人狼物語(瓜科国)


524  凍れる水車


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サーシャ

そう、私もこの村は嫌いじゃないです。
だけど、出て行きたくもありました。

[そう語る眼差しは、未来には向けられず――さりとて未来を拒むでなく]

ああ、やっぱり寒いですね。

[その当たり前の事がうれしく感じて笑みがこぼれる―いつもと違う場所にいることをかみしめるように]

ふふ、変な兄様。

[ぼーっとしていた様子の彼に小首を傾げると、しばしば散策を*楽しむ*]

( 112 ) 2010/08/16(月) 23:25:03

オリガ

[からからと、車の回る音がする。
凍った世界に、音が刻まれる。世界が動く。

顔を上げて、振り返った]

――……イヴァン?
どうしたの?

[肩の上を髪が滑る。
首を傾げ、ちいさく微笑んだ]

( 113 ) 2010/08/16(月) 23:27:19

イヴァン

あぁ、いや。

[相手が振り返ったことで我に返ると、冗談めかした笑顔を浮かべた]

綺麗だなって。見惚れてた。……後ろ向いてたからかな。

[照れ隠しの軽口を挟み、台車の取っ手を軽く持ち上げて見せる]

薪を届けに来たんだよ。
人が集まる予定なんだろう?

[それから、彼女が先ほど見つめていた景色を視界に収めるように顔を上げた]

オリガは此処で、何か考え事でもしてたのかい。

( 114 ) 2010/08/16(月) 23:44:48

オリガ

お世辞言っても、何も出ないわよ。
でも、ありがと。……綺麗って言われて、悪い気なんてしないわ。

[軽口に軽口を返す。
だが、先程よりも微笑みは大きなものになっただろう]

そうみたい。
たくさんお客様が集められてて……わざわざもってきてくれたの?ありがとう。

[台車を見やりながら。
考え事をしていたのか、と問われれば、少し目を伏せた]

少し、休憩していただけ。
考え事をする……というより、落ち着きに来たのかな。そんな感じ。

( 115 ) 2010/08/16(月) 23:50:26

オリガ、静かに、風の流れるままに身を任せている。**

( A12 ) 2010/08/17(火) 00:01:23

イヴァン

そりゃ良かった。
なら、今度は注文の時に綺麗だって言ってみよう。

[何処まで本気で言っているのか。
ただ、深くなった彼女の笑みを見て、嬉しそうに肩を揺らした]

……どういたしまして。薪を届けるのが、僕の役目だしね。
僕も呼ばれてるんだけど、何の要件なのか良く分からないんだ。

[何か知っているかい、と続けながら首を傾げた]

休憩?

[目を伏せるオリガは、何処か元気が無いようにも感じられて]

あ、そうだ。良い気分転換なら、今、一つ思いついた。

( 116 ) 2010/08/17(火) 00:12:04

イヴァン

[悪戯好きの子供のような表情を浮かべながら、台車を目で示す]

うしろ、乗ってみない?
子供の頃は君を乗せて走ろうとして、転んじゃったけど。

今なら大丈夫な気がする。

[視線は自然と、冷たい風の流れる先、髪を靡かせる少女へと移される**]

( 117 ) 2010/08/17(火) 00:12:31

ミハイル

―村はずれへ―
 
[あちらとこちらは、風が違う。]
[村の外れ。特に湖のまわりは。]
 
[動かぬ湖面が視界に入る。]
 
[そこに人影はあっただろうか。]
 
[あったとしても。こちらから気づくことはないだろう。]

( 118 ) 2010/08/17(火) 00:46:01

ミハイル

[中心より、443メートル北西。]
 
[目印は、ない。]
[自分でやったのだから、覚えている。]
 
 
[色の無い氷の上に、紅い花を。]
 

( 119 ) 2010/08/17(火) 00:46:24

ロラン

そうか、それは気づかなかった。

[サーシャが「出て行きたがった」こと(>>112)に対してそう呟く。それが過去形であることも含めて]

(姉さんがあの男と駆け落ちして以来、身一つで飛び出ていく者も増えてはいたが――)

はしゃぐのもいいが、あまり無理はするな。

[今は元気そうだが、様子を見に何度か彼女の家に寄っていたからこそ、元気が永い間続かないことも知っていた]

身体も冷えた頃だろ。一度戻ろう。

[湖の側で人影を見つけた気がしたが、特に気を留めることもなく]

( 120 ) 2010/08/17(火) 00:56:33

ロラン、サーシャに「ああ、確かに寒い…」と呟いた。**

( A13 ) 2010/08/17(火) 01:13:55

アナスタシア

 (――確かに、この宿には あれ がある。
 
  ……だけど……)
 
 
[噂と事実と、そしてロランの言葉が頭を過ぎる。
――やがて女は、何かを振り払うかの様に頭を振り。]
 
 ……夕食の準備、しなくちゃ。
 
[厨房に用意された食材は、牛肉と玉葱、そしてサワークリーム。
もしもオリガが手伝いを申し出てきたなら、「大丈夫よ」と返すだろう。]

( 121 ) 2010/08/17(火) 07:55:08

妖精の呻き(村建て人)

 
 陽は傾きはじめた。
 
 やがて黄昏が村を包み
 
 夜の帳が訪れるだろう――……
 

( #1 ) 2010/08/17(火) 07:56:18

村の設定が変更されました。


ウートラ が参加しました。


ウートラ

はじめまして

( 122 ) 2010/08/17(火) 09:24:08

イライダ

― 湖→宿 ―

[からりからりと音がする]

 ?

[少しづつ近づいて、そして止まった音。
思わずそちらの方を見やれば]

 あら、あれは
 イヴァンと…オリガかしら。

[彼の近くにある台車。
音の正体はそれと知り、なるほどとばかりに頷く]

( 123 ) 2010/08/17(火) 14:28:16

イライダ

[薪を買う時などにはイヴァンと。
休憩時間に宿に来た時などにはオリガと。
すごく頻繁に、では無いけれども、話した事がある。

どちらからだったろうか。
それともイヴァンとオリガが一緒にいた時だろうか。
二人は幼馴染だと、そう教えてもらった為に、二人の組み合わせには特に疑問を感じる事も無く]

( 124 ) 2010/08/17(火) 14:33:03

イライダ

[水車小屋の近くで柔らかい表情で話す二人の様子を、少し離れた場所から目にして]

 ふふ
 邪魔をするのは無粋ってモノかしら。

[くすりと微笑みながら、宿に向かって歩く。

玄関前ポーチで、雪と一緒にコートについた寒さを払うように、ぱたぱたとしてから。
綺麗な細工がなされた扉を、静かに開いた**]

( 125 ) 2010/08/17(火) 14:34:38

ミハイル

[父と母はどこにいるのかと、尋ねたことがあった。]
 
[好きな花だったのかどうかは、知らない。]
[それでも、祖父がいつも置いていたから。]
 
 
[灰が落ちた。]

( 126 ) 2010/08/17(火) 16:27:51


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