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>>755塵
ああー、確かによく一緒にいた、気がする。
ううん、ラニーねぇとヴァルにーかぁ……。
[二人を頭の中で並べてみる。有り、かも? なんて、首を捻る。]
[リコシェのことはうんうん、と聞いていたけれど。]
え、あ、私の紙飛行機?
あれ、本気にしてくれてたんだ……。
[本人は軽く冗談で言ったつもりだったらしい。貴方がそう切り出せば、可愛い物でも見ているかのようににっこりとして。]
いや。せっかくなら、読んでみたい。
……なんて、言いたいところだけど。いいよ、アップルパイで。
[紙飛行機を見るあなたから、数歩離れて。くるんと振り向いた。金の髪束が夕暮れに透けて、ふわ、と揺れたか。]
今回"は"、それで!
次は本当にお願いしちゃおっかな。
私が一つ、ぬいぐるみを飛ばすまで、でどう?[なんて、くすくすと。]
>>758 糸
ちみっこかったくせに、んな気まで使うようになってんじゃねえよ。
いいから、もらっとけ。
[ウィンクに、どこか眩しそうな半目で笑う。]
ああ、楽しみだな。
いい絵になるといいんだが。
[やっぱり、釣られて照れたように笑ってしまう。]
あ、ちょっと待てリネア。[帰る寸前の貴方を呼びとめ、つかつかと歩み寄る。少し考えて、リネアに耳に手を添えて。小声。]
絶対、誰にも、内緒だけどな。
(好きな人くらいいる。)
…だから、アンの口車に乗せられて、変な気なんか使うなよ。
[素直な貴方だから本当に誰か連れてきたりするんじゃないかと、急に心配になって、そう。気恥ずかしそうな苦笑いをしていた。相手が去るなら、それに軽く手を振る。]
>>762銀
ふふ。アンブローズさんは解らないけど、あたしの方は、追いつくどころか追い越しちゃうかもよ?
頑張ってるリコちゃん、今だって十分かっこいいもん。
[ブローチをしまってからもう一度、ぽん、と軽くあなたの頭に片手を乗せる。]
あ、お仕事だったの?
ごめんね話し込んじゃって。じゃあ暗くなるし、気をつけて。
[あなたが袋を拾い上げるのを見つつ、頑張ってね、なんて付け足した。]
>>757光
[あなたがフードを被り直す間、そういえば先程さんざん鳥に頭をつつかれて髪の毛がぼさぼさになっていた事を思い出して、あわてて手ぐしで髪の毛を直したりしていた。]
うん、確かに変な光にもびっくりしちゃったんだけど…魔法陣の方が驚きだったかな。
ふだんは森の方に一人で住んでるし、僕自身魔法が使えないからこんなに大きい魔法陣なんて見ることがなくて。
…あの灯台の光、魔法で制御してるんですか?
[素朴な疑問をぶつけつつも、すごいなぁ、なんて言って灯台を見上げるのだった。]
>>763獣
[紙袋を見下ろしたまま、あなたの言葉に時折耳がぴくと動く。それは確かに聞いている証で、]
……ありがとう、ございます。
[あなたの言葉が終わって、少しの沈黙が空いてから、呟いたのはそんな一言だ。少年はあなたの意図の通り、あるいは真逆か、見当違いにか、それは分からないけれど。
言葉通りではなく、その向こうにある一つの解を導いたという証なのだろう。]
他にも、目標が。おあり、なんですね。
目標、の。ひとつ、でも。違いが、あっても。手を、取れる。って。いう、こと、サラ先生、が仰って、下さるの。ぼく、嬉しい。です。
はい。ぼく、のこと。伝え、られるよう。頑張ります。
──[かぶりを振って、]まだ。お仕事、済ませて。ません、から。
坂道、お気をつけて、ください。フラニーさん、いらっしゃる、から。大丈夫、だと。思います、けど。
>>768 隠
[あなたが髪を直してる姿に、少し迷うみたいに赤い目をフードの下でさまよわせてから、ここも、みたいに自分の頭をフード越しに指差してあなたの髪の乱れてる部分を教えてた。]
綺麗ですよね。見た目もですし、構成も綺麗なんです。
森に一人で……?凄いんですね、僕は町から離れたことないから想像つかないです。
――ええ、時間と光の向きや天候がよくない時でも届くようにって。
しっかりした陣なのに、何で今日はあんな風になってたのか不思議なんですけどね……。
[首を傾げてこちらも灯台を見上げてた。]
>>767日
[ぷるぷるとかぶりを振る。]
追い越せる、くらい、がんばり。たい、です。けど。
でも、追い越せる、くらい、なら。芯から、かっこいい、って。思わない、って。思い、ます。
[ぽんと乗った片手に、擽ったそうに眼を細めて見上げる。
その手が離れれば、足元の紙袋を拾いに屈んだけれど。]
まだ、はじめて、ません、でした。から。
サラ先生、と。フラニーさん、と、お話。出来るの、嬉しくて。つい。
──フラニーさんも。帰り道。お気をつけて、ください。
サラ先生、送ったら。あとは、おひとり。ですし。
[女性の独り歩きだし、と少し心配そうにあなたを見上げた。
そうして、あなたたちが歩き出すのを見送ったのだろう。]
>>769獣
ぶえー。[試す、と言われて、解りやすく表情が曇るが。]
うーん……しばらく男いいかなー、って気分だし。それは教わっといて損はないかもしんない。
[その後に染み出してきた毒は、割と本気で受け入れ気味であった。小さな溜息と共に思い返しているのは、元・夫との何かだろうか。]
いーじゃん。長生きしてよ、ばーちゃん。
[にへっと笑って、あなたの手を引き、ゆっくりと歩き出す。]
>>772銀
あははっ、あたしめっちゃ尊敬されてる?
