情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
そう、私もこの村は嫌いじゃないです。
だけど、出て行きたくもありました。
[そう語る眼差しは、未来には向けられず――さりとて未来を拒むでなく]
ああ、やっぱり寒いですね。
[その当たり前の事がうれしく感じて笑みがこぼれる―いつもと違う場所にいることをかみしめるように]
ふふ、変な兄様。
[ぼーっとしていた様子の彼に小首を傾げると、しばしば散策を*楽しむ*]
[からからと、車の回る音がする。
凍った世界に、音が刻まれる。世界が動く。
顔を上げて、振り返った]
――……イヴァン?
どうしたの?
[肩の上を髪が滑る。
首を傾げ、ちいさく微笑んだ]
あぁ、いや。
[相手が振り返ったことで我に返ると、冗談めかした笑顔を浮かべた]
綺麗だなって。見惚れてた。……後ろ向いてたからかな。
[照れ隠しの軽口を挟み、台車の取っ手を軽く持ち上げて見せる]
薪を届けに来たんだよ。
人が集まる予定なんだろう?
[それから、彼女が先ほど見つめていた景色を視界に収めるように顔を上げた]
オリガは此処で、何か考え事でもしてたのかい。
お世辞言っても、何も出ないわよ。
でも、ありがと。……綺麗って言われて、悪い気なんてしないわ。
[軽口に軽口を返す。
だが、先程よりも微笑みは大きなものになっただろう]
そうみたい。
たくさんお客様が集められてて……わざわざもってきてくれたの?ありがとう。
[台車を見やりながら。
考え事をしていたのか、と問われれば、少し目を伏せた]
少し、休憩していただけ。
考え事をする……というより、落ち着きに来たのかな。そんな感じ。
そりゃ良かった。
なら、今度は注文の時に綺麗だって言ってみよう。
[何処まで本気で言っているのか。
ただ、深くなった彼女の笑みを見て、嬉しそうに肩を揺らした]
……どういたしまして。薪を届けるのが、僕の役目だしね。
僕も呼ばれてるんだけど、何の要件なのか良く分からないんだ。
[何か知っているかい、と続けながら首を傾げた]
休憩?
[目を伏せるオリガは、何処か元気が無いようにも感じられて]
あ、そうだ。良い気分転換なら、今、一つ思いついた。
[悪戯好きの子供のような表情を浮かべながら、台車を目で示す]
うしろ、乗ってみない?
子供の頃は君を乗せて走ろうとして、転んじゃったけど。
今なら大丈夫な気がする。
[視線は自然と、冷たい風の流れる先、髪を靡かせる少女へと移される**]
―村はずれへ―
[あちらとこちらは、風が違う。]
[村の外れ。特に湖のまわりは。]
[動かぬ湖面が視界に入る。]
[そこに人影はあっただろうか。]
[あったとしても。こちらから気づくことはないだろう。]
(――確かに、この宿には あれ がある。
……だけど……)
[噂と事実と、そしてロランの言葉が頭を過ぎる。
――やがて女は、何かを振り払うかの様に頭を振り。]
……夕食の準備、しなくちゃ。
[厨房に用意された食材は、牛肉と玉葱、そしてサワークリーム。
もしもオリガが手伝いを申し出てきたなら、「大丈夫よ」と返すだろう。]
村の設定が変更されました。
ウートラ が参加しました。
― 湖→宿 ―
[からりからりと音がする]
?
[少しづつ近づいて、そして止まった音。
思わずそちらの方を見やれば]
あら、あれは
イヴァンと…オリガかしら。
[彼の近くにある台車。
音の正体はそれと知り、なるほどとばかりに頷く]
[薪を買う時などにはイヴァンと。
休憩時間に宿に来た時などにはオリガと。
すごく頻繁に、では無いけれども、話した事がある。
どちらからだったろうか。
それともイヴァンとオリガが一緒にいた時だろうか。
二人は幼馴染だと、そう教えてもらった為に、二人の組み合わせには特に疑問を感じる事も無く]
[水車小屋の近くで柔らかい表情で話す二人の様子を、少し離れた場所から目にして]
ふふ
邪魔をするのは無粋ってモノかしら。
[くすりと微笑みながら、宿に向かって歩く。
玄関前ポーチで、雪と一緒にコートについた寒さを払うように、ぱたぱたとしてから。
綺麗な細工がなされた扉を、静かに開いた**]
[父と母はどこにいるのかと、尋ねたことがあった。]
[好きな花だったのかどうかは、知らない。]
[それでも、祖父がいつも置いていたから。]
[灰が落ちた。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新