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[がばっ!と突然跳び起きました。
怯えてシーツを引っ張ってぐるぐるくるまってベッドの裏に隠れます。
しばらくして、何事もなかったので、ホッとして隙間から這い出しました。
それでも、きょろきょろ物珍しそうにあたりを見回します。
まだちょっと寝ぼけているみたいでした。
くしくしと顔をこすると、大きなリュックはおいて、ママの編んでくれたレースのポシェットを下げて、ドキドキわくわく部屋の外へスニーキングです。]
[デッキに上ると軽く息を切らせ、せかせかと神経質に三脚を畳むと、器用にトランクのストラップで固定した。
そしてこれでよしとばかりに、にたりと一つ満足げな笑みを浮かべると、そのままうきうきとコンパートメントエリアを闊歩してゆく。]
『××線、V湖方面はかつては有数の避暑地に数えられ、某国皇太子の新婚旅行の際に使用される事となった。
特等車―つまりはこのコンパートメントが、別名ハネムーン・スイートと呼ばれる客室なのである。』
―古き良き時代の話ですねぇ。
[まるでガイドブックを読み上げるかのように、何事か諳んじ、勝手知ったる我が家とばかりに、コンパートメントの一つを勢い良く開いた。]
おや。
[さすがに一つ目をぱちくりとする。]
先客が居ましたか。
[どうした物かと>>157カチューシャに一つ首を傾げる。]
む?
[ふうむ、とさすがに自分の発言の意味に首を捻る。]
僕はそれで構わなくとも、世間が赦しそうにありません…。
[残念そうにふかぶかと溜息をつくと、右手を差し出した。]
僕はシュテファン、写眞屋をやっています。
お近づきの印に、写眞を一枚いかがですか、ちいさなレディ。
[と、気障にふかぶかと膝を折った。]
14人目、陽気な女将 サンドラ がやってきました。
席ならいくらでも。
…案内の人に話はきいてませんか?
[そう小首を傾げながら、車両へと乗り込んできた年配の女性に声をかけた。]
個室も好きに使っていいようですよ。
[なじめない。日常に戻れなくて、目をつぶる。
ここには青年を虐める人は居ない。仕えるべき狼も居ない。人々は疑心暗鬼に陥っている訳ではなく、血の臭いですら身近なものでなく。]
……北に行って。それから。
[どうすればいいんだろう。後半は口の中ですら言葉にならない。]
……なんで、俺を食べてくれなかったのかな。
[何百回目かになる言葉を繰り返す。]
[しばらくじーっと様子を伺って、手を差し出されたのでおずおずとベッドの裏から出てきました。
カメラ屋さんのカメラに興味津々の視線を向けています。]
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