ありがとうございます。ヒイラギとメザシいただきます。
……そうですね、怖くないもん、お狐さまが守ってくださるもん。
[素直にヒイラギとメザシを受けとった。最後の言葉は自分に言い聞かせるかのよう]
ミナちゃん!
……よかったの。ミナちゃんが来なかったらと思うと、わたし……
[湊の様子を見て、駆け寄ると背中をなでる。
少しだけ目が潤んでいた]
[夕子に抱きしめらて、やはりなにかあったのだろうかと思い]
あのね、あのね、ミナね、
琴葉さんが心配なんだね。
[琴葉から借りた鏡にひびが入ってるのを夕日に見せる]
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