ありがとー。
[あなたをかっこいいと思うのも、自分がかっこいいと言われるのを喜ぶのも、本心。嬉しそうに微笑みながら。]
そっか。お仕事の話しも、今度聞かせてね。
あたしは大丈夫だよー。心配してくれてありがと!
じゃ、またねー!
[祖母と繋いでいない方の手を振りつつ、暗くなっていく道を歩いて行った。**]
>>774塵
競争、だね。
[そう、笑い返して。貴方が買い物へ向かおうとすれば、それなら私も、と荷物を抱えなおした。]
それじゃあ、また、ね。
アップルパイ、待ってるから!
[そうして離れようとした時に、呼び止められたのだろう。(>>766鳥)。
怪訝そうに言葉を待っていたが、耳打ちをされれば表情をぱぁっと輝かせて。]
それじゃあ、アムにーには、紹介した振りでもしとこっかな。
――応援するね、ヴァルにー!
[小声で返した。]
[それから、もう一度、二人を振り返って。手を振る代わりに深くお辞儀をした。それから、足取りは雑貨屋の方向へと。**]
[二人を見送ってから、ようやく仕事に取り掛かる。
柱のもとへと立てば、集めたヤコの葉を一枚手に取って。
中に眠る、その力を解放するような呪文をいくつか。
光にあらぬ、気が柱へとまとわりつく。そこに、先日も呟いたような、歌声と鈴の音を響かせれば、気を察した光がひとつ。ふたつ。
鈴の音がやんでも、それはみっつ、よつ。いつつ。]
[光を欲する要素を核に構成すれば、効率がいい。
そんな教えを、成功させて。少年は一人、嬉しそうに、静かに笑みを浮かべた。
光が確かに広場を照らすのを確かめれば、次の柱へと、紙袋を抱えて小走りに走り出した。
この広場に光の柱が林立するまで、もう少し、少年の仕事は続く。**]
>>764 塵
ったく口が減らねぇったら…
[チョップした手を引き戻しつつ]
好きとか嫌いじゃねえよ。幼馴染だろ。
さんっざん甘やかしちまったせいでああなってまったんだから、責任感っつぅか、そういうのはあるけどよ…
俺にあいつ養う甲斐性あると思ってんのか。
[最後は認めたくないながら、否定要素のひとつとしてとりあげる。紙飛行機については、なんとなくはたから聞いてはいたので、話を振られれば、おう、と返事をした。]
こんな小さいところに鷲なんか描いても、迫力もなにもあったもんじゃねぇと思うけどな…。
せいぜいハトかスズメか?
[と、くつくつ笑う。]
お前にそう言われると、そんな気もしてくるから困ったもんだ。
[眉尻を下げて、居場所を確かめるように、足元を見た。]→
→
>>塵(続き
お、なんだ。カマかけただったんだが、やっぱりそうか!
[ケタケタと笑って、蹴りと飛んだだろう砂を半歩退いてかわす。]
あぁ、そうするか。
おら、さっさと済ませっぞ。
[自分が先導するかのように言うけれど、もちろん先を歩くのは貴方である。]
>>776 糸
忘れてた〜とか言えばいいって。…なんか悪ぃ。
[リネアにも、アンにも、ヘールにも。嘘をついている感じがして。]
俺のことなんかいいから、自分のこと気にしろよ?
[応援するねなんて言葉に、すっかり困り顔で。
雑貨屋に向かう背中を見送る。]
>>776 >>778 糸・鳥
[アップルパイ期待しててねーと声を掛けながら、リネアを見送った。そして、兄に首を傾げながら。]
リネアになんて?[と、興味ありげな笑みで。]
責任感じてるなら、責任とろうよー?
いい加減に、俺も独立考えてもいいかなって思ってるんだよ? ――兄さんが嫁もらったら。
[生真面目なアンが聞けば、呆れられるだろう。結局、兄弟揃って似た様な言い訳をして、兄弟離れができないのだから。]
兄さんならその大きさでも、ど迫力の鷲が書けるよ。うん。
[なんとも投げっぱなしである。]
だから!そんなんじゃないって!!
ほらっ、行こう。店が閉まっちゃったら、唐揚げはなしだからね。
[照れ隠しのように、眉を吊り上げて。あなたを追い越してずんずんと夕暮れの町を歩き出した。**]
>>771光
へえ〜っ構成も…て、詳しい事はわからなくて申し訳ないんだけど…とにかく綺麗でいいなあって思います!
森には10年前くらいから住んでるんです。木々や動物に囲まれて過ごすのも楽しいもんですよ。
[もし機会があったら案内しますね、なんて付け加えて]
魔法ってああいう事も出来るんですねえ、立派だなあ…って、なんであんな変な光り方してたんでしょうね?
最近どこかしこもちょっとおかしいような…気のせいだといいんですけど…。
[灯台を見上げながら、何も起きなければいいんだけどなあと誰に言うでもなく呟いて。それからしばらくそのまま光を眺めていたのだが、少し冷たい潮風が青年の前髪を揺らした途端にあっと声を上げた。]
…いけない、そろそろ帰らないとトレーニングの時間が…!
お仕事終わり引き止めちゃってすいません、僕そろそろおいとましますね。
貴重なお話ありがとうございましたあー!
[早々に、そしてやや押し付け気味に挨拶を済ませると、青年は森の方に向かって駆け出して行った。また魔法陣見せてくださいねえー!なんて手を振る背中には、海鳥の羽が点々とくっついているのだった。**]
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